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参考資料「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」2010.8.7.朝日新聞朝刊に掲載された記事 1009hittites00.htm 2010.9.5. by Mutsu Nakanishi
1009hittites00.htm 2010.9.5. by Mutsu Nakanishi
8月7日の朝日新聞にヒッタイトの故地アナトリア高原で大村幸弘氏など日本人研究者によって 発掘調査が進む「ヒッタイトの鉄」の現地ルポの記事が掲載された。 ヒッタイトの鉄が ヒッタイト帝国出現以前のどこまでさかのぼれるか 興味津々 〔 記事全文 〕 ヒッタイトの故地 アナトリア高原(現トルコ)で発掘調査を進める 大村 幸弘氏の話を以前に愛媛大学でのシンポジュームで聴講 「初めて人工鉄器を実用化したのが、 アナトリア高原(現トルコ)に君臨したヒッタイトといわれてきたが、 最近の現地発掘調査で鉄器の出現がヒッタイトが台頭する以前の 紀元前21世紀に遡れる 」 とお聞きした。 「ヒッタイトの鉄の謎が日本人研究者たちの発掘で解き明かされる」と 胸わくわくで、その後どうなったのか気になっていました。 . 今朝 届けられた朝日新聞の朝刊に 現地で「鉄の帝国」の謎に挑む日本の研究者の発掘現場を訪れた記事 「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」の記事が掲載されていました。 鉄の帝国ヒッタイトの謎 鉄のロマンを掻き立てる記事 ご参考に掲載 2010.8.7. Mutsu Nakanishi ○ 参考資料 1. 大村 幸弘 鉄を生みだした帝国―ヒッタイト発堀 (NHKブックス 391) 2. 大村 幸弘 アナトリア発掘記 ~カマン・カレホユック遺跡の二十年 (NHKブックス) ○ 和鉄の道 1. 日本のたたら製鉄の源流を考える http://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/8iron02.pdf ヒッタイト・ツタンカーメンの鉄 そして 四川をつなぐ西南シルクロードがたたらの源流??? 2. 「人類が始めて手にした鉄の故地 ヒッタイト」 基調講演 アナトリア研究所長 大村 幸弘氏 愛媛大東アジア古代鉄文化研究センター国際シンポジューム「鉄と帝国の歴史」 聴講記録 http://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/8iron12.pdf
【参考資料】 2010.8.7.朝日新聞朝刊に「ヒッタイトの鉄の謎に挑む」の記事が掲載 ■ 今年の夏は出雲田儀川沿いに点在する田儀桜井家の製鉄遺跡群と神戸川水系の朝日たたら跡を訪ねたいと計画しましたが まだ計画倒れで実現できていません。この地域へは足を踏み入れたことがなく、是非一度訪れたいとおもっています。 ■ 「発掘された日本列島2010」の本を手に入れて最近の製鉄遺跡の発掘状況を見る。 福島県の太平洋沿岸相馬地方 古代の行方金沢製鉄遺跡群の南 横大道遺跡で大規模な官営製鉄工房跡が出土したという。 この地方が 古代対蝦夷の拠点として、武器製造をになう大製鉄コンビナートの広がりが本当に大きいようだ。 昨年淡路島で出土した弥生時代後期後半 卑弥呼の時代の大きな鍛冶村垣内遺跡では その後の調査で 鉄器製造跡と考えられる竪穴建物が17棟に達することが明らかになり、 数多くの鉄片切や炉跡と考えられる赤茶けた焼土部が出土しているが、 不思議なことに鞴羽口は見つからないという。 ■ また、新聞報道によると 淡路島 弥生時代後期後半の大きな鍛冶村 垣内遺跡で出土した大型鉄素材は朝鮮半島製の可能性が強いという。 出土しない羽口の代替として 手に入れやすい蓮の茎や竹が羽口として充分機能することが、 8月に実施された鍛冶炉復元実験で 明らかになったという。(2010.8.27. 読売・神戸新聞ほか) この大規模な鍛冶工房が弥生から古墳時代への変遷にどんな役割を演じたのか 興味津々であるが、調査はまだ これからのようだ。 .. 今日の朝顔 2010.8.7. 朝 夏の朝 庭に咲く朝顔を眺めるのが楽しみです By Mutsu Nakanishi 先頭に戻る
昨年淡路島で出土した弥生時代後期後半 卑弥呼の時代の大きな鍛冶村垣内遺跡では その後の調査で 鉄器製造跡と考えられる竪穴建物が17棟に達することが明らかになり、 数多くの鉄片切や炉跡と考えられる赤茶けた焼土部が出土しているが、 不思議なことに鞴羽口は見つからないという。
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