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賀茂川と高野川の合流点 出町橋を行く葵祭の行列 糺の森 緑の中をゆったりと進む斎王列 牛車 2010.5.15.
新緑の5月15日わが国の祭の中で最も優雅で古趣に富んだ祭として知られる京都「葵祭」を見物に出かけました。
葵祭は、6世紀に天皇が下鴨・上賀茂両神社に勅使を送って五穀豊穣を祈ったのが始まりとれ、約1400年の歴史がある。
古くは賀茂祭又は北の祭とも称されてきた下鴨神社と上賀茂神社の例祭。
平安遷都の後 山城国の守護神となり、両神社に嵯峨天皇の皇女 有智子(ウチコ)内親王が斎王として仕え、以来 斎王が詣でた葵祭は国を挙げての祭となった。
束帯姿の近衛使代(勅使代)や十二単の斎王代など王朝絵巻差ながらの葵祭の行列が,都大路を進む道中を路頭の儀といい、下鴨、上賀茂両神社で行われる社頭の儀を行うためのプロセスで源氏物語や枕草子にも登場する。
行列は近衛使代(勅使代)を中心とした本列(男列)と斎王代に従う斎王代列(女列)の総勢約500余名が華麗な装束で頭にフタバアオイを挿し、美しく飾られた車(牛車)、馬
そして斎王の乗る神輿などからなり、約1kmのパレードが京都御所を出発して、下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かう。
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