【 From Kobe 2010.11月 】by Mutsu Nakanishi
縄文がえりの勧め 心優しき縄文の村 2010.11.7. 1011kobe00.htm
. 幼くしてポリオにかかった少女が 縄文の村で みんなに守られ ずっと暮らしていた
「景色のいい素晴らしい高台に暮らす心優しき縄文人」「縄文のこころを映すストーンサークル」と
縄文に魅せられて縄文の遺跡を訪ねはじめて、もう10数年になる。
先日 テレビを見ていたら http://www.town.toyako.hokkaido.jp/iritaka/index.html
● http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/dbs/joumon/remains/is_irietakasago01.htm● ポリオで20歳まで生きた 縄文時代、家族が介護?
東京科学博物館 展示より 2010.11.17
西日本新聞 「先人たちのカルテ 病とともに」 2008年11月02日の記事より 抜き出し
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/doctor/feature/post_673.shtml
それが 墓地に葬られた人の骨から 直接その痕跡が見つかったという。「人と動物とは違うんだ」という証拠が・・・。
現代人が忘れかけている「こころの優しさ」を見るような気がしています。この北海道洞爺湖の近く 噴火湾を望む海岸の高台にある入江・高砂貝塚縄文遺跡が「北海道・北東北の縄文遺跡群」として 三内丸山縄文遺跡などとともに世界遺産の暫定リストに組み入れられていると。うれしくなってしまいました。
蛇足ですが、「文字」の発明が「人間の文明・文化」を大きく発展させたとも聞く。
文字の発明が 事象を過去・現在・未来 ときっちり整理して コミュニケーション・伝達を円滑にしたことが規律・社会性 そして複雑な道具を発明し、人間社会を円滑にしてきた。
遠く そんな文字のない縄文人でさえ、社会性を身に着けている。
急速に文字離れが進行し「ビジュアル・デジタル・スピード」がもてはやされ、
ひとりよがりの即物的な対応が社会の中心にある今、本当にこれでよいのか… と。
何かもっと先を眺めた知恵があるのではないかと思える時代である。
今年の秋 ある仲間の縄文訪問ツアーの展示で「輪を持って貴し」の言葉を見ました
美しい縄文の村の高台にすわって ほっと一息 周りを眺めるのもよいものと
またまた 縄文がえりの勧めです。2010.11.5. by Mutsu Nakanishi
縄文の大集落 青森 三内丸山縄文遺跡 広場を取り囲む環状集落 長野県梅ノ木縄文遺跡
静かな森に包まれたストーンサークル 青森小牧野遺跡 ストーンサークル 秋田県大湯遺跡
環状に広場を取り囲む土屋根の竪穴住居群 そんな縄文の村が3つ 御所野縄文遺跡
1011kobe00.htm 2010.11.7. by Mutsu Nakanishi