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【Photo Album】【古代の鍛冶伝承】【スライド動画】 
      旧東海道 京都三条通 粟田口に鍛冶伝承の痕跡を訪ねる 2019.10.9.
鹿ケ谷から東山の山裾巡り 若王子山上 新島襄の墓・駒ヶ滝の行場から南禅寺へ
 南禅寺から謡曲「小鍛冶」に謡われるの鍛冶伝承地 京口「粟田口」へ

Photo Album  Photo抜粋のpage】 スライド動画のpage 再生中】 Web記録 Pdf File 
2019.11.05. 1911awataguchi00.htm by Mutsu Nakanishi


鹿ケ谷から東山の山裾を巡り 若王子山上の新島襄の墓・駒ヶ滝・南禅寺から
謡曲「小鍛冶」の鍛冶伝承地 京口「粟田口」の街並みににその痕跡を訪ねる

    ◎ 鹿ケ谷 泉屋博古館の特別展見学とゆったりと時が流れる東山遠望
    ◎ 若王子山上にある同志社創立者新島襄の墓所から南禅寺へ下る
   ◎ 謡曲「小鍛冶」に謡われる鍛冶伝承地 京都七口の一つ粟田口
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京都東山の鹿ヶ谷にある泉屋博古館の特別展「住友財団修復助成30年記念 文化財よ、永遠に」に出かけるのを機会に
以前から気になっていた京都東山山麓 鹿ヶ谷泉屋博古館を起点に若王子山を登り、
静寂の中で眠る新島襄の墓にお参りして、山中 幻想的な雰囲気漂う駒ヶ滝の行場から南禅寺へ下る。

そして、南禅寺のすぐ南 旧東海道 東山越の蹴上から京町への坂道の三条通沿いの京口「粟田口」へ。
東山のかっこ街道筋の京口として、また古代から数多くの刀鍛冶などが住まいする鍛冶町として繁栄してきた街並。
「名刀匠三条宗近が信仰する稲荷明神の化身子狐(童子)を相槌にして、名刀「小狐丸」を鍛え上げた」という
謡曲「小鍛冶」の舞台。
稲荷信仰と鍛冶信仰とが合体して生まれた伝承といわれるこの東山越「粟田口」に古代の鍛冶伝承の痕跡を訪ねました。

良く知る界隈ですが、知っているようで知らなかった若王子山そして京口「粟田口」の初秋京都東山の山裾Walk
快晴に恵まれ、久しぶりの初秋京都のぶらぶら歩き。うれしい初秋京都東山山麓歩きが出来ました。
また、私にとっては 私見ですが、
今までばらばらに知っていた東山山麓・稲荷山周辺の鍛冶関係の情報が今回のwalkで相互に結びついていることを知っ
たのも大きな収穫でした。



【スライド動画】 mp4動画  再生中 7:50  32MB
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旧東海道 京都三条通 粟田口に鍛冶伝承の痕跡を訪ねる 2019.10.9.
鹿ケ谷から若王子山上 新島襄の墓・駒ヶ滝の行場から南禅寺へ
東山の山裾巡り 謡曲「小鍛冶」に謡われるの鍛冶伝承地 京口「粟田口」へ
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 by Mutsu Nakanishi
◎ 粟田口walk行程MAP

 粟田口に今も残る鍛冶伝承の痕跡 

◎ 三条宗近の名刀「子狐丸」作刀伝承

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旧東海道 京都三条通 粟田口に鍛冶伝承の痕跡を訪ねる  保存ファイル
 mp4 スライド動画 【7:50・36MB】 web 記録 pdf file 【15P・2MB】 動画のphoto Album 【107P・17MB】.
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【スライド動画の Photo  File】     2019.10.9.
総合 【Web記録】 旧東海道 京都三条通 粟田口に鍛冶伝承の痕跡を訪ねる 1911awataguchiweb.pdf
 旧東海道 京都三条通 粟田口に鍛冶伝承の痕跡を訪ねる
歩いた行程ごとのphoto Album
概要 outline   粟田口walk行程 & 謡曲「小鍛冶」に謡われる粟田口鍛冶伝承  1911awataguchiphoto00.pdf
1.
京都東山 鹿ヶ谷 泉屋博古館を訪ねるのも久しぶり 1911awataguchi0photo01.pdf
2.
若王子山(1) 若王子山山上の同志社の創始者 新島襄の墓に参る 1911awataguchiphoto02.pdf
3.
若王子山(2) 若王子山山上から 幻想的な駒ヶ滝の行場を通って南禅寺へ下る 1911awataguchiphoto03.pdf
4.
旧東海道 蹴上から京町への坂道三条通
東山越の京口 「粟田口」の街並みに刀工三条宗近の鍛冶伝承の痕跡を訪ねる
1911awataguchiphoto04.pdf
5.
まとめ 1911awataguchiphoto05.pdf
総合 Photo Album 1911awataguchiphoto.pdf
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Photo Album  Photo抜粋 
旧東海道京口 粟田口に鍛冶伝承の痕跡を訪ねる 2019.10.9.
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◎ 久しぶりに訪れた博古館 うれしい仏像観賞や中庭から眺める初秋の東山大文字火床の遠望

◎ 山の山裾 若王子山の山道のあちこちで見かけた古代の鉄資源の山の痕跡
    京粟田口の刀鍛冶たちの信仰が鍛冶神ではなく稲荷信仰なのだろうか? 
    この不思議に今回東山を歩いていて ふと気が付きました

東山から稲荷山へと続く山並が東山越の峠道を挟んで京町と山科を分け、この京口粟田口にも山科にも「三条宗近小鍛冶の伝承」が残る。単に地域が近いからだけと簡単に思っていましたが、どうも もっと深い意味があるのでは?
山道を歩いて、ところどころに見る鉄分を含んだ赤い土。そして 京都の街が垣間見える外から見れば穏やかな山並も、
山中に入れば厳しい山肌を見せつける谷筋等々この東山山麓は数々の不思議や行場が点在する古代の鉄資源帯。
工人・山師たちばかりでなく、多くの人たちがこの山中に足を踏み入れたに違いない。
今風にいえば 山中に数々のパワースポットや不思議の伝承が残っている。

私の私見ですが、「鉱物資源帯が見せる不思議の山 それが稲荷信仰と鍛冶伝説が合体した伝承になったのではないか?」
との思いがふとあたまをよぎる。そして、そんな中で生まれた鍛冶伝承が「三条宗近小鍛冶」。
小鍛冶の伝承の中には東山・稲荷山の赤い土を使って鞴・鍛冶炉を築くと。

「この不思議の山の象徴 赤土」 これが刀匠たちの鍛治にも必要であり、それが刀鍛冶たちの稲荷信仰につながり、
「三条宗近小鍛冶の伝承」が生まれたのではないか?。
谷川・窟屋・滝・崖など山中に荒々しいきびしい姿を見せるのもこの山系が火山の痕跡を残す花崗岩でできた鉱物資源帯。
それが「不思議」の根底にあるのではないか…。

   若王子山のあちこちで、見られる鉄分をふくんだ赤土。この東山の南端 稲荷明神が降臨した稲荷山でもこの赤土を見た記憶がある。
   この若王子山の鉄分を含む赤土や石ころは古代の鉄資源の山の痕跡・・・・・・・・・・・。
   この稲荷山・東山山中にある古代の鉄資源産出の山が刀鍛冶と稲荷信仰をむすびつけたのではないかと

若王子山(1) 山上の新島襄の墓に参る
   樹木に包まれた静かな山道を登って正面が明るくなってくると、なだらかな若王子山上で、緑に包まれて、数多くの墓標が
   見える。 新島襄の墓がある同志社の共同墓地は一番奥。 
   念願の新島襄と妻八重さんの墓が並んでありました。喧噪の市街地から少し離れた緑に包まれた静かな森の中。
  「God Be With You !!」聖歌をくちずさむ。
少し北側の法然院と同様 京都の多くの文化人が葬られていると聞くのですが、良く知らずですが、
学生時代 学生部長だった芦田譲二先生の墓が同志社共同墓地のすぐ脇に見つけ、懐かしく学生当時を思い浮かべました。
念願の新島襄の墓参りもでき、全く通った記憶のない山道 まだ災害の痕跡が残る谷筋道を南の南禅寺へ下る。
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◎ 若王子山(2) 若王子山山上から 幻想的な駒ヶ滝の行場を通って南禅寺へ下る


全く通った記憶のない山道 まだ災害の痕跡が残る谷筋道 静寂に包まれた中を南の南禅寺へ下る。
道標が全くないのでよくわからないままのぶらぶら歩き。大文字山から南禅寺へとは何度か学生時代に下った子はあるのですが、
その頃とは全く感性がちがったのか 全く記憶に残っていない。
ここで初めて人に出会い、ここがもう南禅寺のすぐ上の谷筋道と確認。すぐ下に駒ヶ滝の行場があるので、立ち寄ってゆくとよいと教えてもらう。 それから数組 登ってくるのは外人ばかりだったですが、賀屋氏の中を潜り抜けるとパッと空があいて、静寂に包まれた谷筋の崖の上。幻想的な雰囲気が漂う駒ヶ滝の行場。記憶にないなぁ…・


 


南禅寺境内 ひさしぶりの南禅寺境内  琵琶湖疎水水路閣・南禅寺本堂 国宝の方丈庭園 南大門を巡る

◎ 良く知る粟田口ですが、初めて鍛冶伝承の地としてその痕跡を楽しみに歩いた「粟田口」


具体的な痕跡は見られませんが、鍛冶町の名前そして現代風に整備され、地域の人たちによって今も守られている三条宗近の鍛冶伝承を伝える鍛治神社・合槌神社が存在。
そして、何よりも鍛冶町の名前が残り、古代からの多くの人が行行き来し、繁栄した旧東海道の雰囲気が残る狭い街道道。
色々イメージが膨らんでうれしい。
また、今も街の中心として鍛冶町をみおろす丘にある「粟田神社」。
出雲神・鍛冶神 素盞鳴尊、大己貴命が御祭神といい、祇園祭の主役長刀鉾の剣か小鍛冶伝承の三条宗近奉納の剣であることなども含めて、この粟田口が鍛冶町だったことを今も連綿として受け継いでいると感じた街歩きでした。

帰りに三条通粟田口の東端白川橋に向かう途中 神宮道の南西角に「刀剣の店 玉山名史刀」という刀剣古美術商の店があり、
通りに面したショウウインドウには立派な刀剣が飾られていました。
粟田口に今も残る刀鍛冶の痕跡がここにもあり、また、この街に残る刀鍛冶の痕跡かもしれません。
神宮道のすぐ西に銀閣寺奥から南の祇園へ流れ下って行く白川にかかる白川橋。粟田口の西端です。
川岸の柳並木の枝かゆったりと揺れ、きらきらと光りながら流れ下って行く秋の夕暮れ。。 
今日は静かですが、休日ともなれば多くの人が行き交う場所 
都絵図に描かれた人の賑わいが今も残る場所かもしれません。
ふりかえると東山へまっすぐ登ってゆく粟田口の坂道。
よく知っているようで知らなかった東山山裾。 またひとつ和鉄の道が付け加わってうれしいWalkになりました。


旧東海道 京都三条通 粟田口に鍛冶伝承の痕跡を訪ねる  保存ファイル
 mp4 スライド動画 【7:50・36MB】 web 記録 pdf file 【15P・2MB】 動画のphoto Album 【107P・17MB】.
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   ◆ 古代の鍛冶伝承・稲荷伝承の残る京都山科に坂上田村麻呂の墓を訪ねる
     ●坂上田村麻呂墓  ●西野山山麓の鍛冶伝承地 花山稲荷神社 ●稲荷伝承の折上稲荷
     https://www.infokkkna.com/ironroad/2016htm/iron12/1607nishinoyama00.htm

   ◆ 京都山科に古代のたたら跡 如意ケ岳南製鉄遺跡群を訪ねる  2013.8.26 
       https://www.infokkkna.com/ironroad/2013htm/iron9/1309yamashina00.htm

   ◆ 稲荷山降臨伝承の三ヶ峰から伏見稲荷大社へ  2016.9.13.
     https://www.infokkkna.com/ironroad/2016htm/iron12/1610inariyama00.htm



   ◎ 鉄の風景 ・ 鉄のモニュメント京都 史跡 琵琶湖疎水 蹴上 2015.11.7.    
    「日本最初の発電所 蹴上発電所 水圧鉄管」と「インクライン」
        http://www.infokkkna.com/ironroad/2015htm/iron11/1512keage00.htm

   ◎ 京都 祇園祭 2011  2011.7.16.夕 宵山 & 2011.7.17. 山鉾巡行  
        https://www.infokkkna.com/ironroad/2011htm/walk8/1108gion00.htm

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             2019.11.5..  1911awataguchi00.htm   by Mutsu Nakanishi