2011.9月の便り
「時代を共に生きる 平和の願い 非核・脱原発
出来ない出来ないの言葉に惑わされず
まず一歩 そこに知恵あり」と
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西神戸の夏の終わりを告げる高砂ユリ
私の住む西神戸周辺の道路際の盛土や山裾の荒れ地で
一斉にタカサゴユリの白い花が咲き出し、夏の終りを告げています。
このタカサゴユリ、ほんの数日で赤茶けてしぼんできてしまうのですが、
一番盛りには 真っ白な可憐なユリに見とれるのもしばしば。
この花は台湾原産の帰化植物と教えてもらいましたが、
毎年その数を増やすその生命力にもびっくりですが、
このはなが咲き出すと「もう夏も終わり」と教えてくれる花。
楽しんでいます。
ハイカラ好きの港神戸の影響と言うわけではないでしょうが、
春先に旗振山の林の中で見つけた綺麗な色をした人懐っこい「相思鳥」
これも侵略的外来種でこの近辺の山から繁殖しだした鳥だという。
高砂ユリも「相思鳥」も神戸ゆかりの生物
外来・外来と言わずに楽しもうと・・・・・
最近の男性的な気候変化も亜熱帯外来種の日本居座りかも…・
核と原発 誰もが避けて通れない課題 もう意思表示せねばならぬ時
「時代を共に生きる 平和の願い 非核・脱原発
出来ない出来ないの言葉に惑わされず
まず一歩 そこに知恵あり」
と思っています |
★★ 今月のhome page
更新記事 ★★
1.
2011年夏 2011.8.11
佐川美術館「セガンティーニ」展と湖面に広がる蓮の花
琵琶湖 守山佐川美術館 & 草津水生植物公園
蓮の群生地
2.【スライド動画】
真っ青な空にもくもくと入道雲 神戸の夏2011
2011.8.8.
西神戸 鵯越の奥にそびえる菊水山からの大阪湾の眺望
3. 南北市糴
朝鮮半島と倭を結ぶ「和鉄の道」2011.8.25
魏志倭人伝の時代 朝鮮半島の鉄との交易品は何か・・・・
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4. 鉄のモニュメント 奈良 三輪神社 鉄の大鳥居 2011.8.2.
久し振りに 奈良 巻向・三輪を歩く
1. 鉄のモニュメント 三輪山大神神社の大鳥居
2. 巻向 箸墓から 三輪山大神神社の大鳥居へ歩く
● 和鉄の道 元興寺の鬼「がこぜ」 四季折々 2009年2月 Iron Roadよ
● 耐候性鋼板の鳥居 JFEエンジニアリング? カタログ
● 和鉄の道 古代 初期大和政権が王城の地に求めた産鉄の地
鉄の山「三輪山」とその山麓を縫う山辺の道 2004.3.
より
5. from
Kobe 9月
実りの秋が もう そこまで
暑い夏 ふと頭をよぎったこと
1. 鉄の歴史に 今の生き方を考える
東日本大震災の復興・原発事故の収束の試行錯誤が続く中
世界を覆う不景気 政治はあいもかわら
ぬ荒廃
そんな中で ふっと頭に浮かんで 読み返してみた 鉄のはなし
2. 京都 大文字の送り火騒動 に見た日本の情報社会のほころび
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夏
風来坊 Walk などなと 9月ホームページ更新しました
暑い夏 如何でしたでしょうか・・・・・
私の方は ちょっぴり、世相の動きや 東日本大震災・原発事故に頭をめぐらしながら、
相変わらず この暑い夏を楽しんでいます。
お盆には 息子一家や娘一家もみんなやってきて 久しぶりに華やいだ夏のひと時でした。
「この暑いのに よう行くなぁ」と言われるのですが、
暑いよりも好奇心です。
思いつくままこの夏のメモ記録です
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琵琶湖畔 草津水生植物園 蓮の群生地で 2011.8.11. |
● 友達がポケットから出した白黒の昔の小さな写真
この夏 昔の仲間の会に出かけたのがきっかけで、思いがけず、次々とミニ同窓会。
「友達の友達はみな友達」式に 幼馴染というか4・50年ぶりの仲間たちと次々と出会えました。
同窓会世代 語りだすと止まらぬみんながみんな持っている「プロジェクトX」。
もう 名前もさだかでなく、頭の中はごちゃまぜなのですが、夜遅くまで、酒を酌み交わし、話し出すともう昔にタイムスリップです。
どないしてるかなあ・・・と気になっていた仲間にも 思いがけず出会えました。
そんな中で、一番インパクトがあったのが、仲間がポケットから出した 免許書写真ぐらいの白黒の小学校遠足の集合写真。
よってたかって 虫眼鏡で拡大して眺めると みんな「これが おれや これがあんた これがあいつ」と記憶が次々と…・。
昔写真というと貴重品で、写真撮ってもらうというと晴れ姿 こんな小さい写真やったと。
この一枚に詰め込まれた記憶のおおきさ こんな写真よう残っていたなあと・・・・
今の世代に この話しても 判ってもらえないやろなぁ・・・・と。でも 何でも残しておかんのと 残してくれていた仲間にありがとう。
この秋もまた・・・・・です。
● 美術館へ
ちょうどスイスの風景を描きつづけた「セガンティーニ」展が来ている それも家内が勧める琵琶湖の佐川美術館で。
最近は見たい興味が合わず、久しぶりに二人で出掛けました。 計算して作られた環境ですが、素晴らしい雰囲気で「セガンティーニ」が鑑賞できました。
併設されている彫刻の佐藤忠良館 陶芸の楽吉左衛門館 日本画平山郁夫館も私の好きなコレクション ご満悦でした。
一日ゆったりとすごせる佐川美術館おすすめです。
また、東アジアの古代の様子が絵で直接見られる展覧会 奈良国立博物館の「天竺へ 三蔵法師3万キロの旅 絵巻」京都国立博物館の、国宝「法然上人絵伝」全巻が解説付きで展示された「法然展」も素晴らしかった。
どの展覧会もおおよそイヤホンをつけて展示の前に立てば、詳しい解説が誰に邪魔されることなく聞けるので、思いもかけない見方も教えてもらえ、うれしい。
最近は図録を買うより、こっちの方がいいと・・・・。
● かんかん照りの暑さでしたが、相も変わらず風来坊walk
夏のカンカン照りの暑さ 真っ青な空に入道雲 山に登れば 大阪湾全体が見渡せる絶好の機会と菊水山へ
汗をかきかきでしたが、心地よい汗 期待にたがわぬ大阪湾のバノラマ展望が楽しめました。
また、東播磨の千ケ峰の山懐 岩座神集落 両側を尾根に挟まれた狭い谷奥の急傾斜地に幾段も石垣でかこんだ素晴らしい棚田が広がっていました。
季節感を感じられ、時折訪ねる東播磨の山里が点在するお勧めの多可町妙見山周辺です。
また、久しぶりに奈良巻向・三輪山山麓 眼下に広がる大和平野 琵琶湖岸の蓮の群生地にも。
家内の実家が残る京都にも時折出かけるのですが、今年は家の京朝顔を楽しんで夏恒例の植物園の京朝顔展にはいけずでした。また、京都五山の送り火もセシュウム騒動で
ちょっと気分的にいやになって よう出かけませんでした。 また 来年です。
さしもの暑かった神戸の街も朝晩はちょっと涼しくなったのかなあ…・
上記した夏の風来坊Walkやちょっと調べた鉄のことなどを 相変わらずですが、ホームページの記事に取りまとめました。
暑い暑い夏 ホームページ更新できるかなあ…・と思っていましたが、「和鉄の道」・「Country
Walk」・「From Kobe」それぞれに何とか記事掲載。
気の向くまま 足の向くまま 好き勝手な記事で、 以前の記事の見直しや、再訪も多く、「まてよ これ 以前にかいたなあ・・・」と
後ではっと気が付くこともあるのですが、 それはそれ・今の私の視点・興味とご理解ください。
たたらの新しい記事かけないなあ・・・と思っている矢先に
知人から「朝鮮半島から鉄を持ってきたというが、見返りの日本側の交易品は何だったのか」の質問によう答えず。
これも 和鉄の道の謎のひとつ。
頭もばらばら まだ 確信はありませんが、一応 頭にある話を整理して、この謎時にトライしてみました。
また Country Walk 相変わらず、足の向くまま 気の向くまま 思いついた時がWalkの時とばかりに
この夏は 琵琶湖の佐川美術館と蓮の群生地 そして 久しぶりの奈良巻向から三輪へ山麓を歩きました。
また、神戸近郊 足の老化防止に登る須磨連山で 久しぶりの澄んだ空 大阪湾全体が見通せました。
ごくごく 個人趣味の記事ばかりですが、お暇な時にどうぞ。 また、ご意見などお聞かせください。
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魏志倭人伝に記載されている「南北市糴」
難しい「糴」の読み ご存知でしょうか… (糴・テキ 糶・チョウ と読む)
「魏志倭人伝の時代 朝鮮半島の鉄と交換する日本側の交易品」について 調べていて
「南北市糴」「糴」の字ニ久しぶりに出会う。
何と読むのでしょうか・・・・・ 今回はちゃんとこの読みを調べようと
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魏志倭人伝の3世紀 日本では鉄がまだ作られず朝鮮半島から輸入していた時代で、
魏志倭人伝に「国出鉄、韓、ワイ、倭皆從取之」と記されている。
その魏志倭人伝の対馬・壱岐の様子を書いた記事それぞれに「南北市糴」という語
が記述されている。
何度も魏志倭人伝の和訳を読んだことがあり、「交易」のことだと意味はわかるの
ですが、「糴」の字をどう読むのか 難しい漢字である。
漢和辞典を引っ張り出しましたが、まず この部首が判らずお手上げ。総
画数で調べるしか手はないが、それも掲載されていない。
ふっと パソコンで手書き入力してみればわかるかも知れないと
やってみるとちゃんと出てきました。
「糴・テキ」と読むらしい。
漢和中辞典を引っ張り出して調べ直すと
「糴」:【テキと読む 米・穀物を買い入れる】とある。
ちなみに部首は「米」左側の「入」と「米」で米を買う
右の「」で音「テキ」をあらわすという。
「糶」:【チョウと読む 米・穀物を売る】の字もある。
左側の「入」と「米」で米を買う
右の「」で音の転音「チョウ」をあらわすという。
糶糴【チョウテキ】や糶糴売買という語もあり、競・セリ売買のことをいう。 |
魏志倭人伝に記載された「南北市糴」の部分
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日本に広く漢字が入る前からある凄い文字。
こんな難しい語は 今では使われていないだろうと思っていましたが、津軽市の字地名に
糴(いりまい)という地名があり、
姫路には「糴川(せりかわ)」さんという名前の方がいらっしゃるという。
3世紀の語・文字が簡略化されることなく そのまま使いつがれてきていることも凄い。
そして、この「糴」・「南北市糴」との魏志倭人伝の記述で、
この3世紀 壱岐・対馬には広く朝鮮半島と日本各地を中継交易した「海人」たちがいたことが見え、鉄もこの怪人たちによって日本へ持ち込まれたに違いないと。
壱岐・対馬の海人たちが、朝鮮半島から日本各地にわたる広い交易網を持ち、朝鮮半島の鉄を日本で売って、米・穀物を手に入れていた事が見えてくる。
日本の黎明期 農耕をしていた人たちと共に 航海術にたけ、広く交易した海人の人たちがいたことは頭にありましたが、朝鮮半島の鉄入手に大きくかかわっていたこと
余り頭にありませんでした。この魏志倭人伝に書かれた「南北市糴」の語がそれを示しているとを今回まで気づきませんでした。
この「糴」の語一つでその交易の実態が浮かび上がってくる。 漢字とはすごい。
文書に記された文字や語を読み取るだけでなく、文字からその中身・意味を読み取ることの重要性。
今回文書の研究・深い読みの研究の重要性を認識しました。
また、この語がいまも生き続けている事にも 漢字の凄さを感じました。
本題の「魏志倭人伝の時代 朝鮮半島の鉄と交換する日本側の交易品」については まだよく判りませんが、
今月 「和鉄の道 「南北市糴(してき) 朝鮮半島と倭を結ぶ和鉄(てつ)の道 .魏志倭人伝の時代 朝鮮半島の鉄との交易品は何か・・・・」に整理結果をまとめて掲載しました。
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播州 千ヶ峰の谷奥 山の急斜面に広がる岩座神(いさりかみ)の石垣棚田 2011.8.24.
市原峠から眺めた千ヶ峰 2011.8.24. 背後に千ヶ峰の山並みが迫る岩座神集落の入口 多可町加美区岩座神集落周辺図
生野峠近くの東播磨/丹波の国境近く東播磨の名峰千ケ峰(標高1005m
東播磨の最高峰の山懐に兵庫県でも最も美しい棚田「岩座神の棚田」があると聞き、
「岩座神」の名前とこの位置が生野銀山から東の妙見山へと続く銅の鉱物資源帯の中にあるのに興味津々で出かけました。
妙見山の周辺は何度も銅や山里の景色が好きで出かけた場所ですが、棚田については知りませんでした。
調べてみると岩座神とは 千ケ峰は古くからの信仰の山で、山の中にいくつも磐座や巨岩があり、
この千ケ峰の南西山懐にある岩座神の尾根筋にも幾つも巨岩・岩座があるという。
また 南北に延びる千ヶ峰の尾根筋と妙見山の尾根筋の間にある多可町加美地区は東播磨から加古川・西脇から国境・播州峠を越えて
和田山へと続く街道筋で、古代から開けた地で 妙見山周辺には 幾つもの銅鉱山跡や古代の古墳群が見つかっている。
その狭い谷合いの街道筋に古くからそびえる信仰の山千ヶ峰の登山口として栄えたのが岩座神集落だという。
鉄は出ない地区と言われていますが、ひょっとして 砂鉄で山を切りくずした場所かもしれぬと思いながら出かけました。
期待ははずれたのですが、狭い急傾斜の谷筋が千ヶ峰の西側山腹へぶち当たるそのどん突きの急斜面 千賀美祢の山腹を背に何段にも石垣で組んだ棚田と
集落の家々が並ぶ小さな集落。見上げても好し 集落の一番上から見下ろしても好しの美しい棚田が広がっていました。
収穫時にはまだちょっと早いのですが、実をいっぱいつけた稲穂が揺れる青田が早秋の風に揺れていました。
ここから 約1.5時間ほど登れば千ヶ峰の頂上。 もう1ヶ月もすれば黄金色になった棚田かみられるし、麓の妙見山山麓では赤い曼珠沙華が田の畔を飾る。
もう一度 この岩座神の棚田を訪れよう。その時に 今度は山靴はいて、千ケ峰にも登って・・・と。
播州 千ヶ峰の谷奥 岩座神集落の石垣づくりの棚田にも 稲穂がずっしり 実りの秋もまじかです 2011.8.24. 多可町加美 岩座神で
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山口の陶芸家 田中講平さん 今度は 第58回
日本伝統工芸展に 8回目の入選
第58回日本伝統工芸展(日本工芸会、朝日新聞社など主催)の入賞・入選者が日本工芸会より8月24日付朝日新聞で発表され、
山口の陶芸家 田中講平が「青白磁円彫文花瓶」で8回目の入選。
8月初め電話で 日本伝統工芸展の応募する作品の搬入でいそがしいと聞いていたので、「どうだったろう」時にしていましたが、うれしい便り。
9月21日(水)から10月3日(月)まで、 東京・日本橋の三越本店 で本展が開際。
その後順次各地で開催。
【京都展】10月12日(水)〜17日(月) 京都高島屋
【大阪展】10月19日(木)〜24日(月) JR大阪三越伊勢丹
【広島展】 1月25日(水)〜2月12日(日) 広島県立美術館
【松山展】 2月28日(火)〜3月5日(月) 三越松山店
ほか
今年は 大阪・京都にも巡回されるので、是非 見にゆかねば・・・と今から楽しみです。
有名な作家たちから新進作家の作品まで 毎年恒例の伝統工芸の最大公募展 機会あれば 是非お出かけ下さい。
■ 萩焼
陶房葉月 田中講平さんのホームページ
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ホームページの収蔵量が多くなりましたので、ホームページを見やすく改造中です
1. home page file 収蔵庫 移転作業をほぼ完了しました
新しいホームページ ファイル収蔵庫のアドレスは下記の通りです。
2. ホームページ内のキーワード検索 googleのエンジンで
ホームページの記事収蔵量も多くなり、多くのファイルを何とか見やすく呼び出したいと思案しています。
Googleのファイル検索システムをホームページに張り付ければ、
googleのサイト内検索の窓ームページ内のファイル検索ができることが判りましたので、
簡便的にgoogleのサイト内検索の窓を幾つかの目次ページに貼り付けました。
ページに貼り付けられた下記のような「 googleのサイト内検索の窓」の検索欄に
呼び出しファイル内に記述されていると思われる関係ワードを検索窓に書き込んで 検索を行って見てください。
【設置したgoogleのサイト内検索の窓の例示】
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