生命をつかさどる元素 文明を支える元素として
鉄がなければ 人類は生きてゆけない
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溶鉄の輝き「閃光」と鉄の黒光り「肌光」
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その輝きの中に燦然と輝く人類の知恵の数々
グローバル・高度情報化社会と日本の成長繁栄が声高に叫けばれる現代社会のほころびが見えだし、
気候温暖化の激変・環境変化・格差と貧困の急激な進行そして戦さ
世界が今 新しいスタンダードを探し求めていいる。
地球温暖化はもう抜き差しならぬ状況になり、 極端な格差社会が新興国のみならず、
先進国でも軒並み 貧困差別と争いを引き起こしている。
この激変の真っただ中で、ただひたすら、東京一極集中を追い続ける日本。
抜き差しならぬ状況の中 さらに老齢化成熟社会の厳しさが忍び寄る日本。
これが人類が追い続ける未来繁栄の道なのだろうか???
他人事だった現実が我が身にふりかかる日々に ハッと気が付く。
「一億総活躍社会」の掛け声にも 首をかしげたくなる未来不安の世相が蔓延する。
「昔はよかった」と振り返っても なんの役にも立たないが、
今 一度立ち止まってグローバル・高度情報化社会の現実を直視せねばと…・・
今 出口を見致す転換をしないと人類・地球滅亡への道の縁にいると。
なにか 満たされぬ閉塞感から脱する新しい道を今踏み出さねば・・・・・・
「どう 生きればよいのか」 あれこれ思いめぐらす中での 新しい年の始まりです。
人間の人間たる所以は「他人を思いやる心」。
人は心を許す仲間なくして生き延びてはこれなかった。 それを「愛」という人もいる。
今 厳しい競争社会の中で それが大きく揺らぎ、忘れ去られてきた。
「甘っちょろい」との声もあるが、「他人を思いやる心」なくして 人類は生き延びてこれなかった現実を
先端の科学そして歴史が証明している。
現代社会が忘れたものを 今の現代社会に取り戻すことが、閉塞した現実を突破する糸口になるだろう。
手にしていたすべてが一瞬にして消え去って 立ちすくんで 途方に暮れた中で
神戸の街が一つの輪になって 立ち向かった震災の記憶
グローバル・効率化と激烈な競争の中で、現代人・社会が忘れ去ってしまったもの
それを思い起こさせてくれたルミナリエの光の環
また、今 世界が「日本の縄文」に着目し、現代社会を見直そうとしている。
かつて 世界に類のない「1万年もの長きに渡って 平和で豊かな永続社会築いた日本の縄文」
そんな「日本の縄文」にも現代を見直す知恵がある。
欲望・競争の渦から抜け出して 取り戻そう 「他人を思いやる心」を。
新しい価値観として次の世代へ伝えねばと。
人類の歴史の中で 他に類を見ない1万年という長きにわたり、平和な継続社会を築いた「縄文」
今 こそ 「日本人のルーツ 心優しき縄文人」 の心を今取り戻そう。
心を許す仲間なくして生き延びてはこれなかった人類。
その繁栄の道はただ一つ「他人を思いやる心」。
齢70を越え、無理は効かぬし力もなし。 でも まだまだ 好奇心は旺盛 元気はある
今一度 家族・仲間を そして世界平和の道を思い浮かべつつ、前向いて元気にと。
本年もよろしくお願いします。
2016.1.1. by Mutsu Nakanishi
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世界が注目する縄文の「他を思いやる 心優しき縄文」
1 万年を超える長きにわたり、平和で豊かな社会を築いた日本の縄文
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世界にも類例のない平和な永続社会 その原点には何があるのか…
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ほかの動物に狩猟・採取の生活を見ると
「乳離れするまでは 面倒を見るにしろ、狩猟・採取の移動の中で
群れについて行けなくなると置いてきぼり」
それが狩猟・採取の生活の厳しさ。
そんな縄文の狩猟・採取の時代に 幼くして小児麻痺の少女が
成年期を経て、一生 多くの人達に見守られ、村で暮らしていた。
また、猟犬として飼われていた犬たちが、家族同様 大切に暮ら
していた証拠もある。
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