公民館前の位置は谷筋のど真ん中で、谷筋しかみえず、目標となるものがなく、周囲の位置関係がわからず、地図やインターネットで得た小茅野集落の概略図や遺跡地図を取り出して眺める。
小茅野集落へ延びる細い登り道は両側の尾根にはさまれ、奥の集落の様子が見えないが、この奥の稜線斜から山腹がなだらかなすり鉢状の小さなスロープになっていて、山体に取り囲まれた「底」の部分ガ集落。
この南からの一本道だけが集落への登り道である。
詳細はよくわからないが、道の南側の山の斜面に広がるところもそうですが、隠れ里というか 街道筋からはすっぽり隠れている。地形の状況からすると砂鉄採取の跡かもしれない。
県道520より見えた南側の集落 公民館のところから北へ入った小茅野の本集落(インターネットより)
インターネット・地図で見た小茅野集落の位置 どうも砂鉄採取跡のようにもおもうのですが・・
小茅野後山製鉄遺跡へはこの集落が隠れている小茅野の山に沿う谷川沿いをくるりと北側へ回りこんだところで、
地図では、集落からも点線の道が尾根越しにたたら跡の方へついているが、車ではどうも集落からは行けそうにないので、
後で集落の中へ行くことにして、そのまま県道を奥に進むことにする。
道は一層細く 車が一台とおれる程度になるがしっかりした道。
集落へ入る分岐のところに新しい「紅葉橋」の標識 そして 紅葉橋の少し上から右へ分水嶺を登って山崎アウトドアランドへの林道がつながっている。帰りを考えるとこの林道も確かめたい。狭い谷筋を川に沿って少し登ったところに谷川に滝があり、すぐうえに真っ赤な橋が架かっていて、紅葉橋と知れる。