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昨年 教えてもらって 出かけた六甲高山植物園で始めてみた幻の花「ヒマラヤの青いケシ」
関西では見れないと思っていた高山植物の女王「コマクサ」。
そして 初めて見た純白の花びらの真ん中にポツンと赤い点の「オオヤマレンゲ」の花や
エーデルワイスなどアルプスの花々。
今年も是非出かけねばと６月になって、直ぐに照会の電話を掛けると
「ヒマラヤの青いケシも コマクサも 今が一番 きれいに咲いていますよ。 是非 お越しください」
と電話の向こうで華やいだ声。
６月1日の午後 天候は曇り空「写真を撮るには曇天の方がきれいに撮れるかも・・・」と行って来ました。
「今年は 天候不順と裏年で 日本国中どこも 花は少なめで小さい」と園芸員の人が教えてくれましたが、
六甲の山頂近くの斜面の一角に素晴らしい高山植物の花園がありました。
ちょうど ぽつぽつと雨も降り出し、園内で花を観賞していた人たちもみんな退散して、
咲き誇る高山植物を独り占め。
思う存分 花に近づいて写真が取れました。
ヒマラヤのケシは昨年より小ぶりでしたが、やっぱり神秘的。
なんといっても 今年は 一度花に顔をくっつけて写真を撮りたかった「コマクサ」のアップの写真が撮れました。
オオヤマレンゲの白い花も。
今年はスイスのアルプスを模した岩山の砂地に配されたエーデルワイスなどの花々の花園
そして 緑の中の谷あいの湿地にはピンクの「クリンソウ」の群落が満開でした。
ぽつぽつ雨がふったり止んだりの天候でしたが、緑の森の中に咲く高山植物の数々。
緑に包まれた一番高台にある喫茶ハウスで お茶を飲みながら 耳を澄ますと川のせせらぎと鳥の声。
お目当ての花ばかりに眼が行っていたなあ・・・ ほかの日本の草花にも眼をむけてもう一度歩こうと。
植物園の中を 行ったりきたり 楽しんで帰りました。
撮った写真は自分の思い通りには行かず、また ピンボケばかりですが、
神戸六甲から 世界の高山植物の花便りです。
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2010.6.1. 六甲高山植物園で Mutsu
Nakanishi
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