北側 琵琶湖の手前には瀬田丘陵が緑の帯として東西に伸び、この瀬田丘陵と湖南アルプスの田園地帯を流れ下る
大戸川
そして、瀬田丘陵の緑の帯の中に古代製鉄の地 源内峠 草津木瓜原に建つ現在の先端情報発信基地 龍谷大学や立命館
キャンパスが見えました。
新免へのきつい下りのやせ尾根と時間を考え、堂山へは登らず、そのまま新免へ下りましたので、
残念ながら南郷周辺は 堂山に重なって眺められませんでした。
堂山の肩から 田上新免へのやせ尾根をくだる
今回 湖南アルプスへ出かけようと5万分の1の地図を見てビックリ。
ハイキング コースとして 案内板やコース紹介などに記載されているのですが、コース図が手に入らない。
しかも、湖南アルプスの名のとおり、花崗岩質で崩壊が激しく稜線尾根から枝尾根がいくつも出ていて、
どこでも歩けそうでルートがわかりにくい。
関西では有名なハイキングコースなのですが、インターネット見るとやっぱり 道に迷ったケースが数多く出ている。
でも ポピュラーなハイキングコース 道はしっかりしているだろうし、現地でコース図も手に入るだろうと5万分の一
の地図だけコピーして出てきました。
五万分の一に登山道の記載のない湖南アルプス 低山ですが、下りは要注意
実際に歩いてみると コースそのものの道ははっきりしているのですが、傾斜の厳しいざれ場の下りではどの枝尾根をおりるのか踏み跡を見失わないよう地図とと見比べながらのwalkで、登りでは何にもなく通過できるのでしょうが、下りは
やっぱり厳しい。
踏み跡を見失わないように随分気を使いました。
太神山で出会った地元のベテランハイカーが言っていましたが、「湖南アルプスでは 5万分の一や 2万五千分の一の地図では役に立たない。1万2500分の一のルート図が入っ
たやつでないと・・・・」と。
あとで跡振り返って見ると やっぱり中高年が気になる山でした。
でも 久しぶりに展望を楽しみながらのやせ尾根。 古代の湖南の製鉄地帯や琵琶湖が手に取るように見えて、
地図とみくらべながら 古代の和鉄の道にあれこれ想像をめぐらせながらの気持ちの良いWalkでした。
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