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   見上げる餘部集落の空 高さ41mの橋脚が立ち並ぶ鉄橋を列車が山から山へ通過
5. 鉄のモニュメント 山陰線 但馬海岸「余部鉄橋」 兵庫県香美町餘部2009.3.25.
0905amarube00.htm   2009.5.5.      by Mutsu Nakanishi

隣で架け替え工事が始まった 完成より90年を超えた山陰線 但馬海岸 餘部集落の上を渡る「余部鉄 橋」
鉄のモニュメント   山陰線 但馬海岸「余部鉄橋」
1.
 第一回余部 鉄橋利活用検討委員会資料(2008.3..15.)
 などより整理 
2.
山陰線 余部鉄橋 Walk    2009.3.25.
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 1.餘部駅から 鉄 橋の下の集落へ
 2.餘部の集落から 鉄橋を見上げる〔1〕 鉄橋の北側 集落より
  3.餘部の集落から鉄橋を見上げる〔2〕 鉄橋の南側 海岸より
  4.餘部鉄橋を渡る列車を眺める餘部の集落
3.
まとめ 余部鉄橋を渡って 「消え行く鉄橋を惜しむ涙雨 」
 .   ■ 写真アルバム
      鉄のモニュメント 山陰線 但馬海岸「余部鉄橋」 
 【参考資料】


    インターネット検索より
   第一回余部鉄橋利活用検討委 員会資料 (2008.3.15.


餘部の集落の上を渡る山陰線余部鉄橋 
 2009.3.25.

 
兵庫県香住町(現・香美町)から兵庫県浜 坂町(現・新温泉町)付近の
日本海沿いは厳しい山岳地形を有するリアス式海岸が連なり、
この厳しい山岳地形の海岸部を東西に貫いて山陰線が走っている。
 
その中ほどに、三方を険しい山に囲まれ、
目の前に荒波の日本海の広がる狭い平地の香美町餘部地区があり、
鉄道は集落の上 見上げるはるか上方 山から山へ掛けられた 
高い鉄橋を渡ってゆく。
集落の見上げるはるか上方を
「いくつもの真っ赤な鉄骨櫓に支えられて
  山と山の間を渡る山陰線の鉄道橋」が余部鉄橋。 
.
京都から山陰地方をつなぐ大動脈山陰線 
建設の最も難工事のひとつであったという。
 
また、昭和61年12月 鉄橋を通過中の 列車が日本海からの突風にあおられて転落し、数多くの犠牲者を出した痛ましい列車転落事故の橋としても記憶されている。完成より90年を超えた現在でも、トレッ スル橋としては日本最大であり、初期の鉄道建築のひとつとして歴史的価値が高いが、その優美な姿がまもなく消えてしまう。
長年の風雪に堪え、老朽化したこ の鉄橋の架け替え工事が平成19年から始まり、平成22年にはコンクリート橋に生まれ変わる。
真っ赤な橋脚か立ち並ぶ優美な姿が見られるのももう少し。
既にこの余部鉄橋の 直ぐ脇にコンクリートの橋脚が姿を見せ始めている。何度か列車で通過したことはあるのですが、「集落から見上げて、鉄橋を渡る列車を眼にとどめたい。 ま た、鉄橋の構造も・・・」と青春キップを手に3月25日朝早くでかけました。 
神戸は晴天だったのに但馬に入ると曇り。城崎からはミゾレ混じりの雨。「春時 雨」というのだそうですが、「春時雨に煙る余部鉄橋」を観てきました。
また 雨の中 岡山からやってきたという人 京都からの人 雨の駅舎で鉄道の話を聞きながら、列車 の来るのを待つ。
誰言うとなしに「餘部鉄橋がなくなる涙雨」と。 
本当に冷たかったですが、うれしい余部鉄橋walkでした。
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