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【写真アルバム】2011.春 西神戸で春を探す
2011.4.5. 1104haru00.htm by Mutsu Nakanishi |
須磨 旗振山満開の梅林より 南西 明石海峡と北側に広がる西神ニュ-タウン 2011.3.22.
明石海峡の春 いかなご漁の船団も海峡から播磨灘に漁場を移し、春到来です
雪割草 信頼
土筆 向上」
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今年の春とはちょっとちがった神戸からの2011年春の花便りです
雪割草
片栗を取り囲む雪割草 寒葵
かつて山野草の宝庫だと教えてもらった雌岡山の北斜面に咲く
春の山野草 2011.3.28.
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2・3月上旬の厳しい寒さがつづいて、春の花便りが遅れましたが、3月下旬 梅の花がさきだし、
やっと春が感じられるようになりましたが、3月11日 未曾有の関東・東北大震災に原発事故。
ほんとうに大変なことになりました。
被災された皆様に 心からお見舞い申し上げます。
そんな厳しい春に 郷では土筆がみんな顔を出し、山の北斜面で枯れ落ち葉の中から清純な雪割草、
枯葉をそっとどけると寒葵
そして それらに囲まれてすっくと立ち上がって 冷たい風に身を震わせる「カタクリの花」
みんながみんな「東北頑張れ」「日本頑張れ」と
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例年の春とはちょっとちがった神戸からの2011年春の花便りです
毎年 早春の西神戸の話題を独占する春の風物詩「明石海峡のいかなご漁といかなごの釘煮」。
でも 今年は 関東・東北大震災と原発事故でそれどころでなくなって・・・・・。 気分もそぞろの中での釘煮づくり
いつの間にか いかなご漁は 大阪湾・明石海峡から播磨灘へ移ってもう終わり。
でも 庭に春の草花が咲き、野には土筆が顔を出し、山裾には春の山野草が咲き始めました。
厳しい雰囲気の中でですが、春到来。
西神戸・明石海峡の北 子午線上に美しい三角形状で東西に並んで立つ信仰の山 雌岡山・雄岡山
かつては山野草の宝庫で、今この山で消滅しそうな山野草の復活をすすめる人たちがいる。
この山の北斜面で 春を告げる雪割草・カタクリの花に出会えました
雌岡山の山麓で 左から 満開の梅 雪割草 カタクリ 寒葵
須磨 旗振山からみる須磨海岸 左:
東の神戸市街地 右: 春の日差しを受ける明石海峡
土筆の群生地 西神戸 性海寺集落の奥の谷間の休耕田で 2011.3.29.
【西神戸 雌岡山・性海寺集落の草地で タンポポ と ホトケノザ 2011.3.28.】
西神戸 神出 雌岡山の山腹の草地に 春を告げる黄色いタンポポと赤紫の「ホトケノザ」が群生 2011.3.28.
西神戸 性海寺集落の休耕田に群生して 田圃全体を赤紫色に染める「ホトケノザ」の群生 2011.3.29.
西神戸ニュータウンの北西 性海寺集落へ入るところの田圃全体が赤紫色。はじめ蓮華ではないかと思ったのですが、どうも感じが違う。神出の畑で 蓮華と見間違えて、畝一つがこんな感じになっていて、珍しくて、調べると春の七草のひとつである「ホトレノザ」とは異なる「ホトケノザ」というのだそうだ。
よく見るとやっぱりそれでした。
畑の畔や山裾の草原などで見る「ホトケノザ」がこんなに群生して畑一杯を埋め尽くしているのを見るのは初めて。
これも 春の情景のひとつか・・・
西神戸 性海寺集落の奥の山際の田圃で 土筆の群生地を見つけ、土筆採り 2011.3.29.
土筆の群生地 西神戸 性海寺集落の奥の谷間の休耕田で 2011.3.29.
私はたべないのですが、「土筆」が大好物で目がないカミさん。
「性海寺の集落の奥の谷間の田圃で 両手の袋一杯採っている人にであったよ」というと是非 連れてゆけという。
土筆は田圃の畔か道端と思っていましたが、土筆を取っていた人たちは畔と言うより、耕作を放棄した山際の田圃の中。
「ちょっと軟弱地でぬかるんでいる場所で長靴か 水はじく靴がええ」と靴を準備して出かけました。
「何ぼでも これから出てくる」という。
雑草の中に 次々と 頭をもたげていました。
こんなに沢山 群生しているのを見るのは 数年前 近江八幡の湖岸近くの畑以来。
家内はビニール袋一杯採って 息子の家にも配って
その晩 炒めた土筆をほおばりながら
「 いかなごの釘煮もすんだし、土筆も食べられた これで 春や」と。
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