『
萩焼の「優雅」と「質感のある素朴な味」
どうしても出したい素朴な萩の味がある 』
約1年間かけて 自ら築いてきた手作りの登り窯の嬉しい開窯初焚き
この窯から さらに何が生まれてくるのか・・・・
新しい作品に期待一杯で イメージを膨らませています
長年のご愛顧・ご支援に感謝しつつ、
引き続き ご愛顧・ご支援をお願いします。
2011.1月 陶房葉月 田中講平
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【登り窯 初窯・窯焚きの一日 2011.1.15.】
2011.1.14. 登り窯で焼く作品の窯詰め
登り窯で焼く作品の窯詰め
2011.1.14. 窯焚きを明日にひかえ、登り窯で焼く作品の窯詰めと窯焚きの準備が急ピッチですすむ。
2011.1.15. 登り窯 初窯・初焚き
1月15日 陶芸教室の皆さんはじめ、数多くの方々が見学に来ていただき、
多くの人に見守られながら、大口焚口に火が入り、真っ赤な炎が窯の奥へ奥へと吸い込まれてゆく。
待ちに待った登り窯 初窯・窯焚きが始まりました。
順調に窯焚きが進行し、夕方暗くなりだした頃いよいよ一の窯・二の窯の本焚き。
登り窯の温度は900度を越え、黄白色の光とすごい熱が窯口から伝わってくる。
いよいよ 窯詰めされた作品の本焚きに入る。
大口の焚口が閉められ、登り窯の横側 一の窯窯口から松の薪が素早く投げ入れて窯口を閉じる。
この繰り返しで、温度はさらに上がり、炎が窯詰めされた作品を舐めつくす。
窯の天井部の左右に小さく開けられた窓からはまるで息をするかのように妖艶な炎がくねる。
登り窯窯変の「妙」 窯詰めされた作品が「萩」に生まれ変わってゆく。
登り窯窯焚きの一番大事な時である。
一の窯の窯焚きが終わって 次に二の窯へ
に窯焚きが終了したのは16日未明。まる一日がかりの窯焚き
その16日朝は 夜から降り続いた雪が
登り窯を祝福するかのように吉敷の郷を純白に包見込んでいました。
うれしい登り窯 初窯・本焚きが無事終了。
あたらしい陶房葉月の登り窯の完成です。
窯焚き 大口焚口からの窯焚きで登り窯の昇温
一の窯・二の窯の焚き上げ
2011.1.19. 窯出し
1月19日 もう待ちきれない。高ぶる気持ちの中で 期待と不安が交錯する中の窯出し。
嬉しい窯出しでした。
生れ出た作品 それぞれに ひとしきり、眼をやったり、手に取ったりした後、ゆっくりと窯の外に出す。
すべてがすべて うまくいったわけではありませんが、
2009年10月から、約1年 多くの人たちに支えられながら 自ら築造した窯
その思いがひたひたとこみ上げ、感無量
ご支援 本当にありがとうございました。
2011.1.19. 嬉しい窯出し