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![]() ![]() 佐用町旧南光町林崎の千種川東岸に広がるひまわり畑 北側より 2011.7.23. ![]() ![]() ![]() やっと蝉の声もきかれるようになり また、暑いひまわりの夏がやってきました。 毎年 梅雨が明け、猛暑の夏の便りが次々と舞い込むようになると、例年むひまわりの季節。
今年は早く梅雨が明けましたが、私の家のひまわりもまだこれからだし、 様子を見に行った小野市ひまわりの丘も咲くのはずっと遅れそう。 今年は草花の開花異常がでたり、蝉の泣き出すのが遅いなど異常気象の影響が報じられ、 ひまわりにも・・・・と心配になる。 毎年 元気な姿を見に出掛ける奥播磨佐用町南光町のひまわりが心配でしたが、
台風が過ぎて、真夏の太陽が戻ってくると一機に「ひまわりの夏」到来。南光町のひまわりも元気に花を咲かせているとの便りが届く。 ![]() ![]() 兵庫県の西端に位置する佐用町は旧佐用町・南光町・三日月町が合併して出来た奥播磨の山間の街。 佐用町は神戸からは原付を走らせて約3時間 約100kmの距離であるが、いつも楽しみな通いなれた道筋である。
北に中国山地の山並みを眺めながら 播磨の田園地帯の加古川・市川・夢前川・揖保川を渡り、そして中国山地の山裾を山崎断層の中に点在する山郷の風景を楽しみながらこの地域の中心地 宍粟市(山崎)へ。そこからはさらに中国山地の山中に分け入って切窓峠を越えると佐用町。 北の中国山地から流れ出た佐用川・千種川・志文川など幾つもの川が合流して千種川となって南へ下ってゆく山間の小さな盆地が連なる町で、周辺の谷筋は古代のたたら製鉄地帯「千種鉄・宍粟鉄」の中心地のひとつで何度も訪ねた地である。
また、急峻な谷を流れ下ってきたそれぞれの川はこの地で少し緩やかになり、川筋の両側には河岸段丘が広がり、山間の集落が点在し、四季の移ろいが見られるのどかな山郷である。
南光町のひまわりは旧佐用町がある谷より一つ東の谷筋南光町徳久地区の集落ごとに休耕田を利用して、毎年少しづつ咲く時期をずらせて、作られ、谷筋の川岸から山裾までの丘全体を黄色一色にする。
照りつける太陽に向いて元気なひまわりが立ち並ぶ夏のひまわりの名所で開花時期にあわせ、姫新線播磨徳佐駅から臨時のバスが運行される。 今年もこの南光町の元気なひまわり「ひまわりの夏の便り」をみんなに伝えたくて、青空に入道雲が広がる7月23日の朝 原付を走らせて佐用町旧南光町のひまわりに出会いに行ってきました。 神戸から原付を走らせ、加古川土手に出ると真っ青な空の下に中国山地の山並みそしてモクモクと行き上がる入道雲 夏らしい景色。
今日はギラギラの太陽に一斉に元気な顔を向ける南光町のひまわりが見られそうである。 また、加古川の土手から、加西市北条の新しい市街地をぬけ、中国道が通る福アを経て、高速道と並走しながら、山崎断層の中を山崎へ。
山崎の街を流れる揖保川には 数多くの人たちが解禁なった若鮎釣りを楽しんでいる。これも真夏到来を告げる風物詩か????。 ![]() ![]() 夏の空と奥播磨の山並み 加古川の土手より 揖保川 山崎大橋からはアユ釣りの人が多数 これも夏の風物詩 橋を渡って北側の中国道山崎IC横の高架をくぐって再度西へ曲がって 山崎の市街地を抜けるといよいよ中国山地の山の中へ分け入る。
ここまで約2時間。前方の山中に分け入って 切窓峠を越えればもうすぐである。
山崎の街から約30分ほど深い緑に包まれた山中を中国道と並走しながら切窓峠を越えて東から南光町に入る。
千種への旧道との分岐土万三叉路を過ぎ、小さな峠を越えると北から南へ流れ下る千種川本流の岸下三河の集落のT字路にぶちあたる。
この道を北へ行くと千種で、反対に南へ川に沿って下ると南光町から佐用町への道。
いよいよ 川沿いに広がるひまわり畑の集落が点在する千種川本流の道に入る。
![]() ![]() ![]() 切窓峠 土万三差路 土万周辺を下ってゆく志文川 ![]() ![]() 南へ明るい谷筋の平坦な道を下り始めて、すぐ下野の集落。
例年だと山裾を流れる千種川・そして赤い高速道路橋と岸を埋めるひまわりの美しい景色が飛び込んでくる場所なのですが、 今年はひまわりの黄色い花が見られない。そして 漆野の集落に入っても同じで、ちょっと不安がよぎる。 今年はひまわり不作なのか やっぱり開花がおくれているのか・・と心配しながら、南光のひまわり畑の中心地 林崎地区へ急ぐ。 狭い谷合いの下野・漆野集落をぬけ、山裾に広い耕地地が広がる殿崎の集落に入ってまもなく
前方の千種川の対岸の田園地の向こうに谷筋全体に広がる黄色のひまわり畑が見えてきた。 開花の状況は遠くてよく判らないが、両側の山裾まで一筋の黄色い帯 千種川 東岸の谷筋一杯を埋め尽くす林崎のひまわり畑。 よかつた 林崎のひまわり畑は健在である。 川を東岸に渡って、川沿いをまっすぐひまわり畑へ だんだんひまわりの背丈が見えるようになって 青空を背にみんな同じ方向に顔を向けて立つひまわりの姿が確認できる。 ![]() ![]() 千種川を東岸に渡って 南側に山裾まで広がる林崎のひまわり畑を遠望 2011.7.23. 林崎のひまわり畑のある丘の真ん中には「若鮎ランド」という施設があり、野球場や広い大きな広場や駐車場があり、 丘からは南北に延びる谷筋の全体が見渡せる場所にある町民憩いのセンターで、 若あゆランドの丘の両側に広がる休耕田全体に毎年 この地の人たちによってひまわり畑が育てられる。 この土・日には「ひまわり祭り」が行われていて、この若鮎ランド周辺に数多くの人が動いているのが見え、駐車場には車が一杯である。 ![]() ![]() ひまわり畑の広がる若あゆランド(林崎町民運動センター)の丘 左:北側より 右:南西側 千種川越しに ![]() ![]() ![]() 若あゆランドの球場にひまわり 千種川の橋を渡って入る正面入り口 丘の南側 やっぱりちょっと生育が遅れているようで、北側のひまわり畑に入っている人は少なく、見物の人たちが南側の畑に多い。 若鮎ランド前イベント広場にはテントの売店が立ち並び、人でごった返し、 南側のひまわり畑の中にも黄色のひまわりの中に埋まっている多くの人が見える。 駐車場に原付を置いて、一年ぶり 南光のひまわりとの再会を楽しみました。 ひまわり畑の整理にあたっている人によると、北側のひまわり畑は1・2週間遅れて満開になるように種が蒔かれ多という。 また、昨年とちょっと様子が違うのは 毎年 ひまわり畑にする休耕田が違うからだという。 また、下野・漆野のひまわりは時期が遅れるようになっているという。どうも それで、用見つけなかったのかもしれない。 ![]() |
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1108nanko00.htm 2011.8.5. by Mutsu Nakanishi