7. 東近江 永源寺相谷熊原縄文遺跡 Walk
縄文のビーナス誕生を思わせる日本最古級の美しい土偶が出土
4.草創期の竪穴住居跡群から出土した遺物 見学 1007aidani04.htm
相谷熊原遺跡 発掘現場事務所 展示会場で
相谷熊原遺跡 発掘現場事務所 出土品展示会場 周辺 2010.6.5.
【
相谷熊原遺跡 縄文草創期 竪穴式住居跡群から出土した遺物 】
縄文草創期 竪穴式住居 想像復元図
草創期の竪穴住居跡群から出土した遺物
相谷熊原遺跡 発掘現場事務所 展示会場で
【1】竪穴建物1&2からの出土品
竪穴住居1は土偶が出土した竪穴住居
【2】竪穴建物3&4からの出土品
【3】竪穴建物5からの出土品
【4】竪穴建物群の年代測定を行った土器片
土器は爪形文土器と無紋土器 縄文早期始まりの指標とされる押型文土器がまじっていないとの特徴を有している。
このため、土器からの年代比定が困難だったが、竪穴住居1・4・5から出土した土器片に付着した炭化物の放射線年代測定
(加速器質量分析法 AMS法)ですべての土器検体について約13000年との数値が出て、
縄文草創期の住居跡と判断していると言う。
縄文早期といえば、狩猟採取の移動生活が主 でもこの相谷熊原遺跡では
定住を思わせるしっかりした大型住居群
石の工具・丁寧に加工された石鏃も多数出土し、土偶も出土
狩猟採取の移動生活から定住への移行が始まっていたのかもしれぬ
そんな中で 貴重で重要な遺跡が関西で出土した!!
この河岸段丘の南西端のところから出土した30基の縄文晩期の土器棺墓
鈴鹿の山並を背に愛知川が流れ下る河岸段丘の自然の緑一杯の美しい永源寺の地
この地が縄文早期から晩期までずと住み続けられた豊かな地であることを示しているのか?
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