2017年1年間 ホームページ更新10回の自分勝手な勝手な掲載記事に、お付き合いいただき
本当にありがとうございました。掲載記事数は合計38件になりました。
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和鉄の道・Iron
Road :10件 風来坊・Country Walk :18件 四季折・from Kobe :10件
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迫りくる老化に頭も回らず、文章も書けずで、挫折しかけながらの1年。
奇心に任せて
今年はデジカメに万歩計を加えて、日帰り健康walkをかねての神戸近郊風来坊。
「鉄」をキーワードに四季折々 近郊の山里・街歩き 色々教えていただきながら 続けることができました。
気象変動・地球活動の活発化に加えて、世相は変革・混乱の時代の入ったと感じながら、
逝ってしまった仲間や老化・病気と戦う仲間を案じつつ、
老いゆくわが身の立ち位置をも強く意識した年でもありました。
自己満足でしょうが、歩いた道をたどるデジカメ写真をスライド動画にして ゆっくり一人楽しむ時間ももて、
ストレスも軽減されたのか、肥満解消 健康検査的にはうれしい正常値に。
一年のしめくくり 今年1年 掲載した「2017年
和鉄の道・Iron Road」を振り返って 眺めてみました。
1.和鉄の道・Iron
Road 本年のトピックス
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◎
愛媛大学東アジア古代鉄文化センター設立10年、古代鉄研究のナショナルセンターのさらなる展開がスタート
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「鉄の起源 &
ユーラシア大陸のMetal Rood探求」の一年の成果レビューをかねて毎年12月に愛媛大学で開催される
国際シンポジュウム。本年第10回目を迎え「文明と金属器 -普及と-その過程」が開催された。
世界文明の先進地であり、金属器発祥の地でもある西アジアでの国際連携による取組の第一歩として、
金属器・鉄器の源流 鉱物資源の豊富な文明の先進地 西アジアにおける「石器→銅器・青銅器→鉄器への金属器の
普及とその過程」のテーマで最前線で活躍中の専門家たちのレビューと相互討論が開催され、
その聴講要旨を取りまとめました。
日本の研究者たちの活躍で従来の常識が次々と覆る西アジアの様相
専門家たちのレビューと相互討論から、金属器・鉄器が誕生し、普及してゆく実像が次々と浮かび上がってくる。
今まで西アジアとひとくくりでしか知らなかった文明の先進地 ヒッタイトのアナトリア 銅の大生産地
東地中海
沿岸エヴァント・パレスチナ そしてエジプト・メソポタミア それぞれが、違う様相をしめしながら、
交易の広いネットワークで、支えあう。
そんな中で、銅器・鉄器が生まれ、利器へと展開し、世界へ伝播すしてゆく。まったく知らなかった展開にびっくり
注目の愛媛大古代鉄研究所長村上恭通教授の鉄の起源説
「ヒッタイト以前に東地中海沿岸のレヴァント・パレスチナで、銅生産の副産物として人工鉄が誕生」
さらなる具体的な調査研究の進捗が楽しみでしたが、成果はまだこれから。
これからさらにどんな新しい展開があるのか 楽しみな西アジアでの共同連携の始まりです。
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● 第10回
愛媛大学 東アジア古代鉄文化研究センター国際学術シンポジウム
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「文明と金属器 -
普及とその過程 -」 聴講記録 by Mutsu Nakanishi 2017.11.25. 松山愛媛
◎ 国内の製鉄関連遺跡探訪
淡路島の弥生時代の鉄器工房を有する山間地集落群の拠点集落舟木遺跡と古代製鉄の奥播磨〜瀬戸内へ流れ下り、
河口に広大な塩田地帯を作り、赤穂の街を作った千種川河口
昨年、国生神話の出雲・淡路は強い結びつきを示す松帆銅鐸で沸いた淡路島で、本年2月 最古の鉄器生産工房村
五斗
長垣内遺跡のすぐ近くの山間地で、五斗長垣内遺跡をしのぐ鉄器工房を有する山間地集落群の拠点集落舟木遺跡が出土。
この地周辺は野島海人の根拠地でもあり、淡路島が日本の国造りの始まりに果たした役割に注目が集まっている。
また、舟木遺跡を中心とした山間地集落群は生産工房の集落群の性格が強く、
従来述べられてきた戦争に備えた高地性集落とは性格が異なっており、弥生の高地性集落の視点を変えるかもしれぬ。
自宅からは明石海峡をはさんで、すぐ南 現地見学に行こうと思いながら、まだ行けずにいる。
古代製鉄の奥播磨〜瀬戸内へ流れ下り、河口に広大な塩田地帯を作り、赤穂の街を作った千種川河口
膨大な砂の量とともに砂鉄が流れ下り、河口には砂鉄浜があったはずですが、よくわからず。
また、赤穂の町の北西に兵庫100名山「黒鉄山」の名前を見つけ、久しぶりの「鉄の名がつく山」ハイキングを兼ねて
千種川河口の砂鉄浜に行ってきました。
このほか、いろいろな姿を見せる現代の鉄にも出会いあえ、この1年色々思いを巡らしながらのうれしい「和鉄の道」。
お暇な時にでも 下記から本年の掲載記事ご覧ください。
◎ 本年の和鉄の道 掲載記事リンクリスト https://www.infokkkna.com/ironroad/iron17list.htm
2. 風来坊・Country
Walk 本年のトピックス
本年も私の住む神戸を中心とした近郊の里を季節折々訪ねる相も変らぬ花便り・近郊ハイクの楽しみに、
年から始めた肥満解消の一日8000歩健康walkの過程で見つけた神戸須磨界隈の四季の景色も
春
梅・カタクリに始まり、菜の花・桜 そして石楠花・バラへ 夏はクリンソウ・アジサイ・ひまわり
そして 京朝顔・京都府立植物園のバオバブを訪ねるのも定番に。
秋は黄金色Country
Walkに輝く播磨の田園とヒガンバナから紅葉等々。
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毎年同じような景色ばかりで、新しい情報が提供できずすが、自分的には季節を楽しむうれしいWalking。
そんな中で、私にとっては新しいCountry
Walkが付け加わりました。
8月 京都府の東南部宇治茶の山郷
宇治田原 奥山田の里 ハート型猪目窓が大人気の 正寿院 を訪ねる
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11月
古い記憶を思い起こしながらの大阪港の渡し
宇治茶の山郷
の自然がハート型の猪目窓から見える景色など孫娘が逝こうといわなければ、見られぬ景色。
またこのwalkで関西の水がめ、宇治川天ケ瀬ダムから豪快に一斉放水される姿を初めて見れました。
また、親父の記憶が残る港区・大正区の木津川沿岸大阪北港今も現役の渡しを巡るwalkにも感激。
このスライド整理で 河島英五が歌う「大阪の歌」に出会えたのもうれしい。
私の故郷尼崎・親父の勤め先大阪大正を重ねて 元気の出る歌です
【◆
インタ−ネットより
映像詩 河島英五が歌う「大阪の歌」最初の広告ありスキップください】【home
paheに採録:4:54】
【◆風来坊 Country
walk 古い記憶を思い起こしながらの大阪港の渡しwalk】
◎ 本年の風来坊 掲載記事リンクリスト https://www.infokkkna.com/ironroad/walk17list.htm
3. 四季折々・Monthlyの便りfrom
Kobe 本年のトピックス
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ホームページ更新時 いつも ふと思う時代の流れから取り残されている疎外感・・・・・・・
でも 愚痴はいうまいと。頭にあるのは「平和」・「穏やかな暮らし」のこと
「おもてなし」がビジネス用語としてとらえられる薄っぺらな情報社会からの脱却に一度 耳を傾けてほしいと。
傲慢・独りよがりで、アメリカ追従の仲間政治続く日本
技術立国日本がもろくも崩れ行く中で、また日本が国際社会から取り残されてゆく
幸福感が日に日に遠のいてゆく現実がひたひたと。
自分の立つ位置をはっきりして、前向いて平和の叫びを訴え続けたい。
毎度同じ繰り返しばっかりしかできませんでしたが、平和の願いを訴え続けたかった1年でした。
そんな中で はっと気が付いた「縄文の心」
過酷な時代に一万年の長きにわたり、平和な持続社会を築き上げた日本の縄文人
今年も日本の縄文のユネスコ世界遺産はかないませんでしたが、是非登録実現を。
また、今年 新しくなった広島原爆資料館の展示を見る機会を得ました。
その悲惨さに身が震える。 二度とゆるしてはならない。ダメなものはダメなんだと。
●【スライド動画】
原爆資料館
映像展示資料 原爆を投下された広島
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●11月に書いた拙文
「今一度 平和への考え方を見直そう」fkobe1711.pdf
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日本人のふるさと 縄文 縄文の心を映すストーンサークルを訪ねる
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1万年も続いた世界にも類例のない平和な永続社会 その原点には何があるのか…
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◎ 本年の四季折々・Monthlyの便り from
Kobe 掲載記事リンクリスト
https://www.infokkkna.com/ironroad/mutsu17list.htm
今年1年 独りよがりの勝手なページにお付き合いいただき本当にありがとうございました。
私にとっては 多くの方とつながり、 どこかでなにかのお役にたてばと・・・・・・
私のライフワークになった和鉄の道 好奇心いっぱいで 興味津々 今後の展開を眺めています。
頭も回らず、更新もだんだんままならぬようになってきましたが、引き続きよろしくお願いします。
まだまだ元気 好奇心はある 仲間が頼りですが、
元気に「前向いて」 今できることを精一杯
今年一年 和鉄の道・Iron
Road を振り返りつつ 2017.12.15.
Mutsu
Nakanishi from Kobe
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