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西播磨 歴史の町に春を訪ねる  西播磨綾部山梅林と江戸の町並みが残る坂越港 
3.古代秦氏の播磨進出地 港町「坂越」walk 赤穂市坂越
        西播磨名産「牡蠣」& 古い港の町並みが残る坂越 

         砂越湾 湾内に幾つもの牡蠣養殖の筏がうかんでいるのが、航空写真に写っているのが見える

        坂越湾の湾内東部側に浮かぶ鍋島と牡蠣の養殖筏   坂越湾の中央 坂越の街と伝秦河勝の墓所がある生島 
         越湾の中央  背後の山が迫る港の直ぐ後にそっくりそのまま残る江戸期の坂越の町並み 2010.3.14.
         江戸時代にタイムスリップ この地の塩そして各地の産物を運ぶ廻船業で栄えた様子がそのまま残る


昼を過ぎ13時過ぎであるが、坂越で水揚げされた牡蠣が食べたくて昼食をとらずに綾部山から砂越に向かう。
綾部山からそのまま 国道250号を海岸沿いに西へたどって行けばそのまま 海岸の景色を眺めながら相生に出られるのですが、道が狭くまた室津に向かう行楽の車で一杯なので一旦 北の国道2号線まで戻り、国道2号線を西へ相生へ。
そこから赤穂への案内標識で2号線と分かれて 南へ相生の街中を抜けて再度250号線に入って相生と赤穂の境の高取峠を山越えをして、千種川の土手に出るとまもなく砂越。綾部山から約1時間弱。
ここは両側を山に挟まれた狭い川筋で、地図によると坂越の街や港は川の南側川に平行する山並みを越えた向こう側。
ここからは砂越湾も町並みも見えず、坂越の街の情報がよくわからず、とりあえず、川の北側の山裾にあるJR砂越駅へ行って坂越の情報をもらう。日曜日の午後 人影のない静かな駅であるが、駅前に坂越の散策マップがあり、駅員の女性から、坂越の町並み案内地図をもらい「牡蠣」は海岸沿いにある海の駅へ行けば、そこで牡蠣を焼いて食べられると。

                   JR坂越駅と駅前にあった坂越の町並み散策マップ

まず、「牡蠣」を食べて それから 江戸期の町並みを歩いて、本で調べた秦河勝を祭る大避神社へ。その後 坂越湾ぞいにあるという かつての金鉱山跡を訪ねようと。JR坂越駅から元来た道 坂越橋を渡って、そのまま山に空けられたトンネルを抜けて一気に海岸へ向かう。( 直ぐ横に 山と山の間に伸びる町並みを抜けて 海岸に出る旧道があり、歩くのにはこちらがベター)
千種川にかかる坂越橋を渡って まっすぐトンネルをつき抜け目と砂越湾 坂越の港街へでるトンネルを抜けるとぱっと 直ぐ前に海が広がっている。 山に周りを囲まれた穏やかな天然の良港 坂越湾である。

       山の間を抜ける坂越の旧道             千種川に架かる坂越橋     坂越橋をまっすぐトンネルで街に出る
                  トンネルを抜けるとぱっと坂越湾が眼一杯に広がる 2010.3.14.
トンネルを抜けて湾の左手へ 砂越湾の真ん中にある生島を眺めながら、湾の東側にある海の駅へ。道の山手側に古い家並みが並ぶ坂越の街をそのまま通り抜け、湾内に浮かぶ生島を眺めながら山と海の間の曲がりくねった狭い道を進むと程なく山手に赤穂化成の工場。
道脇には「生牡蠣」の旗がひらめいて海側に牡蠣の処理場のある小さな港 坂越漁港に到着。その一角に海の駅があり、岸壁の駐車場に多くの車が駐車し、ひっきりなしに車の出入りがある。港には数多くの牡蠣の運搬船が泊まり、船から処理場に伸びた幾本ものベルトコンベアに水揚げされた牡蠣が運び入れられているのが見える。
坂越港に面した古い坂越の町並み 2010.3.14.

坂越漁港 左奥が牡蠣の処理場                  坂越漁港 奥が漁協直営の海の駅 生牡蠣が食べられる
港の岸壁からは 坂越湾に浮かぶ牡蠣の養殖筏 そしてその向こうに 家島群島 小豆島が浮かぶ。
のんびりとした静かな瀬戸内の心地よい風景に見とれる。
昔にタイムスリップしたような静かな坂越湾内であるが、水揚げされたばかりの牡蠣の即売や牡蠣食堂がある海の駅と
牡蠣の処理場だけが活気にあふれている。まず 遅い昼食 牡蠣で腹ごしらえして そして坂越の散策にゆこうと。
                    家島群島                  牡蠣の養殖筏         小豆島
     坂越湾内の東側 牡蠣の水揚げ港 砂越漁港からは沖に浮かぶ家島群島や小豆島が霞んで見える 2010.3.14. 


 参考 2 
 西播磨 坂越と秦氏が浮かび上がらせた古代西播磨の鉱物資源
   西播磨の鉱物資源が古代播磨の勢力の源泉かもしれない・・ 
 
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1004wharima03.htm    2010.4.5.  Mutsu Nakanishi