From Kobe 5月 思いつくまま.
1. 大阪 国際ウエルディング ショウ に 「ものづくり」の現実2. 久しぶりに アフリカのむかしばなし と アフリカのリズムを堪能
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江口サロンの人たちに出会えました
1.大阪 国際ウエルディング ショウに思う「ものづくり」の現実えらい様変わりである。
2年後とに開催されている国際ウエルディングショウが4月9日から12日まで大阪で開催された。
仕事から遠ざかって サビた頭の体操にもなるし、昔の仲間にも会えると案内状をもらって、11日 久しぶりに会場のインテック大阪に出掛けました。
もう 5年以上遠ざかっていて 新しい技術動向を見るのも楽しみ。以前は 大阪での開催は東京と比べて人が少なく、また、ビジネスの場というより、会社のステイタスを示すようなイメージ展示が多かったのですが、今年行ってみて、参加者のの多いのにビックリ。
会場は凄い混みよう。
また、どの会場でも何処も溶接機を持ち込んで、実用の現場溶接を実演している。
以前 同じような現場溶接の実演を持ち込む企画をバタクサイ実演をやめろといわれたのをおもいだした。
大手メーカーもなりふり構わず、それこそ「バタクサイ」実演を連続して進めている。ウエルディンク゜ショウが本来のビジネスの場に変わったと驚きました。 また、小さな1コマのブースしか持てなかったアジアのメーカーが、日本の大手と同じような広いブースでビジネス展開しているのにも、驚き。
今 溶接のビジネスは活況だと聞いてはいましたが、現実に見ると想像以上でした。
でも このウエルディング ショウ の変貌は何を意味するのだろうか・・・・・・新興国が見せる現場主義のバタクサイ手法を遅れているとし 先へ進むと称して IT制御やビジュアル映像などの仮想画像そして、完全コンピューター制御の万能機がもてはやされた時代の終末か・・・・。
現実の作業に使えるかどうか・・・ 自分の目で確かめる現実的な現場主義の時代にもどったように見える。
日本のメーカーがブランドだけでは 新興国のものに勝てなくなった「必要の現実」
激烈な具体的なビジネス競争が見えてくる。「ペーパーで何ができるのか」「現場尊重の言葉だけで何ができるのや」と「ものづくり」の現場で自嘲気味に語られてきたことが現実のものになりつつある。ウエルディング ショウの変貌にも 現れてきているように見え、そこにビジネスチャンスが生まれてきたのだろう。
あたらしい海外メーカーに働きの場をみつけた仲間 そして、一緒に仕事をした海外メーカーのリーダーの自信に満ちた笑顔とと忙しくユーザーの人たちと歓談する姿に出会えたのがが印象的でした。
仲間から 今「溶接機はコンピュータ制御の素晴らしい自動機になっているが、「機械の標準設定では作業はできても 品質は保証できず」 その自動機に品質や速度などモディファイ付加の具体的な溶接設定を組み込める人が海外ばかりでなく、
国内でも大量に不足。 現場条件設定ができる人が引く手あまただ」とも聞きました。
「機械だけ持ち込まれても・・・・・・」である。思いもかけない別分野の人たちも この溶接展に。 出会えて ラッキー。
また、久しぶりに東京からこられた先輩にも出会えて、大阪の夕景を眺めながら、昔の技術談義に花を咲かすことができました。不況の中で 苦しみぬいた仲間のビジネス チャンス うまく 舵取りして 乗って欲しいと・・・・・
時代は スピードで 動いている。
自分にとっては もはや 自分の場ではありませんが、 やっぱり、時々 頭の洗濯しないと 置いてきぼりになってしまうとつくづく感じました。霞ヶ関ではやたらに目に付く「○○会議をつくった。 第三者をいれた○○会議」を作ったから 進むと・・・・。
船頭多くしても ましてや ほかの人入れて・・・である。
指示した本人が「自らやる」という姿勢のない会議の多発は「どつぼ」の連続。対極には 自動車ショウに世界の自動車メーカーの社長が乗り込み、自ら自社の自動車に乗り、ダイレクトに自分で自社の自動車を語る。
そんな時代にきているのにそれに気がつかぬ未だコスト・国際競争力・効率化の言葉薄っぺらな管理にしがみつく日本。「IT」ではなく「アイテイ」「アイテイ」と叫びまわったのが今は下火になったと思ったら、今は地球温暖化防止のための「炭酸ガス排出権取引 ・カーボンオフセット 」の言葉だけがもてはやされている。
今も「IT技術」「地球温暖化防止技術」は正面から取り組まないと「一番すすんでいる」との妄想に取付かれているだけで、いずれ置いてきぼりになってしまう。
「ものづくり」の世界でいわれる「根本原因・ルート コーズ」に眼を向けることをほうかぶれば、間違いなく付けが来るだろう。心地よい酔いの中 久しぶりに出会った人たちを思い起こしながら先頭に戻る
神戸への快速電車で 2008.4.11. by Mutsu Nakanishi
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2008.5.5. 0805kobe100.htm by Mutsu Nakanishi