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      西播磨 歴史の町に春を訪ねる  西播磨綾部山梅林と江戸の町並みが残る坂越港  

2. 綾部山39号墳を訪ねる 

       大和王権「大和・阿波・讃岐・播磨」の連合を示す播磨の重要な古墳 
綾部山39号墳は綾部山の一番海岸よりの南端。 瀬戸内海を眺望する海岸沿い小高い尾根上(標高27m)に立地。
菜の花畑から見ると左手の黒津集落に入る手前を右へ斜めに綾部山へ登る坂を登り、尾根筋に出たところ。 
道が尾根に出て、「く」の字にターンして、尾根の上を上ってゆく坂の途中海側の崖に接する場所に案内板があり、
綾部山39号墳はこの道路の下にうずまっている。 
この「く」の字のターンの山側 39号墳と道を挟んで反対側には老人ホームが建っていました。 

そのまま坂を上りきるとそこからは播磨灘に浮かぶ家島群島・その後ろに小豆島がながめられ、
この地が 瀬戸内海を東西に結ぶ海路と島伝いに四国へ結ぶ海路の十字路に当たっていることがよくわかる。
大阪・淡路島・徳島県・香川県・岡山の牛窓か見え瀬戸内の海上交通を強く意識してこの場所に造られている。
ここに葬られた人物(首長)は、まだ山陽道が整備されていなかったこの時代、重要であった瀬戸内の海上交通に関与した人であったと考えられる。


        綾部山の尾根筋 綾部山39号墳の直ぐ上の崖から眺めた播磨灘に浮かぶ島々  2010.3.14.

            綾部山39号墳の位置  黒部集落から新舞子荘へ綾部山の尾根筋へ東から西へ登ってゆく道を尾根の先端部へ登った所
                 直ぐ上の展望台からは播磨灘に浮かぶ家島群島の島々が遠望された

参考 1
綾部山39号墳 概要
綾部山39号墳現地説明会資料2003年3月22日 御津町教育委員会 & 現地案内板より 
http://www.gensetsu.com/03ayabe39/doc1.htmを整理

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1004wharima02.htm   2010.4.5.  by Mutsu Nakanishi