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From Kobe  2009年10月   by  Mutsu Nakanishi   2009.10.1.
       「知らなきゃ 損する」 IT社会   携帯電話での失敗などなど

0910kobe00.htm  2009.10.1.   by Mutsu Nakanishi


6月に家内と二人で新しい携帯電話に替えたのですが、この夏の使用料金の明細が送られてきてそのビッグなのにビックリ。
明細書をみるとパケット通信オーバー分が凄い。 これは何だ・・・・・と。
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携帯電話の代替時
「パソコンもあるし、携帯はそれほど使わないから一番安い基本にしといてください。」と
料金体系を決めたのが原因。どうも写メールの料金らしい。
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料金は銀行引き落とし。そして最近は明細もインターネット・携帯電話で見る方式が主流。
眼を光らせないと知らぬ間に見過ごして高い料金を払い続けることになる。

携帯電話の機能にも慣れ、家内と二人 デジカメと変らぬ写メールの画像の美しさに 
この夏やってきた孫たちの写真をバチバチ撮って写メール。 
パソコンにも保管の写メールをした記憶がある。 
それも出来るだけパソコンで処理できるようにと写真サイズを圧縮もせずに・・・・・・。

 

話をみんなにすると 即座に「そら 写メールや。 みんなその経験ある」と家内も私も異口同音に聞く。
どうも みんな経験していて、私たちが遅れていた様子。

インターネットで 写メール・ビックリ料金で検索するとあるある凄い数の情報。
メールと同じで、写メールちょっと時間かかる時もあるが、まぁいいか・・・と思っていたのですが、
写真の大きさを文字数に置き換えて考えると凄い長さになる。 メールの大きさに比べると凄い大きさでしかもカラー。

原因が判るといたって簡単。 パケットとは言い換えるとこの長さなどのトータル。 
基本料金では10枚も送れば基本料金を超え、その後の1枚ごとの過料はかなり高いのである。 
ちなみに写メール1枚 どうも100円以上 数百円/枚もかかる場合もあるらしい。

パケットの言葉にわからぬまますっと通り過しているが、
「写メールで写真1枚送ったらいくら。 また、どの大きさやったら その何倍」と言ってくれればいいのですが、
契約の時の基本はサイズダウンなしの一番大きな大きさで パケットの話はあっても 写真1枚なんぼの話は口チャック。 
メールでは1円メールを大宣伝したではないか・・・・。

これだけ みんな 写メールの理不尽さに遭遇しているということは これで携帯電話会社もうけているのか・・・・・と。 
宣伝に乗って 写メールやビデオをせっせと送っているとえらい目にあう。
「それやったら 写メール 使い放題に契約を換えたら」と言われるに決まっているので、やせ我慢で今は写メールはストップです。

インターネットが普及するにつれ、文書や口頭での説明は簡略化され、
何がなんだかわからぬままに情報端末が巷にあふれている。 
そして この機械は細かいこと教えてくれないし、フォーローはしてくれないままで。

まちがっても 「そっちより こっちがいいよ」とか「こんな 選択肢もあるよ」とはアドバイスしてくれぬ。
「知っていれば 得する。 知らなきゃ 損する」 
いやな情報社会が出現しつつあり、情報の少ない年寄りにはつらい社会。

「年寄りほど携帯電話には 慣れて使いこなさないとダメ」と常々言い続けるのですが上記のような失敗も。
  でも 今月紹介した航空券シルバー特割の裏技など 知って得した最たるもの。

 こんな例も・・・・・・・・。

その1. マクドの店頭で携帯電話をかざして
      「この紋どころが 眼に入らぬか」の若者 知ってますか・・・・
この頃 街にでて、ちょっと休んで町をぼんやり眺めたくなるとマクドのカウンターに座ることが多い。ポケットの100円玉数枚でマックとコーヒーが飲めて、若い人も入れ替わり立ち代り入ってくるので気が楽なのである。
このマックのカウンターで水戸黄門よろしく携帯電話をカウンターにかざしている若い人がやたらに多い。はじめは電子マネーか何かと思っていたら、あまりの多さにどうも違うらしいと。
私もマクドの店頭で一度「この紋どころが 眼に入らぬか」をやりたくて・・・・・

息子に聞くと「割引クープンやコーヒー無料」のクーポンが携帯電話のインターネットで入手でき、そのクーポンをかざす」のだと。

携帯電話で金曜日に毎週 そのクーポン案内のメールが来るように設定できたのですが、
ジャリ銭でコーヒー飲む程度のわたしには関係なし。 

この方法・サイト・使い方を理解するまでのインターネット代もたかいのだろうなあ・・・と。
いまだにマクドの店頭で一度「この紋どころが 眼に入らぬか」をようやらずにいる。


その2  キッザニア甲子園 
         予約も情報も案内パンフもインターネット・電話(ブッシュホン・携帯)のみ その徹底ぶりに脱帽

キッザニア甲子園が関西にオープン。 子供たちに大人気で休日の予約チケットなど中々取れない。
この夏 孫娘から「帰ったらキッザニア甲子園連れてって。 切符はインターネットしか取れないので頼む」と。
凄いですね。 
常々チケットをはじめいろいろなものが、インターネット販売になっているのは知っていましたが、この「キッザニア甲子園」切符の予約のみならず、案内もなにもかも一切インターネットでないとダメ。パンフレット一枚手に入らない。
キッザニア甲子園へ行ってもダメである。
おまけに 予約しても 入場して行きたい店へ行こうと思ったら、開演前に並んで順番チケット取って 早く入場することが必要なのですが、それも公式にはオープンされず、ネットにある口コミ情報だけ。

順番チケット取るのに並んでいるのは若いママさんばかり。
並びなれているというか 文句も言わずにようまあ 何時間も並んでいる。 本当に年寄りにはきついと。 
インターネットやITを売り物にするのなら、もっとスマートな方式あるだろうと文句もいいたいのですが、
これまた、文句を言うとこがない。
アメリカナイズされた情報端末を駆使したやり方の凄さとそれに慣れる若い人たちに脱帽です。

情報端末使いこなさないと取り残されてゆく社会が始まっている。
それにしても 「知らないやつは相手にしない」との情報端末を使ったビジネスは それこそ弱肉強食だ。
なんせ 全世代の1/4はまったく 情報端末が使いこなせぬ年寄り世代。
年寄り世代にやさしい情報端末システムを全面的に展開してくれる所はないのか・・・・・・・と。

意味はちがうが「スローライフ」・「友愛」の言葉が踊る政権交代。 
「知らなきゃ 損する」 IT社会だけはパスしたいもの。 
でも、「知らなきゃ 損する」 IT社会を意識した生活スタイルを構築せねば・・・と思い始めています。

                                       2009.10.1.  by Mutsu Nakanishi.

0910kobe00.htm    2009.10.5.  by Mutsu Nakanishi