陶房葉月便り 2006年11月
秋の山口県では全国各地で行われている様々な文化活動を全国的な規模で発表し交流するわが国最大の文化の祭典
第21回国民文化祭が11月3日〜12日まで、県内各地で行われ、さまざまな分野の文化イベントが行われました。陶芸の分野でも萩焼の中心地萩市で 人間国宝 三輪壽雪先生の特別展萩焼の造形美「人間国宝 三輪壽雪の世界」が
浦上記念館で開催されると共に、「陶芸展 いま、“萩(やきもの)”がおもしろい!」が開催され、
多くの人達が萩焼の魅力を楽しみました。
この陶芸展は 萩の歴史的建造物 武家屋敷の幾つかを会場に陶芸分野でプロ・アマ問わず
活躍している人達の作品を全国から公募して 入選作品を展示すると共に、
萩陶芸家協会会員の「器と花のコラボレーション」展を同時開催。
この陶芸展に出展した田中講平の作品も旧久保田家住宅の会場に展示され、
訪れた人達の目を楽しませました。
落ち着いた古い武家屋敷の室内の建具・調度・庭を背景に
室内に差し込む日差しが作る陰影と生けられた花とのコラボレートの数々
素晴らしい萩焼作品の魅力を存分に楽しませてくれました。
国民文化祭・やまぐち2006 器と花のコラボレーション
【田中講平 出展作品 】
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【陶房葉月便り 2006.11月】 2006.11.15.作成