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       【2009和鉄の道】 初秋の青森・秋田風来坊【2】     by Mutsu  Nakanishi
      11. 秋田県中央 マタギの里「森吉山」  と  縄文の環状列石「鷹巣 伊勢堂岱遺跡」を訪ねる


11-1. マタギの里 阿仁のリンドウの花満開の森吉山ハイク 
                        2009.9.6.      0911ani01.htm 2009.11.5.
● 阿仁合駅⇔阿仁ゴンドラ⇔石森⇔森吉山山頂 往復
 
阿仁合駅==(連絡バス)==阿仁ゴンドラ山麓駅==(阿仁ゴンドラ)
== 阿仁ゴンドラ山頂駅==石森==避難小屋==稚児平==森吉山山
● 阿仁合駅⇒阿仁前田駅⇒森吉山北麓秘湯マタギの宿杣の湯〔泊〕
駅前から連絡バスで阿仁ゴンドラの山麓駅までかつての阿仁銀山の坑口をつなぐ鉱山道と運転手さんが教えてくれた。
乗客は一人。 久しぶりの長いゴンドラ。
登るに連れ、左から右に伸び稜線の右手になだらかな森吉山の大きな山体がみえだし、山体を覆う素晴らしいブナの大樹林帯林から青森トドマツの大原生林に変ると阿仁ゴンドラの森吉山頂上駅。 


少しかすみがかかっていて遠望は利かないが、眼下 阿仁の谷の向こうに北に白神・鳥海 そして中央に奥羽山脈の峰々の大パノラマ。 そして すぐ道脇で青いリンドウの花が出迎えてくれる。


森吉山頂上へと続く稜線尾根の登山道はなだらかなよく整備された登山道。道脇には次々とリンドウの花が出迎えてくれる。こがつめ山荘からの縦走路と合流する石森の頂上からは残念ながら山の特定はよくできなかったが、
東北の名峰が見渡せる360度の素晴らしい大パノラマ。そして 前方の大きな森吉山へと続く縦走路が手に取るよう。
小さな上り下りはあるがなだらかな稜線歩き。 

樹林帯にはいりこんだり、湿原をふけたり、展望をたのしんだり、道脇のリンドウほか高山植物の写真を撮ったりの約1時間ちょっとの素晴らしい稜線walk。避難小屋にはクマ出没注意の張り紙が忘れかけていたマタギの山であることを思い起こさせてくれる。

頂上周辺はもう紅葉が始まって、ここだけはもう素晴らしい秋。360度の展望も。 頂上部周辺は露出した狭い岩山になっていてハイキングの人たちが鈴なり。頂上三角点を踏んで、周囲の山々の案内板で方向と遠望できる山々を確認して、ひとつ南の小さなピーク岩舟まで行って、 地図を広げて360度の展望をひとしきり楽しむ。

遠く日本海や 鳥海 岩木山 早池峰の山々まで見えるとあるのですが、快晴ながらかすんでいて、これらの山の同定は出来ませんでした。

頂上から東麓の桃洞渓谷へ下る人を探したのですが、行き当たらず。頂上からそのまま南の阿仁マタギ駅へ下る道は人も少なく長いと聞いて 宿の手配も出来ていなかったので、 山上散歩をしながら引き返して、阿仁ゴンドラで阿仁合駅へ。

シーズンオフで 鉱山植物に出会いないとおもっていましたが、幾つも咲く青いリンドウほか 幾つもの高山植物 そして なにはさておいても 草紅葉が始まった湿原が点在する青森トドマツの原生林 おとぎの森を抜けて行くように思えた素晴らしい山上ハイクでした。
リンドウの花満開の初秋 森吉山ハイク   森吉山頂上で     2009.9.6.


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この森吉山のもうひとつの魅力はこの山の周囲の渓谷にかかる幾つかの美しい滝群と紅葉。特に森吉山東山麓の桃洞渓谷にかかる桃洞滝へは是非行きたかったのですが、山と滝の両立は車を動かさないと無理のようでした。
阿仁合駅やゴンドラの静かさがウソのように 森吉山山頂や登山道で何人ものハイカーにであいましたが、アクセスが悪いので、自動車登山の人がほとんどのよう。
また、登山道で出会った幾人かに山の東側桃洞滝側への道のアクセスを聞くのですが、
「熊に出こわすかも知れぬし、林道に降りても 本当に遠いので、車かタクシー頼んでないとやめた方がいい」と言う。

やっぱり 高さは低いのですが、秋田の中央にどっしり構える大きな山であることを再認識。状況がよくわからず、

次回です。
また、東北最深部の山 展望が開ける稜線の尾根筋でしたが、僕の携帯ではほとんど通じず。阿仁合駅の案内所で宿泊やタクシーの電話番号を幾つか聞いていたのですが、ダメでした。もう一度 今度は滝を見にこようと・・・・・。

阿仁合駅の案内所に再度立ち寄って、山麓での宿泊を世話してもらう。 

朝案内所で一度色々教えてもらった人たちが親身にあちこち電話してくれて、森吉山東山麓 阿仁前田駅から奥に入った渓流沿いの一軒家マタギの宿秘湯 杣の湯を紹介してもらい、なんとラッキーなことに阿仁前田駅まで迎えに来てもらった。 
山の宿に泊まって 渓流の音を聞き地酒を飲みながら山菜と鯉を中心とした山の料理を食べるのも初めて。
ゆったりとマタギの里を感じる一夜でした。

 
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0911ani01.htm    2009.11.5.  by Mutsu Nakanishi