約70億人いる現代人のルーツをたどると
「我々は約10万年前 東アフリカにいた小さな集団のたった一人の女性の子孫」
.
人類はこのたった一人の女性の子孫という綱渡り的細い道でつながり、
今約70億を超える繁栄を謳歌している。
この間 繁栄を極めた幾多の原人祖先がありながら、苦難の道を乗り越えられず、他はすべて絶滅している。
地殻変動活発化の時期にさしかかた今、現代人が引き起こした地球環境変化による異常気象も加わり、
地球上どこにいても 巨大災害がわがにも降りかかる
「今まで経験したことのない想定外の災害」と他人ごとではすまされぬ時代
一方、今まで謳歌してきた高度成長・高度情報化社会を支えてきたグローバル化・効率・大量消費を
追い求めた国際金融中心の情報化社会のほころびが随所に。
また、戦争の脅威は一向に去らず、格差の増大と弱者切り捨て 一握りの富裕層と大多数の貧困層への
2極分化が進み、出口は見つからずますます幸福感が遠のいてゆく。
望むと望まざるにかかわらず、躍動の時代から
成熟社会・人口減少の「激変の時代」へ
人類が幾たびも経験してきた絶滅の厳しい淵に立っている。
人類が困難を生き抜いてきた力それは「仲間を大切に思う心の進化」と「集団の協力」
約1万年の長きにわたって永続した日本の縄文はその実証例
幼くして歩けぬ障害をもった少女が、年老いるまで
集落の人たちに見守られ、生活を共にしてきた例が見つかっている。
「心優しき縄文人」「日本人の心の故郷」と言われる所以である。
また、「地球は鉄の惑星 もし 鉄が地球になかば、地球の生命体も生命を維持できず、存在しえない。
動物の血液中の鉄・植物の光合成にも鉄が関与しりせている。
山海の動植物の生態系も また「鉄」により、維持されている。
縄文の森を含め、太古の昔から、日本列島の沿岸には豊かな山・森があり、
最近「沿岸の山や森が豊かな海を育てる」「山は海の恋人」耳にするようになったが、
山に含まれている鉄分が森の植物によって、水に溶けこむ鉄となって、川を下り、豊かな海を育てる。
魚貝や海産物の資源の形成・生態系の循環には豊かな山や森の存在が欠かせぬことが明らかになっている。
ここでも「他人を思う心」・「集団の協力」をエンジンにした地方自立循環型経済創生・豊かな海や森の
資源開発が進められている。
鉄の惑星 激変する危機を生き抜くエンジンは「他人を思いやる心」
幸福への岐路にある今 スピート・情報過多の情報社会の流されず、自らをじっくり考えよう。
そこに地球に生きる仲間みんなの共存再生の道がある。
「心優しき縄文人」「分かち合い」の多様性 そして 沖縄には「命こそ宝」の言葉もある。
終活が頭にちらつく我々だからこその役割もあると信じて今を前向いて
わが道をゆく God
Be With You!!
また、本年こそ日本の縄文に 世界遺産の道が開かれますよう 期待を込めて
2019.1.1. Mutsu Nakanishi
|