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【2009和鉄の道】 初秋の青森・秋田風来坊【2】   【mp4動画】&【Photo Album】

11. 秋田県中央 マタギの里阿仁「森吉山」 と 縄文の環状列石「鷹巣 伊勢堂岱遺跡」を訪ねる
0911ani00.htm 2009.11.5. by Mutsu  Nakanishi 
高さ1454m 秋田の名山  阿仁マタギの里の森吉山 
縄文の環状列石 鷹巣 伊勢堂岱遺跡
2009.9.6
11-2
2009.9.7


初秋の青森・秋田風来坊【2】  【総合mp4動画再生中】
秋田県中央 マタギの里阿仁「森吉山」 と 縄文の環状列石「鷹巣 伊勢堂岱遺跡」を訪ねる

基本映像(推奨 640x480)   再生しない時は こ こをクリックください     by Mutsu Nakanishi
 
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9月6日早朝 6時04分青森発の奥羽本線特急に乗って秋田県鷹巣へ。1時間30分ほどで鷹巣に到着。青森からは意外と近い。
今回は鷹巣から秋田県中央奥羽山脈の山間を走り抜ける秋田内陸縦貫鉄道に乗ってマタギの里阿仁に分け入り、秋田県中央に聳えるマタギの山森吉山に登る。
翌日は鷹巣へ戻って9年前の2000年の秋に訪ねたことがある縄文のストーンサークル伊勢堂岱遺跡を訪ね、すぐ傍に位置する秋田北空港から帰りもシルバー割引を使って大阪へ帰る予定。

森吉山周辺阿仁地方は奥羽山脈の一番山深いところでマタギの暮らしが最後まで残った所として知られ、また、山麓には古くから栄えた阿仁銀・銅山がある秋田鉱物帯の中心部でもある。
古くは「秋田山」とも呼ばれ、この地方の人たちの信仰を集めた山。
日本百名山を記した深田久弥が 「 この秋田の名山を百名山の一峰に入れたかったが、基準とした1500mに46m足らず、入れることが出来なかった 」との話が伝わる秋田県の中央に独立峰としてどっかり座る名峰。 
花の山としてよく知られ、山麓の渓谷には美しい滝群があることでも知られるが、交通の便が悪く、情報もあまりなく行ってみないと判らない。
インターネットほか何を見てもアクセスが悪いと書かれている。そんな奥深い奥羽山脈の山奥を秋田内陸縦貫鉄道が、森吉山山塊の下をトンネルで潜り抜けて、北の鷹巣から南の角館までをつないでいる。 この秋田内陸縦貫鉄道に乗るのも魅力のひとつである。

インターネットで調べるとラッキーなことに「9月は日曜日のみ森吉山の稜線へ登る阿仁ゴンドラが動いている」と書いてあるので 阿仁合駅で降りて、このゴンドラに乗れれば楽チンで頂上へ行ける。通常の一般ルートは 阿仁前田駅からタクシーを飛ばして 山の北側のこめつが山荘登山口から尾根筋を上らねばならず、また、帰りも迎えに来てもらわないといけないという。森吉山東麓桃洞滝にも行きたいが、そちらもタクシーを事前に往復予約する必要があり、今回は森吉山に登ることを第一に。
いつもの事ながら風来坊 行けば何とかなるだろうと。
でも 行ってみて、 稜線ハイクの楽しさとともに、山の感じ以上に山深く、車がないと本当に動けぬこと また、タクシーもおいそれと頼めないことなど、森吉山の大きさを後で知りました。


秋田県の中央部 秋田内陸縦貫鉄道が走る 鷹巣・阿仁地域 概略図

まだ、昨日の三内丸山遺跡での「縄文のお月見」の余韻が残っているが、大鰐そして碇ケ関を越えると秋田県。山間を縫って下ると能代へ注ぐ米代川の中流の盆地大館 そして 次に鷹巣に着く。
青森からは約1.5時間。以外にも 青森からは日帰り圏で行けるのにびっくりです。
鷹巣は周囲の町を合併して 現在は北秋田市という。

また、市街地のすぐ南の丘陵に秋田北空港(大館・能代空港)があり、東京・大阪それぞれ1往復づづ便がある。
                                  秋田北(大館・能代)空港

日曜日であり、森吉山に出かける人も多いだろうと思っていましたが、やっぱりシーズンオフ 鷹巣から秋田内陸鉄道に乗り継いだのは 以外にも数名。本当に阿仁ゴンドラは動いているのか心配になって、運転士さんに聞くがわからないという。

もう一組 阿仁前田から桃洞滝へ行く人と乗り合わせたが、やっぱりタクシーを頼めないとあせっている。  途中で運転士さんが連絡照会してくれて 阿仁ゴンドラが動いていることを確認してくれて 阿仁合駅から阿仁ゴンドラで森吉山へ登ることにする。 あわよくば、そのまま森吉山東麓桃洞滝の方面へくだれれば・・・と淡い期待も持ちました。〔結局ダメでしたが・・・〕
 
鷹巣駅
秋田内陸縦貫鉄道路線 
阿仁の山間を流れる阿仁川
森吉山の登山口阿仁合駅
米代川に注ぐ阿仁川沿いから森吉山を抜けて角館へ 秋田中央部を南北に走る秋田内陸縦貫鉄道  2009.9.6.
青森・秋田の県境を抜ける時には朝霧で真っ白でしたが、鷹巣からは真っ青の快晴。素晴らしい山歩き日和。
これはラッキー。気分も浮き浮きである。 
鷹巣駅をでてすぐに米代川を渡って伊勢堂岱遺跡の丘の横を通り抜けて南へ森吉山から流れ下る阿仁川沿いを鷹巣の盆地から山間をさかのぼって約1時間で森吉山西麓 阿仁川の左岸段丘の上三角屋根の阿仁合駅に到着。駅へ入るすぐ手前に鉱石屑が山積みされているのが見えたが、かつての阿仁銀銅山の中心地である。マタギの里「阿仁地方」。
どんな奥深い山中に秋田内陸縦貫鉄道が分け入るのかと思っていましたが、案外明るい山間の阿仁川を遡ってきたのにちょっと拍子抜け。もっともこの駅からさらに阿仁川を遡って。森吉山をトンネルで抜けて角館に出るので、阿仁合駅から先の方が険しいのだろう。日曜日の朝 駅前も閑散 一度着たかった阿仁に居ることがうれしい。


観光案内所で森吉山の登山情報や宿の情報を仕入れて出発。花のシーズンはずれと思っていましたが、今森吉山の稜線の登山ルートはリンドウの花が満開だと教えてもらって、うれしくなる。

      6日  リンドウの花満開のまたぎの里阿仁 森吉山ハイク

      7日 鷹巣 縄文の環状列石群 伊勢堂岱遺跡 再訪
を写真記録PDFアルバムに纏めました。
11-1
2009.9.6
11-2
2009.9.7.



 
 
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