かつて 仕事をしている時にはよく通った界隈ですが、最近は歩いたことがない地域で「造船業界再編の波を潜り抜けて、まだ 元気に浮きドックが浮かんでいる」とちょっと感激。
「カンカンの音・クレーンの走行音・溶接の火花が飛び散る造船所の現場。久しぶりに造船所現場の活気を眺めたいし、
また新しくなった中央市場も行ってみたい」と9月15日 晴天の空と風にひきつけられて「兵庫港・中央卸売市場界隈Walk」に出かけました。
兵庫港はかつて大輪田の津・兵庫の津と呼ばれた神戸港発祥の地 歴史的な地域で JR神戸駅の南のウォーターフロント観光地 ハーバーランド・モザイクの南隣 港に面して造船所などの工場が広がり、地帯工業川重神戸造船所の1ブロックを挟んで南側地下鉄海岸線中央市場前で降りればすぐ直ぐ目の前が中央市場。
また、JR 兵庫駅から海岸側東へ街中を1キョロキョロしながら15分ほども歩けば、中央市場である。
JR神戸駅から海岸側 ハーバーランドの中を抜けて、海岸沿いの広い通りを川重の塀沿いを南に新しいビル群とちょっとレトロになった港町の街並を眺めながら散歩すれば 30分ほどで兵庫港・中央市場の前に出る。
この界隈は神戸港発祥の地 大輪田の泊・兵庫の津で、幕末近代的な港を歩み始めた神戸港の前身「兵庫港」また、高度成長期には この港を取り囲んで 北に川崎造船(川重神戸)西に三菱神戸造船の大造船所を中心に関連工場・中小造船所が立ち並ぶ神戸を代表する活気あふれる工業の街で、中央卸売市場もそんな神戸の港の中心に置かれた。兵庫の街歩きの案内標識が整備されているので、ぶらぶら歩いて 港町神戸の歴史に触れながら歩く街。観光客もおらず、造船不況と先端・合理化の波を乗り越えて、立ち並ぶ工場街。 生の神戸がみられる界隈でもある。