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〔写真アルバム   陽だまりハイク〕  
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    ほのぼの鉄道 福井 えちぜん鉄道 と 雪を戴く白山連峰 2009.4.3.


 
 

              参考 弥生後期から古墳時代にかけて 福井平野は「鉄」の先進地  0905echizen04.htm
 資料 「北陸の玉と鉄」弥生王権の光と影   大阪府立弥生文化博物館より

 
九頭竜川流域が気になりだしたのは 北陸の鉄をバックに天皇になった継体天皇の系譜が福井にあることや北陸 弥生後期の玉作り工房を調べだしたのがスタート。

暴れ川九頭竜の名は製鉄関連地名かと思ってその痕跡を求めてwalkをはじめたのですが、福井平野「のたうちまわる」暴れ川の 流路から来ていると聞いてちょっと後ろ向きになっていました。 

最近 北陸の製鉄関連遺跡や北陸玉作り文化などを調べていて、この九頭竜川本流の流域が、古代鉄の先進地であることを知り、九頭竜川は福井の母なる川であるばかりでなく、
やっぱり、北陸の古代鉄の故地であると。

越の国を治めた最初の大首長の古墳 
手繰ヶ城山
九頭竜川の左岸近くの平地 越前鉄道東藤島駅近くの福井市泉田町の集落 遺跡「林・藤島遺跡」(弥生後期、西暦200年頃)から全国 でも最多の出土数となる1000点を超える鉄器、鍛冶(かじ)跡が見つかり、当時の福井が(越の国)が鉄器の先進地域であった事を明らかにした。
また、そこからすぐ南約3kmの永平寺町の松岡丘陵には、紀元3世紀から7世紀にかけての約 50基の古墳から形成されている松岡古墳群がある古代山と王権に統合されて行く過程での北陸大王国の王城の地であることを知りました。古墳には数多くの鉄 器が副葬されている。 そして、この北陸王権が林・藤島玉造り工房などの鉄器の物流を支配していたと考えられている。
福井平野東部 林・藤島遺跡から出土した鉄器 弥生後期
上記しましたように和鉄・製鉄遺関連地がこのえちぜん鉄道沿いにあること理解したのですが、
まだ資料そろわず、青春18キップによる時 刻表 と見比べながらのwalkでは せわしなくて・・・・・・。
今回は えちぜん鉄道に乗ることと九頭竜川本流から白山を眺めてくることにしました。

九頭竜川に合流する継体天皇の故地である日野川流域もまた和鉄・製鉄関連地。 
こちらとあわせ是非「鉄の故地 越の国」 Walkを別途 歩こうと思っています。

また、北陸王権の盛衰を眺めると古墳前期 旧鍛冶技術から新高温鍛冶技術への置き換わりによる鉄器工房の衰退が
見て取れる。このことは 淡路に於ける垣内 遺跡の盛衰と良く似ているといえなだろうか・・・・・・

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