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 平安遷都1300年祭で賑わう奈良 Walk    大遣唐使展・若草山・平城宮大極殿 

2. 大和平野の素晴らしい展望台 若草山 walk
  
              奈良国立博物館の東側 奈良公園から見る若草山  2010.6.11.

                      若草山の下で ゆっくりと草を食べる鹿  春日大社へ行く道の奈良公園で 2010.6.1

若草山の頂上へ登る 2010.6.1.
若草山の頂上の記憶がないので一度登ろうという想いと大仏殿の建物そして平城宮あたりがどんな風に見えるのか、奈良側から眺めた後で、平城宮へ行こうといとに若草山へ。博物館から左手に東大寺大仏殿を行く人たちを眺めながら奈良公園の中を東へ真っ直ぐ若草山へ 
ちょうど 修学旅行のシーズンで平日人が多いのですが、東大寺大仏殿への道を越えると静かなもの。
鹿ものんびり草を食んでいる。
ほんの15分ほどで若草山の登り口。 意外にも、若草山山腹の斜面には誰れもいない。子供の頃 遠足できて おにぎりやみかんが転がらないよう気にしながら弁当を食べた記憶があるのでが・・・・。沢山の子供たちが弁当を広げている光景をイメージしてきたのですが、拍子抜け。 林になっている左手 日陰の階段で弁当を広げている子供たちの集団を見つけて、なんとなくほっとする。
若草山はいつも鈴なりの子供たちの歓声が聞こえる場所のイメージなのですが・・・・。
もっと 上の方に登っていたのだろうか・・・・まったく記憶がない。

入口で150円を払って 山腹を登りだす。 華やいだ声が飛び交う奈良公園とは対照的静かなもの。
奈良の街の上に跳びぬけて大きい大仏殿をしっかり見たい。また、大仏殿から生駒山に向かって、真っ直ぐ西へ奈良の市街地を外れたところあたりが平城京跡。見えるはずなんですが・・・
東大寺のあたりが平城京の北東端に張り出した外京周辺。 東西・南北にきっちり区画された平城京
本当に大仏殿の真西に平城京がみえるだろうか・・・
「上まで登らないと 大仏殿全体は見えないよ」と入口で聞いて まず山腹正面の牧草地養生で垣がしてあるところまで登って、それから 山腹の左手 林の中の階段状の登山道を登る。

          若草登り口 正面から見た若草山山腹   若草山山腹斜面より 大仏殿の屋根が見える  2010.6.11.


遠くから見ているとなだらかな山腹であるが、かなりきついスロープ。横になって転がれば 間違いなく下まで転げ落ちそう。
山腹の中央の垣のところまで登って 西に広がる町並みを眺める。
大和平野がほぼ一望の素晴らしい景色が眺められるが、標高がまだ低いので、手前の奈良公園周辺や東大寺の建物は林の中に埋もれている。大仏殿の大屋根だけが 林の上に頭を出している。そして 奈良の市街地の向こうに 大和平野の西の壁 金剛・葛城から 信貴・生駒の山がうっすらとかすんで見えている。


山腹中央から眺めた奈良  2010.6.11. 
写真左端〔南〕 山の端に天香具山から明日香 写真中央〔西〕正面に生駒山がうっすらかすんで見えている。
其の手前から若草山の下まで奈良の市街地 写真中央右手に平城宮跡がうっすら見える

若草山 山頂からの展望 2010.6.1.


山腹の斜面から左の林のところへトラバースして林の中をすこし登って林を抜けると一の丘〔標高約260m〕の広い野原に出る。
山腹の登り口側から見えた頂である。 正面には同じ景色ながらまた 違った角度で奈良の町並み 大和平癒矢が見える。
ここが頂上と思いましたが、さらに奥へと尾根道が続き、左手に二の丘〔標高約310m〕。
二の丘から谷を回りこんで奥に若草山頂〔標高342m〕上の展望台が見える。 
山腹を登れば直ぐ上が頂上と思っていましたが、まだ奥があるのにびっくり。まったく登った記憶がない。
若草山の山腹から頂上への登山道は山腹左端の林の中 15分ほどで尾根筋 一の丘へ
ーーーーーーーーーーーーーーー〔ーの丘からの展望 〕ーーーーーーーーーーーーーーーー
               一の丘 びっくりする広い緑のスロープが広がっていました
一の丘からの大和平野の展望  若草山は大和平野眺望一番の展望台 2010.6.11.   
南から北へ 青垣・吉野・金剛・葛城・信貴・生駒 そして山城と続く山々を背に180度大和平野の大パノラマ
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1007narawalk00.htm   2010.7.5.   by Mutsu Nakanishi