home page top 新着monthly page2020 和鉄の道2020 風来坊2020 四季折々・from Kobe 和鉄の道 file DOCK 全ファイル収蔵庫 top . Country Walk 巨大草食恐竜「丹波竜」を訪ねる 丹波市山南町上滝 2008.5.15. 氷上回廊の分水界のすぐ南 1億4000万年前の地層「篠山層」が河床に露出する篠山川 2008.6.5. tnba00.htm by Mutsu Nakanishi 3. 恐竜化石の発掘場所である篠山川 河床岩盤 丹波市山南町 下滝・上滝周辺 恐竜化石の発掘場所である丹波市山南町上滝の篠山川 周辺 2008.5.15. 下滝駅から1kmほど東に行くと、沢山ののぼり旗が道脇ではためいている枝道が篠山川に向かって伸びている。 これが、恐竜化石発見地点への入り口。この道から福知山線の踏切をこえて、篠山川縁の崖の上に出ると川沿いの道にロープが張られ、小さなプレハブの小屋が建ち、小さな駐車場が設けられている。 プレハブ小屋の前の道脇に恐竜化石発見の経緯や発掘の様子の写真などの案内板が立ち、すぐ傍 篠山川の崖の下の岩盤に古いレンガの建物が建ち、赤茶けた岩肌を見せる河床を勢いよく篠山川が流れ下っているのが見える。 このレンガの建物はもう使われず放置された古い発電所跡で、この階段を下りた建物の下の河床の岩盤が恐竜化石の発見された場所と知れる。 また、この場所だけに 絵を書いているグループや川を覗き込みながら崖に沿って歩いている人がいる。 ほとんど人に出会わなかった周辺ですが、ここには恐竜に惹かれた人たちがいる。この古いレンガの建物へ降りる階段にも多くの人が絵筆を走らせている。確かにすばらしい里山や渓谷の風景がかけるポイントである。 発電所の建物まで降りて金網の柵越しに河床を覗き込むことはできるが河床には降りられず、また、川に沿う崖の上の道にもずっとロープと柵が設けられ、河床には降りられないが、発電所跡の東側の崖の上に展望所が設けられていて、川の流れ全体と恐竜化石発見場所が見えるようになっていて、恐竜発見場所が完全に保護されている。 また、恐竜が発掘された大きな岩盤も1次・2次調査で切り取られた跡を白いコンクリートで完全密閉して、 すぐ傍の激流から保護されている。 傍を篠山川の激流が流れ落ちる丹波竜が発掘された篠山層が露出している岩盤 2008.5.15. 発掘で切り取られた部分がコンクリート処理され保護されている 階段を下りた発電所の入り口のところに化石発見の資料が置かれ、丹波市の監視員の人が常駐していて、 資料をもらい、河床を覗き込みながら、化石発見場所の説明をしてもらった。 金網柵から川を覗き込むと、幾層にも縞模様が見える岩盤の横で、水しぶきを上げて篠山川が流れ下る。 その岩盤のひとつに直線的に岩盤が切り取られ、白いコンクリートで塗り固め保護されているのが見える。 この岩盤が恐竜化石が見つかった岩盤で、2次にわたる発掘調査で切り取られた岩盤は今丹波竜化石工房に持ち込まれ、 調査が進められているという。. 詳細はわからないが、切り取られた岩盤の横の断面は幾重にも層状になっているのが見える。 「1億4000万年前の地層がこれか・・・・・」 年代はピンと来ないが、恐竜が本当に生きていた時代の岩盤が目の前にあることに ただただ 岩を眺める。自分の頭では想像もできない時代である。 恐竜化石 切出し岩盤 その1. 恐竜化石 切出し岩盤 その2. 恐竜化石 切出し岩盤の地層断面の拡大 . まだ 調査は始まったばかりであるが、恐竜1頭の位置関係がわかる状態で次々と化石が発掘されており、あと足と首の部分が見つかれば 全体骨格がそろうという。 この岩盤の中 どこかにそんな化石が埋まっている。 いずれ ベールを脱ぐ時がくるでしょうが、外国の恐竜骨格でなく、日本の地にいた恐竜の全体骨格が早くみたいものである。 この層状の断面のどの部分が泥岩層なのか良くわからないが、この切取り岩盤を含め、周囲の岩盤も斜めに地中の中に入っている。過去の地殻変動の記憶であり、1億4000万年前の地層が地表に現れてきた原因のひとつだろう。 崖から見る向かいの川岸に並ぶ層状岩盤の地層変化の様子でこの地の篠山層を含む地殻変動を解説した案内板が崖の展望所の横にありました。 地殻変動による層状岩盤の断層やマグマ貫入などの変化が見られる化石発見場所周辺の対岸の岩盤 2008.5.15. . 第1次発掘調査で発掘された尾椎部から肋骨にかけての化石群発掘写真と その切り出し岩盤の化石レプリカ 第1次発掘調査で発掘された恐竜化石の含まれた尾椎部から肋骨にかけての化石切取り岩盤の写真が現場の発電所の壁に貼られていたが、その岩盤をきれいにクリーニングして詳細な化石調査がなされた後のレプリカが後で訪れた丹波竜化石工房に展示されていました。 実際の恐竜化石発掘場所をじっくり見るのは今回が初めて。 1億4000年前の地層岩盤に興味津々でしたが、見た目にはどこでもある砂岩のようですが、篠山層の岩盤の断面はきれいなピンク色の縞模様。きれいな層状断面にびっくりでした。 . また、 発掘現場の景色にもびっくり。 すばらしい自然の景色が残る場所から姿を現したものだ。 恐竜化石と一緒にこの環境もしっかり残してほしいものです。 まだ 調査は始まったばかりのようですが、 恐竜1頭の位置関係がわかる状態で次々と化石が発掘されて おり、あと足と首の部分が見つかれば 全体骨格がそろうという。 この岩盤の中 どこかにそんな化石が埋まっている。 また、この発掘場所の上流側 下流側の両側にも篠山層の岩盤 が続いており、続々と恐竜化石が見つかるかもしれない。 崖の上に戻って、崖の上から 化石発見場所の全体像を見る。 1億4000年前の地層 篠山層が河床となって露出し、 水しぶきを上げて川が流れ下る。新緑のすばらしい景色である。 先頭に戻る |< 最初頁 << 前 頁 < > 次 頁 >> 最後頁>| . home page top 新着monthly page2020 和鉄の道2020 風来坊2020 四季折々・from Kobe 和鉄の道 file DOCK 全ファイル収蔵庫 top
Country Walk 巨大草食恐竜「丹波竜」を訪ねる 丹波市山南町上滝 2008.5.15.
氷上回廊の分水界のすぐ南 1億4000万年前の地層「篠山層」が河床に露出する篠山川 2008.6.5. tnba00.htm by Mutsu Nakanishi 3. 恐竜化石の発掘場所である篠山川 河床岩盤 丹波市山南町 下滝・上滝周辺 恐竜化石の発掘場所である丹波市山南町上滝の篠山川 周辺 2008.5.15. 下滝駅から1kmほど東に行くと、沢山ののぼり旗が道脇ではためいている枝道が篠山川に向かって伸びている。 これが、恐竜化石発見地点への入り口。この道から福知山線の踏切をこえて、篠山川縁の崖の上に出ると川沿いの道にロープが張られ、小さなプレハブの小屋が建ち、小さな駐車場が設けられている。 プレハブ小屋の前の道脇に恐竜化石発見の経緯や発掘の様子の写真などの案内板が立ち、すぐ傍 篠山川の崖の下の岩盤に古いレンガの建物が建ち、赤茶けた岩肌を見せる河床を勢いよく篠山川が流れ下っているのが見える。 このレンガの建物はもう使われず放置された古い発電所跡で、この階段を下りた建物の下の河床の岩盤が恐竜化石の発見された場所と知れる。 また、この場所だけに 絵を書いているグループや川を覗き込みながら崖に沿って歩いている人がいる。 ほとんど人に出会わなかった周辺ですが、ここには恐竜に惹かれた人たちがいる。この古いレンガの建物へ降りる階段にも多くの人が絵筆を走らせている。確かにすばらしい里山や渓谷の風景がかけるポイントである。 発電所の建物まで降りて金網の柵越しに河床を覗き込むことはできるが河床には降りられず、また、川に沿う崖の上の道にもずっとロープと柵が設けられ、河床には降りられないが、発電所跡の東側の崖の上に展望所が設けられていて、川の流れ全体と恐竜化石発見場所が見えるようになっていて、恐竜発見場所が完全に保護されている。 また、恐竜が発掘された大きな岩盤も1次・2次調査で切り取られた跡を白いコンクリートで完全密閉して、 すぐ傍の激流から保護されている。 傍を篠山川の激流が流れ落ちる丹波竜が発掘された篠山層が露出している岩盤 2008.5.15. 発掘で切り取られた部分がコンクリート処理され保護されている 階段を下りた発電所の入り口のところに化石発見の資料が置かれ、丹波市の監視員の人が常駐していて、 資料をもらい、河床を覗き込みながら、化石発見場所の説明をしてもらった。 金網柵から川を覗き込むと、幾層にも縞模様が見える岩盤の横で、水しぶきを上げて篠山川が流れ下る。 その岩盤のひとつに直線的に岩盤が切り取られ、白いコンクリートで塗り固め保護されているのが見える。 この岩盤が恐竜化石が見つかった岩盤で、2次にわたる発掘調査で切り取られた岩盤は今丹波竜化石工房に持ち込まれ、 調査が進められているという。. 詳細はわからないが、切り取られた岩盤の横の断面は幾重にも層状になっているのが見える。 「1億4000万年前の地層がこれか・・・・・」 年代はピンと来ないが、恐竜が本当に生きていた時代の岩盤が目の前にあることに ただただ 岩を眺める。自分の頭では想像もできない時代である。 恐竜化石 切出し岩盤 その1. 恐竜化石 切出し岩盤 その2. 恐竜化石 切出し岩盤の地層断面の拡大 . まだ 調査は始まったばかりであるが、恐竜1頭の位置関係がわかる状態で次々と化石が発掘されており、あと足と首の部分が見つかれば 全体骨格がそろうという。 この岩盤の中 どこかにそんな化石が埋まっている。 いずれ ベールを脱ぐ時がくるでしょうが、外国の恐竜骨格でなく、日本の地にいた恐竜の全体骨格が早くみたいものである。 この層状の断面のどの部分が泥岩層なのか良くわからないが、この切取り岩盤を含め、周囲の岩盤も斜めに地中の中に入っている。過去の地殻変動の記憶であり、1億4000万年前の地層が地表に現れてきた原因のひとつだろう。 崖から見る向かいの川岸に並ぶ層状岩盤の地層変化の様子でこの地の篠山層を含む地殻変動を解説した案内板が崖の展望所の横にありました。 地殻変動による層状岩盤の断層やマグマ貫入などの変化が見られる化石発見場所周辺の対岸の岩盤 2008.5.15. . 第1次発掘調査で発掘された尾椎部から肋骨にかけての化石群発掘写真と その切り出し岩盤の化石レプリカ 第1次発掘調査で発掘された恐竜化石の含まれた尾椎部から肋骨にかけての化石切取り岩盤の写真が現場の発電所の壁に貼られていたが、その岩盤をきれいにクリーニングして詳細な化石調査がなされた後のレプリカが後で訪れた丹波竜化石工房に展示されていました。 実際の恐竜化石発掘場所をじっくり見るのは今回が初めて。 1億4000年前の地層岩盤に興味津々でしたが、見た目にはどこでもある砂岩のようですが、篠山層の岩盤の断面はきれいなピンク色の縞模様。きれいな層状断面にびっくりでした。 . また、 発掘現場の景色にもびっくり。 すばらしい自然の景色が残る場所から姿を現したものだ。 恐竜化石と一緒にこの環境もしっかり残してほしいものです。 まだ 調査は始まったばかりのようですが、 恐竜1頭の位置関係がわかる状態で次々と化石が発掘されて おり、あと足と首の部分が見つかれば 全体骨格がそろうという。 この岩盤の中 どこかにそんな化石が埋まっている。 また、この発掘場所の上流側 下流側の両側にも篠山層の岩盤 が続いており、続々と恐竜化石が見つかるかもしれない。 崖の上に戻って、崖の上から 化石発見場所の全体像を見る。 1億4000年前の地層 篠山層が河床となって露出し、 水しぶきを上げて川が流れ下る。新緑のすばらしい景色である。 先頭に戻る |< 最初頁 << 前 頁 < > 次 頁 >> 最後頁>|
2008.6.5. tnba00.htm by Mutsu Nakanishi
3. 恐竜化石の発掘場所である篠山川 河床岩盤 丹波市山南町 下滝・上滝周辺 恐竜化石の発掘場所である丹波市山南町上滝の篠山川 周辺 2008.5.15.
下滝駅から1kmほど東に行くと、沢山ののぼり旗が道脇ではためいている枝道が篠山川に向かって伸びている。 これが、恐竜化石発見地点への入り口。この道から福知山線の踏切をこえて、篠山川縁の崖の上に出ると川沿いの道にロープが張られ、小さなプレハブの小屋が建ち、小さな駐車場が設けられている。
プレハブ小屋の前の道脇に恐竜化石発見の経緯や発掘の様子の写真などの案内板が立ち、すぐ傍 篠山川の崖の下の岩盤に古いレンガの建物が建ち、赤茶けた岩肌を見せる河床を勢いよく篠山川が流れ下っているのが見える。 このレンガの建物はもう使われず放置された古い発電所跡で、この階段を下りた建物の下の河床の岩盤が恐竜化石の発見された場所と知れる。
また、この場所だけに 絵を書いているグループや川を覗き込みながら崖に沿って歩いている人がいる。 ほとんど人に出会わなかった周辺ですが、ここには恐竜に惹かれた人たちがいる。この古いレンガの建物へ降りる階段にも多くの人が絵筆を走らせている。確かにすばらしい里山や渓谷の風景がかけるポイントである。
発電所の建物まで降りて金網の柵越しに河床を覗き込むことはできるが河床には降りられず、また、川に沿う崖の上の道にもずっとロープと柵が設けられ、河床には降りられないが、発電所跡の東側の崖の上に展望所が設けられていて、川の流れ全体と恐竜化石発見場所が見えるようになっていて、恐竜発見場所が完全に保護されている。 また、恐竜が発掘された大きな岩盤も1次・2次調査で切り取られた跡を白いコンクリートで完全密閉して、 すぐ傍の激流から保護されている。
階段を下りた発電所の入り口のところに化石発見の資料が置かれ、丹波市の監視員の人が常駐していて、 資料をもらい、河床を覗き込みながら、化石発見場所の説明をしてもらった。
金網柵から川を覗き込むと、幾層にも縞模様が見える岩盤の横で、水しぶきを上げて篠山川が流れ下る。
その岩盤のひとつに直線的に岩盤が切り取られ、白いコンクリートで塗り固め保護されているのが見える。 この岩盤が恐竜化石が見つかった岩盤で、2次にわたる発掘調査で切り取られた岩盤は今丹波竜化石工房に持ち込まれ、 調査が進められているという。. 詳細はわからないが、切り取られた岩盤の横の断面は幾重にも層状になっているのが見える。 「1億4000万年前の地層がこれか・・・・・」 年代はピンと来ないが、恐竜が本当に生きていた時代の岩盤が目の前にあることに ただただ 岩を眺める。自分の頭では想像もできない時代である。
詳細はわからないが、切り取られた岩盤の横の断面は幾重にも層状になっているのが見える。 「1億4000万年前の地層がこれか・・・・・」 年代はピンと来ないが、恐竜が本当に生きていた時代の岩盤が目の前にあることに ただただ 岩を眺める。自分の頭では想像もできない時代である。
まだ 調査は始まったばかりであるが、恐竜1頭の位置関係がわかる状態で次々と化石が発掘されており、あと足と首の部分が見つかれば 全体骨格がそろうという。 この岩盤の中 どこかにそんな化石が埋まっている。
いずれ ベールを脱ぐ時がくるでしょうが、外国の恐竜骨格でなく、日本の地にいた恐竜の全体骨格が早くみたいものである。
この層状の断面のどの部分が泥岩層なのか良くわからないが、この切取り岩盤を含め、周囲の岩盤も斜めに地中の中に入っている。過去の地殻変動の記憶であり、1億4000万年前の地層が地表に現れてきた原因のひとつだろう。
崖から見る向かいの川岸に並ぶ層状岩盤の地層変化の様子でこの地の篠山層を含む地殻変動を解説した案内板が崖の展望所の横にありました。 地殻変動による層状岩盤の断層やマグマ貫入などの変化が見られる化石発見場所周辺の対岸の岩盤 2008.5.15.
第1次発掘調査で発掘された恐竜化石の含まれた尾椎部から肋骨にかけての化石切取り岩盤の写真が現場の発電所の壁に貼られていたが、その岩盤をきれいにクリーニングして詳細な化石調査がなされた後のレプリカが後で訪れた丹波竜化石工房に展示されていました。 実際の恐竜化石発掘場所をじっくり見るのは今回が初めて。 1億4000年前の地層岩盤に興味津々でしたが、見た目にはどこでもある砂岩のようですが、篠山層の岩盤の断面はきれいなピンク色の縞模様。きれいな層状断面にびっくりでした。
この岩盤の中 どこかにそんな化石が埋まっている。
崖の上に戻って、崖の上から 化石発見場所の全体像を見る。
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