京都の新しいパワースポット 磁石が吸い付く平野神社の「すえひろがね・餅鉄」を訪ねる
.東北と関係深い清水寺にも久しぶりにゆきました
2011.5.22
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1. 京都の新しいパワースポット
磁石が吸い付く平野神社の「すえひろがね・餅鉄」
を訪ねる
5月22日午後 北野天満宮を抜けて北門から西へ数分。
御土居に沿う天神川を渡るとすぐ、平野神社の赤い鳥居。
この鳥居から石畳の参道が中門を潜り抜け、境内に入る。
かつて境内地は1.5km四方と広大で、ほぼ京都御苑と同じ広さであったというが、現在は200m弱四方である。
そこに、染井吉野や枝垂桜をはじめ珍種を含め約50種・約500本が植栽されている。
花見の頃は 鳥居をくぐると一面ピンクなのですが、今は緑に包まれている。 平野神社の神紋も桜である。
最近はどうなのかよく知りませんが、かつては数多くの屋台が立ち並び、桜の下でぎっしり宴が繰り広げられる京都一の夜桜見物の名所だった。境内に入ると広い境内の正面に舞殿が見え、その奥に社殿は春日造りを二殿連結した「平野造」(比翼春日造)とよばれる国の重要文化財の社殿がある。
その舞殿の南側手前の参道横にしめ縄が張られた御神木樹齢約400年楠の古木が青々と葉を茂らせ立っているのが見え、その前にもしめ縄を張った自然石が祀られている。そこに数人 人が見える。楠に手を置きながらじっと黙想している人も見える。
ここが最近若い人が数多く訪れる平野神社のパワースポットと直ぐ判った。
舞殿の手前横の参道脇に霊石「すえひろがね」 奥に社殿が見える 2011.5.22.
平野神社の新しいパワースポット
大楠や舞殿があったのは覚えていますが、こんな風になっているのは全く知らず。
しめ縄が張られ、数個磁石が吸い付けられている霊石の前にこの霊石の由来が書いてあり、名前が「すえひろがね」・「餅鉄」と知れる。
また、社務所で教えてもらったのですが、数年前に東北から奉納されたものを祀ったものと知れる。
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かつて たたら製鉄原料としての「餅鉄」を探しに東北・釜石へ出かけ、もらって帰ったことがある。
「餅鉄」は川に落ちた磁鉄鉱石が流れの中で 丸く削られ、きめの細かいつるつるの肌をしていると思っていましたが、
こんな大きな自然石に近いものもあるのだと知りました。
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和鉄の道 田舎なれども南部の国は
西も東も金の山
3. 釜石
鉄の歴史館に「餅鐵」を訪ねて 岩手県・南部 蝦夷の鉄 北上山系
大槌・釜石
http://www.infokkkna.com/dock/iron/kmaisi.pdf
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また、私の好きな東北と京都の清水寺が関係深いと思ってきましたが、平野神社にも東北と関係深い「餅鉄」が祀られている。
東日本大地震の東北をぼんやりと平野神社のパワースポットと重ねて 出かけてきましたが、その結びつきにもビックリ。
霊石に吸いつけられていた磁石をつかんで離れさそうと引くのですが、本当に強く吸い付いていて、磁石石の自然石よりこの霊石の鉄分が多いことがわかる。
東北の復興を願って 私の持っている磁石をこの霊石に引っ付けてきました。近づけるとピッタシと吸いつけられました。
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1. 「餅鉄・清水寺・東北蝦夷の族長「アテルイ」」 和鉄の道より
2. 清水寺と古代東北とのつながりと蝦夷の族長「アテルイ」の顕彰碑 和鉄の道より
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