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京都 葵 祭   walk    2010.5.15.
2. 葵 祭  御所から下鴨神社へ向かう本列(男列)と斎王代に従う斎王代列(女列)  2010.5.15.
5月15日 快晴 の絶好の日和 予定では葵祭の一行が御所を出発するのが、10時30分で下鴨神社到着が11時40分。
我が家に育つ二葉葵をながめていて、ふと思い立った久しぶりの京都葵祭の見物である。
10時過ぎに緑に包まれた糺の森・下鴨神社が葵祭見物が一番と糺の森にいってみたのですが、行列が通る糺の森の参道には有料の観覧席で埋められていて、無料の人たちは西側隣の参道樹木の間から観覧席越しに眺めるように変っている。 これではまじかに眺められない。やっぱり有料で費用捻出のためには仕方がないのかも・・・・。 賀茂川の土手を行く行列もきれいなのですが、午後になってしまう。
御所から下鴨神社へ向かう行列をじっくり眺めたいと出町へ行く。 出町は下鴨神社の直ぐ南 賀茂川と高野川の合流点にかかる出町橋の西詰め。河原町通りを上ってきた行列が出町のこの西詰めで端に向かって曲がる地点である。葵祭とは関係ないが、北に伸びて若狭小浜ヘ至る「鯖街道」の起点でもある。 今日は本当に新緑が気持ちがよい。大文字山が美しい。
出町 出町橋西詰 T字路の角の路肩で騎馬警官先導の行列到着を見る 2010.5.15.
沿道には多くの人たちが行列を待っているが、 出町から東の出町橋へ曲がる角の横断歩道の横の狭い部分が空いていた。交通整理の警察官が立っていて、横に横断歩道なので敬遠された一等地。横断歩道に拡がらなければOKだと警察官も言う。
ラッキー。到着には少し間があるが、見ている間に周囲は人で一杯である。ちょうど向かい側川原町沿いが豆餅の「ふたば」で直ぐ南が鯖寿司の「大岩」で、「ふたば」には今日も長い行列である。行列の到着を待つ間に今日の昼食と土産に鯖寿司とまめ餅を先に仕入れる。
11時15分を回って ちょっと遅れ気味で騎馬警官に先導されて 葵祭行列の先頭がやってくる。
まずは 近衛使代(勅使代)を中心とした本列(男列)が続き、其の後に斎王代に従う斎王代列(女列) 約1時間の王朝絵巻がまん前で繰り広げられてゆく。近衛使代(勅使代)を中心とした本列は武者・宮人の行列が続いた後に牛車が続き、その後にきらびやかな馬に乗った近衛使代(勅使代)がやってきて終わる。
祭 本列
牛車
飾り馬に乗る近衛使代
武者・宮人の行列が続いた後 牛車が続き、本列の中心者 きらびやかな馬に乗った近衛使代(勅使代)がやってきて本列が終わる
こんなに沢山の人が頭に「葵」の飾りをつけていたか・・・と記憶との違いにもびっくり。
また 以前見た時とは格段に装束が美しいのにびっくりする。
葵祭の行列は音もなく無言ですすんで行くだけなので、派手さはなく、
行列の集団がとぎれると何かまのびした記憶にあるのですが、今日はまったく無し。 
「ふたば」で貰った下賀茂神社の葵祭冊子に葵祭の様子が記載されているという。
「徒然草」には葵祭を「だらだら祭」として行列が来ると桟敷に出てきて
いってしまうと家の中に入って酒を飲むなどする」との見物の様子が書かれている。
今日はまったくそれは無し。
最後まで見ました。見る方の気持ちで随分変るもの。
本当にこんなにきれいだったのか・・・・と。
本列が通り過ぎると今度は斎王代を中心とした斎王代列(女列)がやってきた。
鮮やかな十二単の衣装の胸に「葵」が付いている。騎乗の美女の胸にも

鮮やかな十二単をまとった胸に「葵」  斎王代を中心とした斎王代列(女列) 2010.5.15.出町で


 斎王の乗る神輿

斎王代列 (女列)  2010.5.15.  出町橋西詰めで
約1時間ほどで 行列は出町の角を東に折れて、出町橋を渡ってゆく。橋の直ぐ北がもう糺の森。下鴨神社の神域に入ってゆく。今まで抱いていた印象とは違ったすがすがしい気分の葵祭。
やっぱり、糺の森の中を行く葵祭の行列も見たいと糺の森へ急ぐ。
賀茂川と高野川の合流点 出町橋を行く葵祭の行列  2010.5.15

ちょうど 斎王列の牛車が新緑の中を下鴨神社の社殿へ向かうところであった。

多くの人で 参道には近づけなかったが、緑の中をゆったりと進む斎王列を眺めることが出来ました。

糺の森 緑の中をゆったりと進む斎王列 牛車  2010.5.15.
久しぶりに見る葵祭  葵がきれいな飾りとして身につけた優雅な王朝行列がゆったりと進んでゆく。
家にある二葉葵の縁で思い立って見に行った葵祭。 新緑に浸って 本当にすがすがしい葵祭でした。

また、出町の角 横断歩道横に立つ警官の人が「みんな仲良く見てもらうのが一番」と言い、横断歩道に止めて見る車椅子の人を排除せず、
自分の立つ横断歩道脇に入れ込んでくれたことも、一層この葵祭を気持ちの言い気分にしてくれました。
下賀茂神社を出てから、久しぶりに松ヶ崎をゆっくりと歩いて松ヶ崎大黒天まで行って、バスで帰りましたが、バスの中からも賀茂川の土手を上賀茂神社に向かう葵祭の行列を眺めることが出来ました。気持ちのいいときはこんなもんで、これもラッキーでした。
新緑の中での本当に素晴らしい一日でした。

賀茂川の土手を上賀茂神社に向かう葵祭の行列   2010.5.15.
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【スライド】2010年 葵祭  京都 葵祭 walktop page 1.葵祭の由来となった植物「ふたば葵」 2.京都 葵祭 walk

 
京都 葵 祭   walk    2010.5.15.〔完〕
.  top page  〔京都 葵祭 行列見物 walk 
1.   葵祭の名の由来となった植物「ふたば葵」
2.
  御所から下鴨神社へ向かう本列(男列)と斎王代に従う斎王代列(女列)
 
【スライド】2010年 葵祭


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京都 葵祭 walktop page


1006aoi01.htm
1.葵祭の由来となった植物「ふたば葵」


1006aoi02.htm
2.都 葵祭行列見物 walk


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    1006aoi01.htm  2010.6.1. by Mutsu Nakanishi