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From Kobe 2008 年2 月 

      2008.2月3日 節分

日本人の祖先の一部  節分の「鬼」 

                                           2008.2.3.  0802oni00.htm  by Mutsu Nakanishi

2 月になって、寒い日が続いています。
新しい年になって あっという間に2月です。 1月は「穴熊」 いままに、冬眠。
そろそろ 動かないとと・・・・

今年の抱負・目標は・・???などと聞かれることもななし。 そうや 今年は「動」ただひたすらに・・・・と。
暗い話ばっかりでいやな時節ですが、今年も精一杯 「動 」 これしかないなあ・・・と。

2月3日は節分。
この時節になると「鬼」の話が話題になる。「鬼」というと日本各地には「鬼伝承・伝説」があって、「いい鬼」・「悪い鬼」が話題になる。
今日もラジオでは節分で豆をまくのに「福は内 鬼も内」と豆をまく里を紹介しています。

この「鬼」とは何者なのか 「鬼」の名前には、かつて「製鉄」の集団」と関連したところが多い。
「鉄」の生産活動が、周囲に数々の文化を伝え、生活環境を変えていったため、「いい鬼」「悪い鬼」がおり、また、
その地の「開拓神」として、祭られることもある。
数々の伝承・伝説とともに日本各地に「鬼」の名前のつく土地・山が残る。

幾度となく訪れた東北の各地で、その土地の人たちの「蝦夷」と呼ばれた時代の人たちへの強い愛着と近親感に出会って、
強烈な印象と新鮮な驚きを受けたことがあり、この時期「鬼」の話になるといつも気になるのが、東北の「鬼」。

新しい年になって「今年は・・・」と自分を省みる時期とも重なって、毎年 この「鬼」なについて、思いをはせる。
そんな折、今年は1月10日 朝日新聞に「祖先たる『蛮族』蝦夷」と題して、「古代東北の「蝦夷」と呼ばれた人々が異民族でなく、
日本人の祖先である」とわたしたちを呼び起こす記事を読み、一気にまた、東北の「鬼」に頭が行きましたので、あわせて紹介します。


青森の岩木山(巌鬼山)の山麓にある鬼沢集落は「鬼の里」を名乗り、鬼神社を祭り、「鬼の里 鬼沢」のねぷたが弘前の街を行く。
また、東北の背骨奥羽山脈は「北上(日高見)の鬼」と呼ばれる「蝦夷の族長 アテルイ」の領地。
ここでは、自分たちのルーツとして 連帯・近親感を持って、熱く熱く語られる。

岩手県民総参加で創られた長編アニメ映画「アテルイ」では「アテルイは親・兄弟を愛し、美しい自然を愛すために生きた。
21世紀の人間がどう生きるかという大切なメッセージがある 」とメッセージを送り、

北上市の市民憲章には「 あの高嶺 鬼住む誇り 音の瀬音 久遠の賛歌 この大地燃え立つ命ここは北上」と歌う。
関西や西日本の「鬼」 丹後大江山・鳥取大山(伯耆溝口)・岡山吉備 鬼ケ城の鬼 等々退治される鬼とは対照的である。
冷静に考えてみれば、この「鬼」 関西人の僕らにとっても 同じルーツ・仲間なのです。
どうも 都に近いところで育ったものと地方の人たちの意識の違いの大きさに戸惑いを覚えたことがありました。

今の「東京・大阪」と「地方」の違い そっくりそのままではないでしょうか・・・。若者と年寄り 大企業と中小企業の構図も。
中央一辺倒の流れが続く今、地方に目を向け、目を凝らさないとこの意識の違いや全体が見えないのでは・・・

切捨ては 効率でかっこよく写るのですが、 必ず 行き着く先は 行き詰まること歴史が示している・・・。
あまりにも悲観的なのですが、その貧乏くじをひくのも・・・。 その時 自分の身に起こるまで気がつかぬのでは、あまりにもさびしい。
全体を揺るがす逆風を経験したことのない日本の中央では足元が見えず、しかも、リーダーお任せの無責任な時代
ちょっとは 地方の意識にも 耳を傾けないと 自分の足元がぐらついていることに気がつかない。

年が変わり、節分の時節「鬼」が話題になるといつも 東北の「鬼」を思い出しながら、自分を振り返りつつ、こんなことが気になります。

また、中央の論理で議論されている道州制が 東北では仙台へ向かう東北各地からのきめ細かい高速バスネットワークを始め、
東京に向かうのではなく、仙台を東北の中核都市とした人・物の動きが大きな流れとなって進行しているという。
同じ流れは 西の福岡でも始まったと・・・・。

中央では見えぬ21世紀の新しい胎動が始まっている。これは 中央が動いても もうつぶれない流れ。
何でも東京 そして 関西ではないし、すでにその間に 名古屋が割って入り、仙台・福岡で新しい動き。
おりしも、人の意識はすでにインターナショナルな日とも急激に増加。
TV ・映画では 僕らはまだ外人と思っている人が、日本語をしゃべり、若い人たちはコスモポリタンに。
古代に起こった新しい国づくりの胎動が 今21世紀の胎動が起こっている。

本当に 地球に優しい 地球人の時代が来るように

ヨーロッパも、日本と同じかと思いましたが、、そうでもなく、ゆったりとした時間が街に流れている。
アメリカだって、救いはある。ゆるやかに大河が流れるように 地道に時代が流れていると感じました。

「ただひたすら 動 」
もっとも 好き勝手に 思いつくまま 気の向くまま かもしれませんが・・・


                                       節分の「鬼」に思いを寄せながら・・・

                                    2008.2.3. By  Mutsu Nakanishi

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    参考 和鉄の道 Iron Road  掲載リスト &   日本各地 鬼伝説が残っている例 

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  参   考  和鉄の道 Iron Road  掲載リスト &   日本各地 鬼伝説が残っている例

 
 和鉄の道 Iron Road 【2】 製鉄遺跡探訪 2001 & 2002上 
     10.日本各地の鬼伝説  鬼伝承の鬼は本当に悪者か???   2003.2.3.
               http://www.ne.jp/asahi/mutsuo/nakanishi/jstlbb10.pdf
 和鉄の道 Iron Road 【1】製鉄遺跡探訪 1995.10.-2000.5 
      8.弘前ねぷたと岩木山北麓 鬼伝説の里 鬼沢 鬼神社・十腰内 巌鬼山神社を訪ねて  2000.8.4.
                         http://www.ne.jp/asahi/mutsuo/nakanishi/jstlaa08.pdf 
  和鉄の道 Iron Road 【4】  製鉄遺跡探訪 2004 
      6.蝦夷の鉄・東北 和鉄の道  東北地方 和鉄の道 9編 取りまとめ  2004.1.18.
                         http://mutsu-nakanishi.web.infoseek.co.jp/iron/4iron06.pdf
  和鉄の道 Iron Road 【6】   たたら遺跡探訪 2006
      3.蝦夷の雄「アテルイ」の足跡 「清水寺・将軍塚」   2006.2.9.
                            http://mutsu-nakanishi2.web.infoseek.co.jp/iron2/6iron03.pdf
       ■ 日本各地 鬼伝説が残っている例写真の上でクリックしてください 拡大され読めます
1.伯耆国 孝謙天皇 鬼退治伝説 鳥取県溝口町  日野川流域 楽楽福神社伝承

2. 北上の鬼 蝦夷の雄 「アテルイ」 岩手県一関・胆沢ほか
    坂上田村麻呂の蝦夷征伐


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3. 吉備国 「桃太郎伝説」の鬼ケ城・ 吉備津神社

4. 青森県 岩木山(巌鬼山)山麓の鬼伝説  弘前市 鬼沢・鯵ヶ沢 十腰内

5. 丹後国 大江山 酒天童子伝承  京都府 大江町ほか

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  0802oni00.htm     2008.2.3.    By  Mutsu Nakanishi