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【スライド動画】
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早春の須磨アルプス 馬の背を久しぶりに歩きました
横尾から馬の背への谷筋 旧道直登ルートを見つけました
1103umanose00.htm  by Mutsu Nakanishi
【mp4動画】 早春の須磨アルプス 馬の背   2011.2.23.

基本映像(推奨 640x480) 再生しない時は こ こ  .をクリックください 
 by Mutsu Nakanishi
【須磨アルプス 馬の背】


ポカポカ陽気に誘われて、自宅の南に広がる西六甲をぶらぶら歩きを楽しんでいる。
山裾から 30分も歩けば、山の稜線に出られ、春になると梅林に梅が咲き、野鳥がさえずり きらきらと輝く明石海峡を眺めながらの山上散歩。
また、須磨アルプスと呼ばれる横尾山と東山の縦走路は「馬の背」と言われる荒々しい岩稜の縦走路で、高山に登った気分が味わえる。
春の訪れを一番先に見届けられる散歩コース。
この辺りは六甲山脈が明石海峡に落ちる花崗岩の険しい山が壁となる摂津/播磨の国境。山は低いのですが、海岸まで急峻な山が続き、摂津/播磨の難所で かつては陸路を海岸沿いを通るのは難しく、山に入って、この急峻な山を越える道が幾つもあったと聞く。
「須磨の関」があり、「源平一の谷」「鵯越」と歴史の舞台になった古道が幾つもあった。
道が改良されたとはいえ、須磨海岸では急峻な山と海との狭い間を国道2号線・JR山陽線・山陽電車がすり抜ける。逆に眼前に明石海峡と淡路島が一望の景色の良いところでもある。この急峻な山並の象徴が 須磨アルプス馬の背の岩稜の縦走路。毎日眺める山並みの中に険しい岩稜が潜んでいるとは思えないのですが…・

摂津/播磨の国境の壁 須磨海岸を斜めに北東から南西に走る須磨アルプス 東山と横尾山を結ぶ痩せ尾根 急峻な岩稜の縦走路が続「馬の背」。


毎日眺めるこのなだらかな緑の小さな山が急峻な岩稜を連寝ているなどとても思えない。この馬の背の岩壁を北から南へ越えて須磨海岸へ出る道がつい最近まであったと聞くが、もうよく判らない。
 馬の背の縦走路を歩くと横尾山の急峻な崖道を下りきった狭い尾根筋 南北両側がキツイ谷に切れ落ちた鞍部には谷越え(乗越)で南の須磨海岸に抜ける標識があるのですが、北側は急峻な岩が谷へ切れ落ちている鎖場でよく判らない。
北側から谷を登ってくる道を探そうとこの北山麓を巻いて東西に延びる散策路「横尾道」を歩いて山への枝道を見つけては入ってゆくのですが、この馬の背乗越の直登ルートを見つけられず。

つい先日 東山への登り口の少し西で 雑木が続く中、ずくずくの谷川に奥へ踏み跡がつついているのを見つけました。
散策路と東山ハイキング道をつなぐ枝道がこの谷川から横に抜けてゆくので、見過ごしていた踏み跡。
少し奥へ入ると真直ぐ谷をつめてゆく旧道が残っていました。

靴を履き替えて 2月23日 この道にはいりました。馬の背へ出れなくても 谷の中から馬の背の岩稜を見渡せるだろう…と。
ちょろちょろとザレの中を水が流れる谷川の中 狭い一本の谷筋で 間違うことはない。急峻な岩尾根になれば 引き返そうと。
谷筋に入って視界の開けない中 雑木とゴロゴロ岩の間を15分ほど登ると雑木の上に岩山が飛び出しているのが見え、道はこの岩山へ。
この岩山の上方で、不意に横尾山の急峻な鉄梯子を登っている人たちがすぐそこに見える。
岩の向こう側で人の話声。もうそこが馬の背の縦走路でした。
ここからが一番の難所 一枚岩に鎖が取り付けられ、真直ぐ下に切れ落ちた岩山を鎖にしがみつきながらトラバースすると縦走路。
すぐ下に乗越の道標が見える。 間違いなく この道が昔からの馬の背乗越の旧道でした。 
須磨アルプス 馬の背乗越谷筋ルートの旧道で  2011.2.23.
縦走路から登ってきた谷側を見ると鎖場の向こうは切れ落ちた谷登ってきたみちは見えず。
とてもとても 知らないと ここを入ってゆこうとは思わない。
 (後日談ですが、この須磨アルプスを歩きなれたハイカーは この乗越道をやはりよく知っていて、マムシが多いので注意と)
ここからは久しぶりに 馬の背の景観を楽しみながらの痩せ尾根縦走路を東山へ。

                  須磨アルプス 馬の背 六甲全山縦走路で 2011.2.23.
やっと見つけた馬の背乗越の縦走路 
右手に須磨の海 左手に 須磨の団地群の向こうに 播州から裏六甲の山々 足元はには荒々しい花崗岩むき出しの岩稜
ぶらぶらと春の須磨 山上散歩を    楽しみながら 東山から 横尾・妙法寺駅へ降りてきました。
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思い入れ一杯の須磨アルプス
花崗岩むき出しの痩せ尾根歩きですが、「須磨の春」 
今日から 神戸春の風物詩 いかなご漁も解禁 

スライド動画にしましたので、
神戸 春の便り ご覧ください
 
    2011.3.3. by Mutsu Nakanishi

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1103umanose00.htm   2011.3.5. by Mutsu Nakanishi