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藤尾慎一郎氏の著作「<新>弥生時代 -500年早かった水田稲作-」を教科書に
弥生時代の鉄と稲作 & 弥生時代の時代感 整理メモ
2020.9.5. R0209newyayoi00.htm by Mutsu Nakanishi

【掲載内容】

コロナ禍での家籠りの中で、和鉄の道を整理していて、
炭素14年代計測法の登場で大きく変わった弥生時代の時代感。
新しい弥生時代の時代感の視点で和鉄の道もチェックしなければと。
特に鉄器登場と強く結びついていた従来の弥生の時代感は、
今大きく変化している。
第一歩として藤尾慎一郎氏の著作
「<新>弥生時代」500年早かった水田稲作」
を教科書に新弥生時代感を整理し、
特に「弥生の鉄の位置づけ」を自分なりに勉強し、
いつでも取り出せるようメモにまとめました。

概要総括 スライド動画 再生中 2min30s  13MB
弥生時代の鉄と稲作   ならびに弥生時代の時代感整理メモ
<新>弥生時代 500年早かった水田稲作」を教科書に

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 by Mutsu Nakanishi
内容は下記資料でご覧ください


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<新>弥生時代 500年早かった水田稲作」を教科書に
弥生時代の鉄と稲作   ならびに弥生時代の時代感整理メモ
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整理メモ作成の原本資料
 ■ 藤尾慎一郎著 歴史文化ライブラリー329「<新>弥生時代 500年早かった水田稲作」(2011年7月 )
 ■ 藤尾慎一郎 「弥生鉄史観の見直し」 国立歴史民俗博物館研究報告 第 185 集 2014 年 2 月 P156
      https://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/ronbun/ronbun8/pdf/185006.pdf
   ■ 国立歴史民俗博物館「歴史をさぐるサイエンス展」別冊 2003 10月
 ■ 国立歴史民俗博物館「炭素14年代測定と考古学」    2003 10月
 ■ 和鉄の道・Iron Road by Mutsu Nakanishi
         ◎  弥生時代の開始が考えられてきたより 古くまで遡れる?  加速器 質量分析法によるC14 高精度解析 年代測定法 
      https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/10yayoi.pdf   2003.10 .
     ◎   炭素14加速器質量分析法による年代測定法の周辺で「弥生時代は500年遡れる?」 歴史民俗博物館を訪ねて
      https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/4iron02.pdf 2004.2.

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主要図表抜粋     弥生時代の鉄と稲作 & 弥生時代の時代感 整理メモ
   
 

愛媛大村上教授らグループ10年にわたるた「鉄の起源・ユーラシア大陸東遷の道」探求のシンポジューム聴講記録をまとめ、西アジアで生まれた人工鉄がユーラシア大陸を東遷して、東アジアの中国・朝鮮半島から日本に入る伝播の道を記録することができました。いよいよ、次は日本に鉄が伝来する弥生時代。たたらの源流・鉄伝来・伝播の和鉄の道である。 
既に「弥生時代の鉄」についも 関連地や遺跡探訪・資料検討など和鉄の道・Iron Roadとして記録してきましたが、
今一番気に掛かっているのは、頭の中でいつもごちゃ混ぜになる「弥生時代の鉄」のこと。

従来「鉄による水田稲作の農耕社会 鉄器時代体の始まり」とされてきた弥生時代。
2003年歴博が発表した「鉄器のない水田稲作の時代が弥生時代のはじまり、約500年遡れる」とした「弥生時代の見直し」。
弥生の時代感・年代区分が大きく変わり「弥生の鉄」をとりまく状況も大きく変わっている。
和鉄の道home pageにも 2003年当初からこの歴博の「新弥生時代」の成果ならびにベースとなった炭素14年代計測法の紹介を掲載するとともに新弥生時代を意識してきましたが、教科書で習った弥生の時代感が私の頭にや資料にも残っていたり、
また、近畿・神戸に居住することもあって、大和王権つながる古い時代感ひきずられていることが多々あり、作成資料にもそれが残っている。また、時代区分や年代区分はできても、新弥生時代で指摘された日本列島地域間の多様な時代感の差までは頭が回っていなかったことも事実。
発表当初考古学者や数々の研究者を巻き込んだ論争がありましたが、現在ほぼ新弥生時代の時代感・時代区分がほぼ定着。
和鉄の道掲載資料の整理をしている中で、新弥生時代の時代感で、見直しチェックの必要を感じました。
歴博炭素14年代計測グループのリーダの一人として、歴博新弥生時代発表の成果を上げた藤尾慎一郎氏の著書「<新>弥生時代
500年早かった水田稲作」を見つけたので、この本を教科書に、新弥生時代の頭の整理・総括メモ作成。
必要時に整理した形で弥生時代を取り出し、チェックができるように和鉄の道に記録しました。



1.藤尾慎一郎氏の著作「<新>弥生時代の目次に整理された新弥生時代の時代感
2.時代や年代区分を決めるもの 絶対年代と相対的年代(編年)
3.<新>弥生時代」の年代・時代区分を明らかにした炭素14年代計測法と較正曲線  
4.「500年早かった水田稲作<新>弥生時代」 一番知りたかったこと・はっきり認識したこと
5.<新>弥生時代時代感の変更 弥生時代は「イネと石」の文化へ 「イネと鉄」 の文化からの転換
6・新弥生時代の年代区分(6.a & 6.b)
   1. 鉄器のない稲作の弥生早期約500年間を前期の前に組入れ
     本州では一機に弥生の時代にはならず、地域により縄文晩期と弥生早期の並立の時代
   2. 弥生時代水田稲作の始まりはBC9世紀 北部九州で鉄器のない水田稲作から BC4世紀鉄器による水田稲作へ 
7. 本州各地 地域ごとの弥生の社会を特徴ずける
 <新>弥生時代中期BC2〜3世紀「稲作と生業・祭祀・村や集団構成などの指標」比較
8.<新>弥生時代 日本を取り巻く東アジアの情勢 鉄と稲作


         【1】                【2】              【3】
                                    【4】                                            【5】

【6a】                                                                           【6b】
                                       【7】                                            【8】



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<新>弥生時代 500年早かった水田稲作」を教科書に
弥生時代の鉄と稲作   ならびに弥生時代の時代感整理メモ
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ご参考になれば     たたらの源流 「鉄の起源 & ユーラシア大陸東遷の道」探究  



1. 私蔵版視聴記録 NHK アイアンロード〜知られざる文明の道〜 
    後編「激闘の東アジア そして鉄は日本へ」by Mutsu Nakanishi
      https://www.infokkkna.com/ironroad/2020htm/iron16/2007NHKEurasiaironroad00.htm
2. 電子Book Eurasia Iron Road  2020.4.1. 
  愛媛大東アジア古代鉄文化センター国際シンポ 聴講記録集成   2009〜2019  
   「鉄の起源・ユーラシア大陸の東西を結ぶ金属器&鉄文化東遷の道」探求
     たたらの源流 「鉄の起源 & ユーラシア大陸東遷の道」探究        
  https://www.infokkkna.com/ironroad/2020htm/iron16/2004Eurasiaironroad00.htm
3.愛媛大東アジア古代鉄文化研究センター国際学術シンポジウム     聴講記録2015.12.6.より 
    鉄の起源・鉄の伝播探求 Review 2015 ≪ユーラシア大陸を東西に結ぶ鉄の道 Metal Road≫
      https://www.infokkkna.com/ironroad/2016htm/iron12/1601metalroad2015.mp4
4.【和鉄の道・Iron Road】Since 1999  home page by Mutsu Nakanishi . 
 『和鉄の道 たたら探訪』Iron Road・『風来坊』Country Walk・『四季折々』From Kobe.
   https://www.asahi-net.or.jp/~zp4m-nkns/


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和鉄の道・Iron Roadに掲載した弥生時代の鉄 主要リスト
和鉄の道【 弥 生・古墳 】掲載リストより
https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/ironyayoi.htm 
■ 弥生時代の開始が従来より 古くまで遡れる?  加速器 質量分析法によるC14 高精度解析 年代測定法      2003.10.
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/10yayoi.pdf
■ 炭素14加 速器質量分析法による年代測定法の周辺で「弥生時代は500年遡れる?」 歴史民俗博物館を訪ねて 2004.2. 
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/4iron02.pdf
■ 弥生の博物館 鳥取県 青谷上寺地遺跡を訪ねて  北九州と並ぶ鉄の先進地「山陰」                                     2005.12.  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/5iron12.pdf
■ 弥生の高地性集落に「弥生の戦さ」・日本人のルーツを探して                                                               2006.14. 
  http://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/6iron14.pdf
■  弥生時代 農耕社会の展開 と 鉄の役割 インターネット 検索を中心に資料をぬきだしました                                  2006.14. 
  「水田稲作」と「鉄」 大陸からの新しい技術・物資・人の流入  
  http://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/6iron14b2.pdf
■ 水田耕作・鉄・倭国 弥生の時代を作った渡来人たち 
  北部九州 魏志倭人伝の世界 壱岐・ 筑前・筑後の遺跡を訪ねて                                                        2006.13. 
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/6iron13.pdf
■ 国生み神話の淡路島 弥生時代後半の国内最大級の鍛冶の村 「垣内遺跡(鍛冶工房跡)」現地説明会Walk      2009.2.  
  倭国から初期大和王権誕生へ 日本誕生の謎を解き 明かすかも・・
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/9iron02.pdf
■ この秋 二つの弥生時代後期の製鉄関連遺跡の講演会を聞いて   2010.11.
  阿蘇谷 大量の鉄を集積した集落『下扇原遺跡』」 & 「淡路島 西日本最大級の鍛冶工房村『五斗長垣内遺跡』」
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/10iron11.pdf
■ 弥生時代から卑弥呼の邪馬台国・大和初期王権へ  古代国家形成の時代を動かした「鉄」                       2010.13. 
      無手勝流で鉄をキーワードに弥生から邪馬台国・大和王権への変遷を整理
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/10iron13.pdf
■ 近畿 弥生時代後期 淡路島に西日本最大級の鍛冶工房村が現れた時代                                                 2011.1.
  2・3世紀 幻の鉄器の時代鉄器は出土しないが、急速な鉄器化との考えに疑問符
  http://www.infokkkna.com/ironroad/2011htm/iron7/1103iron00.htm
  ◎添付 野島永氏「弥生・古墳時代における鉄器文化」   
   http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=32826
■ 「和鉄の道・Iron Road」 南北市糴(してき) 朝鮮半島と倭を結ぶ「和鉄の道」                                    2011.8. 
  魏志倭人伝の時代 朝鮮半島の鉄との交易品は何か
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/11iron08.pdf
■ 「大和平野は弥生時代の早くから大穀倉地帯だった 」
  国内最大級  弥生時代前期の水田跡2千枚が出土? 御所市 中西遺跡                                                         2011.16.
      https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/11iron16.pdf
         ■大和葛城 御所市 秋津・中西遺跡の発掘調査現場を訪ねる 2015.8.23.
        https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/15iron13.pdf
■ 映像資料【スライド動画】 阿蘇谷にベンガラの原料・「阿蘇黄土」を訪ねました 
   私の阿蘇谷「阿蘇黄土」を訪ねる 古代の製鉄原料? 阿蘇谷に大量埋蔵される渇鉄鉱                                   2012.11.
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/11iron16.pdf
■ 稲作・弥生の始まり 縄文と弥生の融合を示す田能・口酒井遺跡を訪ねる                                               2013.2. 
  http://www.infokkkna.com/ironroad//2013htm/2013iron/13iron02.pdf
■ 2013 5. 日本各地の人が交流した大都市集落 善通寺市「旧練兵場遺跡」を訪ねる                             2013.1.27. 
  吉野ヶ里に匹敵する四国讃岐の弥生後期の大集落 善通寺市 
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/13iron05.pdf
■ ≪たたら製鉄の謎 たたら製鉄のルーツに迫る≫                                                                             2015.1. 
  【資料】弥生時代中・後期の壱岐の半島交易拠点集落「カラカミ遺跡」資料まとめ 
     「南北市糴」朝鮮半島との交易で栄えた壱岐で  弥生時代中・後期の製鉄炉?出土(鍛冶炉とする説が有力に)
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/15iron01.pdf
■ 「鉄」と「銅製錬」&「鋳銑鉄くず」の出会いから 鉄の起源・たたら製鉄の始まりを考える                  2015.6.
   3月大阪 九州大学 宮本一夫氏「壱岐カラカミ遺跡から出土した製鉄炉」についての講演
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/15iron06.pdf
■「伊弉諾神宮 国生み神話の島」淡路島で大量の埋納銅鐸出土                       2015.7.1. 
  南淡路でみつかった埋納銅鐸 松帆銅鐸 (弥生時代前期末〜中期前半)
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/15iron10.pdf
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/15iron11.pdf
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/16iron14.pdf
■ 大阪弥生文化博物館2016年春季特別展「淡路島 五斗長垣内遺跡にみる弥生時代の鉄器生産」       2016.7.
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/16iron07.pdf
■ 渡来人のふるさと探し? 大阪歴史博物館 特別展「渡来人 いずこより」見学                                        2017.5.
  大陸・朝鮮半島からから伝来した先進文化・技術の空白を埋める手掛かりに
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/17iron04.pdf
■ 海人族と密接な鉄器加工・製塩などの生産工房を持つ淡路島山間地集落遺跡群の拠点集落         2018.8.
   【津名丘陵 舟木集落遺跡 弥生後期・終末期】現地探訪 
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/18iron06.pdf
■ 村上教授講演要旨「弥生時代の鍛冶工房に関する基礎論 」                                                                    2019.6. 
  ー 徳島県加茂谷 加茂宮ノ前遺跡の鍛冶工房を理解するために ー
  https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/iron/19iron06.pdf
等々


和鉄の道【 弥 生・古墳 】掲載リストより https://www.infokkkna.com/ironroad/dock/ironyayoi.htm 


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