東寺 ・ 知恩院 ・ 建仁寺 ・ 清水寺 の アウトライン
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 ◎ 東寺と弘法市 
東寺前
弘法市の賑わい
東寺食堂
東寺(教王護国寺が正式名称)は平安京遷都(延暦13年・794年)の際に正面入り口の羅生門を挟んで延暦15年(796年)に
東西に建立された寺院の一つで 、現在は東寺しか現存していない。 
寺が本格的に活動を始めたのは、空海が唐より帰朝後、東寺を真言宗の根本道場としてから。
弘法信仰が広まると共に隆盛したといわれ、弘法大師信仰の強いお寺である。
◆ 南大門から一直線に並ぶ伽藍は荘厳で、特に京都駅近くに遠望される五重塔は京都のイメージシンボルになっている。
      兵火等で創建時の建物は失われたが、現在の伽藍は奈良時代の伝統的な伽藍配置をふまえて、秀頼/家光時代に再建されたもの。
      多数の国宝、重文を有することで知られており、ことに密教美術の宝庫として有名である。
◆ 弘法大師の命日である3月21日に、東寺の御影堂で行われる御影供の参拝者を目当てに露店が出るようになったのが、
     「弘法市」の始まり。
  1200〜1300を越える露天が境内にぎっしり立ち並び、新旧いろいろな食べ物の店を始め、古道具、古美術、骨董、
      古着、着物や帯、小物をはじめ、カレンダーや文具アクセサリーなど何でも売られていて、
  数多くの人でにぎわう。京都の人 誰もが知る一番馴染みの深い縁日である。

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2012tera01a.htm   2012.3.5.  by Mutsu Nakanishi