「変えられないものを受け入れる心の静けさ
変えられるものを変える勇気と
その両者をみわける英知と」
教えてもらってピンときたいつも頭にある言葉。 庶民の現実的な知恵と思っています。
世の中は本当に何が正しいのか 良くわからん 混乱の時代
政治家は全く先を語らず、目前の政争に精を出し、マスコミは話題づくりか何か、せつな的なことばかりにしか目を向けず、自分たちが誘導したお祭り騒ぎが世論という。踊らされる方も 今踊らないと・・・と流されてゆく。
もっと落ち着いた先への道がないのか・・・・・・・・と。
どこを見ても芸能人の学芸会 TV番組のひどさに悪態をつつく。
家族からは「年寄りの冷や水 自分が世の中に 付いて行けなくなっているのを自覚しろ」 と怒られるのですが、
最近読んだ「アエラ」に最近のTVのひどさについて書かれた一文に喝采。
おんなじこと言っている人がいる。
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大阪人にある「わらわせて 場を盛り上げないと」との刹那の論理が東京でもっと変質してTVを席巻。
正と偽を見分けることもなく政治家までもそれを利用する。
アメリカのサブプライム問題に端を発した金融危機が世界を席巻。
金融危機の世界連鎖と不景気と雇用の不安感
資金に余裕のある日本の銀行によるアメリカ金融への膨大な投資。 なにか割り切れない。
低金利で利子を10数年銀行にせっせとつぎ込んだ結果である。
アメリカもついに公的資金を投入する。
アメリカもついに強欲資本主義の道の看板を下ろすのか・・・・と思いましたが、
今日 アメリカ下院は政府の金融安定化法案の公的資金投入は拒否した。
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これはアメリカが進めてきた効率化 奥行きのない強者or弱者の二者選択
○×論を推進してきた自己責任の社会の道としては当然の道か。
すごい社会である。
良い悪いは別にして アメリカにはこんな凄みのある事を進めても それぞれが 生きてゆく道があるのかと。
この成り行きは しっかり見たい。でもアメリカのこの凄みある強欲主義は世界から見放されるだろう。
ちょうど
BSではオリビア ハッセイの「マサーテレサ」の映画を再放送していました。
「変えられないものを受け入れる 心の静けさ
変えられるものを変える 勇気と
その両者をみわける 英知と 」
私には やっぱり こっちの生き方の方に共感する。
今の混乱の社会世相を反映してか、新聞の出版広告などで見ると
最近 国際競争や金融の本の中に この「愛」をテーマにした本が増えていることも気になっています。
団塊の世代が云々いわれるが、団塊の世代の社会は 働けば働くほど生活がみんな向上した社会。
企業の汚さや歪はあったものの・・・ 一億総中流 総何々といわれた平準社会
今ほど 若者がかわいそうに見える時代はない。
やっぱり 平和が一番 武器は取らない。
それでは立ち行かぬと人は言うが、
あまりに強欲なのは悪を通り越して罪であることをそろそろ認識しなくては・・・と思う。
また、 取り込むばかりでなく 与えることも
今度の総選挙 さあ どうなるでしょうか・・・・・
「アエラ」の檄文に触発されて、 また ぶつぶつです。
2008.9.30. 神戸にて Mutsu
Nakanishi
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