2月に阿波徳島の古代を見に行って 阿波特産の青石の積み石塚の古墳そして古代の鍛冶工房の痕跡を見てきたこともあり、
同じ形式の古墳である綾部山39号墳の存在が気になっていました。
そんな折に 正確ではありませんが、
「赤穂市坂越が物づくりの渡来豪族 秦氏の播磨の根拠地でその背後にある山々の鉱物資源「金」が進出のねらいでないか・・・
秦氏の進出地 赤穂市坂越の周辺からも「金」が出土する・・・・・・」と書かれた本に出会いました。(水谷千秋著「謎の渡来人 秦氏」)
秦氏が引き連れて渡来した工人には 大和葛城 葛城氏の鍛冶工房の中心となった韓鍛冶が数多く含まれている。
この系譜が秦氏西播磨進出と結びついているのではないか・・・・・。
初期大和王権成立に活躍した播磨の力の源泉にやっぱり鍛冶技術があったのではないか・・・・と。
古代播磨の鉄というと奥播磨千種・宍粟の鉄を頭に浮かべますが、西播磨にも鉱物しげんがあったのでは・・・・と。
そんな眼で地図を調べると古墳群がある綾部山の直ぐ北の山にも金剛山の名前がある。