【2013年冬
便り 2013.1.15.】
1.1月17日 阪神淡路大震災の記念日
2.NHKBSBSドラマ「アテルイ
3.2012年版「和鉄の道・Iron Road」
4.タブレット端末「Nexsus7」
5.身でスーダンの製鉄遺跡を調査する
若き考古学者 関広さん
6.山口萩焼の田中講平さんの
陶芸作品集のご紹介
7.節分が近づくこの時節
鬼が気になる「福は内 鬼も内」
8.今月のhome
page 更新記事 |
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. 1月17日 阪神淡路大震災の記念日
大震災・原発事故に被災され、
いまだに先の見えぬ生活を強いられている東北の人達に
ダブりながら震災の記憶がまざまざとよみがえってくる。
「 凍りつくような寒さの中
物音ひとつしない静まり返た真っ暗な夜が浮かんでくる。
二度と出会いたくない体験と共に、東北の人達を思いつつ
元気でいる自分たちのありがたを いまさらながら感謝 」
「忘れまい 忘れないで
暖かい希望の輪がつながっていることを
困難の中に居られる方々を 応援しよう!!」と
支え合う心と明日への希望を胸に 毎日を大切に
2013年1月 Kobeより
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2012年版「和鉄の道・Iron
Road」を一冊に
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「電子ブック PDF Year Book 2012「和鉄の道・Iron
Road」」
あっというまの一年。独りよがりの記事場仮でしたが、一年分をそれぞれ、
「和鉄の道2012」・「四季折々2012」・「風来坊2012」の3冊に整理しました。
◎「和鉄の道」11件
たたら製鉄遺跡を訪ねるというより、「鉄」をキーワードに、鉄の役割を
垣間見る記事がほとんど。 たたら製鉄の謎にはせまれなかったなぁと。
今 日本で産業の主役からの交代を余儀なくされていると見える鉄が
今後どんな新しい役割を生み出していくのか
そっちの方にも興味新進です。
現地に立って、鉄関連遺跡・遺産の今を記録しておけば、何かの役に立つ
と思ってきましたが、情報化社会の急速な進歩で その役割も変わってき
たと感じています。
自分の興味と楽しみが終わることはないのですが どうしようかと。
◎「風来坊」23件 From
Kobe 11件
だんだん行動半径が狭まって 同じ場所の掲載が多くなっていますが、
私のその年の季節季節の便り
ここ数年デジカメで精密画像を大量に記録したり、精密動画記録が出来る
ようになって、文章よりも映像記録の方が面白くなって、スライド動画で
の記録が多くなっていますが、PDFスライド アルバムに収めました。
◎ 四季折々2012」
なんとか ほぼ 毎月 ホームページを更新することができました。
その時節折々 四季折々の花・風景 そして 好奇心一杯でトライしたこと
や頭にあることなど2012年を綴った記憶メモが出来ました。
また、From Kobe には同じことを繰り返し書いていて 成長がないなぁ
とは自覚しているのですが、害がなければいいかと。 お許しください。
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タブレット端末「Nexsus7」を使い始めました
スマートフォン世代でない私には戸惑いも多いのですが、
慣れて使い出すと本当に便利です |
「画面を右から左へ「サッー」と指を滑らせたら画面が変わる」
「端末に話しかけたら検索・ナビ・英訳」メールもインターネットも自由自在」
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毎度TVのコマーシャル スマートフォンの
映像がなんとも うらやましく 時代の流れ
に取り残されまいと昨年暮れに
タブレット
端末「Nexsus7」を買いました。
使い方の説明書はないし、ソフトは入ってい
ないし、パソコン・携帯との通信もどないし
たらええのか?? |
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スマートフォン世代はみんな知っていることが、ちんぷんかんぷん
パソコンのgoogle検索に「Nexsus7の使い方」など色々入れて、通信やソフト
のインストール。やっとパソコンデータも使えるようになりました。
指を滑らすのも 話しかけると検索も地図もナビもインターネットも快調
私の「和鉄の道・iron road」もpdf電子ブックで持ち運べるように。
ほんの1ケ月前がうそのよう。
最近はメールのチェックもインターネット動画・スライド・音楽も寝転んで。
ラジオ深夜便にかわってYouTubeの落語配信を聞きながら眠る楽しみも。
難点はカメラがテレビ電話用に画面側についていて 写真が取りづらく、
文字が裏返しになること。
通信環境さえ整えば 端末本体だけ持ち運べば、いろんなことが出来る。
スマートフォン世代の若者はメール・電話だけでなく気楽にこんなことが
出来るのか・・・と。電車でも車のでも・・・。
パソコンおさらばの時代である。
でも 自分の長文・写真などDATAの作成加工にはパソコンでないと・・・
もう まもなく攻略本も出回ると思うし、周囲にスマートフォン世代がいて
インストールと設定を手伝ってもらえれば、安価でパソコンよりも手軽な
インターネット環境が楽しめる
あの画面上を右から左へ「サッー」と指を滑らせるなんともいえぬ感触
画面に住所を話しかけたら、地図がでて、到着までナビしてくれる
等々
「夢・フィクションだった世界が実現している」
これを楽しまぬ手はないと思います。
なお、スマートホン・携帯での接続通信は電話側契約の仕方で、とてつもない
料金を取られることがあるのでご注意を。わたしはやっていません。
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単身でスーダンの製鉄遺跡を調査する
若き女性考古学者 関広尚世さん |
10月26日久し振りに愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センターのアジア歴史講演会
に参加した。講演は以前紹介したスーダンの製鉄遺跡を研究している若き女性考古
学者関広尚世さん
「アジアとアフリカの境界で鉄に出会う-メロエ文明の鉄器生産とスーダン共和国の現状-」
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メロエは世界遺産にも登録されたナイル川中流東岸の砂漠の中に点在する古代遺跡
まだ、国作りがこれからのスーダンに単身飛び込み、大臣や学者を動かし、メロエ
の製鉄遺跡の重要性を説き、一緒になって調査を進めるそのパワーにビックリ。
以前「こんな黒い塊が砂漠にゴロゴロ 鉄滓なのですが・・・」と見せてもらった
ときには「ほんまかいな??」と思ったのですが、分析も済んで確認済み。
ヒッタイトの鉄が世界に広がってゆく重要地点アフリカ・アジアの境界での
古代大製鉄遺跡群。 また、講演で初めて知るスーダン。
独特のピラミットが建ち並ぶ世界遺産遺産にもビックリですが、危ない国となんと
なく思っていましたが、「発展途上であるが、治安もしっかりした近代国家だ」と
関広さんはスーダンをPRする。
ヒッタイトからたたらへの鉄の謎を解く鍵が見つかるかも知れぬ単身スーダンへ
飛び込んでの研究。期待一杯です。
といっても 何も出来ないのですが、関広尚世さんの今後の展開応援したい。
【参考】以前「和鉄の道」2012.1.5.
で紹介した記事のサイトを添付
ナイル川中流域 古代スーダンの製鉄遺跡世界遺産 鉄の都メロエ遺跡
https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/12iron01.pdf
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山口萩焼の田中講平さんの陶芸作品集のご紹介 |
萩焼陶芸家の田中講平さん 山口の親しい友人としてつき合わせてもらっている。
私は才がなく、陶芸をようしないのですが、陶土に含まれる鉄分の動きや窯が
たたら炉と通じるところがあり、また、新しい陶芸技法への取り組みの話など
いつも興味深々で話を聞くのを楽しみで、田中さんのホームページ作りにも参画
させてもらっている。
昨年秋、田中さんの作品集や登り窯などをまとめたスライド動画の整理作成
に携わらせてもらい、田中さんのホームページに掲載された。
萩焼陶芸や登り窯などに興味がある方にも是非ご紹介させていただきます。
◎ 萩焼窯元「陶房葉月」田中講平のホームページ
https://www.infokkkna.com/hazuki/index.htm
◎ 田中講平の作陶2012Now
https://www.infokkkna.com/hazuki/tayori/2012hazukinow.htm
節分が近づくこの時節 鬼が気になる「福は内 鬼も内」
毎度ですが、ホームページに掲載してきた日本各地の鬼伝承
ご参考に掲載記事アクセスリストを作成しました
◎ 日本各地の鬼伝承 掲載記事
アクセスリスト
ホームページ内のキーワード検索 googleのエンジンで
Googleのファイル検索システムを使って
和鉄の道ホームページ内の検索ができるようにしました。
ページに貼り付けられた
下記のような「googleのサイト内検索の窓」の検索欄に
ファイル関係ワードを検索窓に書き込んでください。
「和鉄の道」home pageに掲載してきた記事の検索を行います。
googlleを借りて「和鉄の道・Iron road」サイト内の検索
お探しのキーワードを入れて検索してみてください
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「和鉄の道」内
検索
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Stay
Young Day !!
お互い笑顔で 前向き思考 元気で乗り切って行きましょう
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原因を人の所為にするな
ルーツ原因の解明と防止
そして(対策突破の)歯止め
あまりにも人・個人の責任にするこの頃
職場で徹底的に叩き込まれた言葉です。
以前はスピードを追った毎日でしたが
付和雷同せず 勇気・冷静・知恵
その重みを強く感じている昨今です。
「まあええか 元気だして行こう」と
心は行ったり来たりです |
. 今できることを 精一杯 声かけあい 支えあって
負けないで 忘れないで
暖かい希望の輪がつながっていることを
NHKBSBSドラマ「アテルイ」
1月11日からNHK BSドラマ「アテルイ」が始まりました。
高橋克彦氏「火怨」を元にした古代東北蝦夷の雄
鬼にされた「アテルイ」
の物語。東北の地に住む人達が、中央集権体制を強力に推進する大和朝廷に
立ち向かっていった姿・心情が描かれててゆく。
日本刀の源流「蕨手刀」を持って立ち上がった「アテルイ」
北上の市民憲章には
「あの高嶺 鬼住む誇り その瀬音 久遠の賛歌 この大地
もえたついのち」
と歌う鉄のふるさと・心やさしい日本の源流「東北」
地方と中央そして世代間格差が今ほど大きくかけ離れた時代はなく、
そんな中で、震災・原発事故の大災害を受けた東北に思いをはせ、
東北の人達の傷みを分かち合い 一日も早い生活復興へ勇気づけたい。
私の好きな東北 是非 機会があれば ご覧ください。
また、京都清水寺の舞台のすぐ下の崖の縁に
征夷大将軍坂上田村麻呂とアテルイの友情を記念した
「アテルイとモレ」の顕彰碑があります。
★★ 今月のhome page 更新記事
★★
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1. |
《資 料》【スライド動画】 2013.1.3.
西神戸 摂播国境に残る「神や仏の化身の鬼」の追雛式
白川街道「妙法寺」新年招福の追雛式10匹の鬼が舞い踊る |
2. |
水田稲作・弥生の始まり・縄文と弥生の融合を解き明かす
大阪湾沿岸の弥生集落 田能・口酒井遺跡を訪ねる 2012.12.21. |
3. |
【From Kobe 2013年 1月】 2013.1.15.
迎 春 2013年1月 新しい変革の年に
《 21世紀にふさわしいエンジニア
「 社会をデザインする工学 オーリンの三角形
」 》 |
4. |
電子ブック 2012年版「和鉄の道」の作成
・ 2012 和鉄の道・Iron
Road
・ 2012 風 来 坊 ・ Country Walk
・ 2012 四季折々・From Kobe |
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【更新記事概要・更新記事アドレス
リスト】
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〔今月の和鉄の道・Country walk より〕
神戸須磨摂播国境 白川街道沿いの「妙法寺」に古くから伝えられてきた
10匹の鬼が舞い踊る新年招福の追雛式 2013.1.3.
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◎ 新年になり、節分が近づくと気になる鬼のこと .
「鬼」伝承の残る地には たたら製鉄関連地・産鉄の地が多く含
まれていることもあり、多くの場合「鬼」は 悪さもするが、
民衆を助け、運をもたらす存在として、ユーモラスな憎めぬ鬼
として愛されている。
そんなこともあって、節分が近づくと毎年「鬼」のことが気に
なってくる。
本年は昨年に引き続いて私の住む西神戸の古い街道筋妙法寺
に残る招福追雛式の「鬼踊り」を記録しました。
また産鉄の地東北の人たちに広く愛される一方、大和から「鬼」
とされた東北の雄「アテルイ」がNHKBSドラマとして放送されはじ
めたこともあって、この「アテルイ」ほか、「和鉄の道」で取
り上げてきた日本各地の鬼伝承を再度 リストアップしました。
◎ 伊丹空港と猪名川に挟まれた狭い所 口酒井弥生遺跡
伊丹市にある弥生早期の集落遺跡「口酒井遺跡」といっても、
よほど弥生の歴史好きか研究者でないと知られていない。
阪神間・伊丹でもそうである。
「はるばるやってきた東日本縄文系の人たちが、
当時西より伝播してきた水田稲作を食い入るように眺め、
技術習得の生活を一緒にした集落で、
弥生/縄文人は戦わず、融合して日本人が生まれたことを
解き明かしてくれた」
こんな素晴らしい集落がすぐ近くにあったのを知って、
前々から気になっていましたが、昨年末 ついに訪ねました。
今月は上記2件にfrom Kobe そして 昨年掲載した記事をそれぞれ
1札の電子ブックにまとめました。 |
弥生のはじめ 東西から多くの人が集まってきた伊丹空港周辺と口酒井遺跡
神戸では、1月17日 阪神淡路大震災の日を迎え、
あの時のことを思い浮かべつつ
同じ苦難に立ち向かっておられる東北の人たちに思いをはせています。
今 元気にくらしていることを感謝しつつ
お互い元気で 日一日を笑顔で すごせたら
「 忘れまい 忘れないで
暖かい希望の輪がつながっていることを
困難の中に居られる方々を 応援しよう !!」 と
何をするにも、今しかないとの思いも強いこの頃。
毎日元気に神戸で過ごしています。
神戸に来られたら 是非一度 お訪ねください
気軽にお付き合いのほどを。
引き続き、色々お教えいただきたくお願いします。
2013.1.15. from
Kobe
Mutsu Nakanishi |
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京都 高野橋から眺める雪帽子をかぶった比叡山 2012.1.16. |