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古代近江湖南の製鉄遺跡群を湖南アルプスより眺 める

ナイフリッジの尾根が続く湖南アルプス(太神山・堂山) & 南郷洗堰Walk  2009.7.12.
0907tnkmi00.htm  2009.8.1.  by Mutsu Nakanishi

湖南アルプス 堂山  背後に古代湖南の製鉄地帯 南郷から瀬田丘陵 がみえる 堂山の尾根筋より  2009.7.12.


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古代近江湖南の製鉄遺跡群を湖南アルプスより眺める
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本年5月 宇治の喜撰山ダム を訪ね、宇治川沿いを遡って、南郷洗堰目前で日没になって帰って来ましたが、ぜひとも関西の水瓶「琵琶湖」の流れ出し口「洗堰」に立ちたいと。 
琵琶湖・南郷洗堰を流れ出した水が瀬田川・宇治川と名前を変えながら、西に逢坂山・音羽山の山群 東に瀬田丘陵・湖南アルプスと呼ばれる田上山地の間の狭 い峡谷を宇治へ流れ下る。これらの山群は古生層に花崗岩が貫入してできる接触交代鉱床のある近江湖南の鉱物資源帯で古代にはこれらの山々の山裾には出土す る鉄鉱石を原料とする古代の製鉄場 南郷製鉄遺跡群 田上製鉄遺跡群 瀬田丘陵製鉄遺跡群が点々と存在する古代近江の大製鉄地帯である。
5世紀後半から6世紀に始まった鉄の国内生産はこの瀬田丘陵に作られた官営製鉄場で鉄アレイ型量産炉の開発など古代の製鉄技術が完成され、当時鉄を大量に 必要とした重要拠点 東北・九州・北陸などの製鉄へと花開いていった。 
 
近江湖南に分布する接触交代鉱床と湖南の製鉄遺跡群
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このように 日本の製鉄技術が育まれた地であり、それをもたらしたのは太神山(田上山)を盟主として背後にそびえ、荒々しい花崗岩質の山肌を見せる田上山 地山から産出した鉄鉱石といわれている。これらの山々はそれほど高くはないが、崩壊が進む花崗岩質の山肌をみせ、湖南アルプスと呼ばれている。この湖南ア ルプスに登るとその稜線からは、琵琶湖・この製鉄遺跡群そして琵琶湖から流れ下る瀬田川が一望できる。
「湖南アルプスに登って 湖南の製鉄遺跡群をながめ、流れ下る瀬田川を一望して、古代製鉄幕開けのイメージを作ろう。
また、これで、琵琶湖から大阪湾に流れ下る瀬田・宇治・淀川のWalkも完成できる」。
南郷の対岸 黒津から西にそびえる湖南アルプス 
左端堂山 その右横奥 :三角錐の美しい姿の盟主 太神山 右中央 :笹間ケ岳
瀬田川・南郷洗堰
湖南アルプス堂山周辺尾根からの眺め
堂山から瀬田丘陵・琵琶湖

【湖南アルプス・南郷Walk 行動図   2009.7.12.】


梅雨の晴れ間を待ちかねて この近江・湖南アルプスWalkに出かけました。
神戸からだと新快速でJR石山駅まで約1時間 すぐですが、登るのは初めて。
湖南アルプスは関西では良く知られたハイキングコースですが、登山道を示したルート図を手に入れなかったので、今回は盟主で一番ポピュラーな太神山に登っ て、それから展望の開ける堂山へ登る。そのあとは是非 瀬田川南郷洗関まで歩き、湖南製鉄遺跡群の中のどこかがみられれば・・・・と。
ちょっと出発が遅くなりましたが、昼前に JR石山駅に着き、タイミングよく「湖南アルプス登山口」行の帝産路線バスに飛び乗って、瀬田唐橋を渡って、瀬田川沿いを南下。 南郷洗堰のてまえ、黒津 から正面に湖南アルプスの山並みを眺めながら東へ田園地帯を抜け、湖南アルプスの麓 太神山からまっすぐ西へ天神川が流れ下る田上へ。 
この天神川に沿って 田上の集落を抜け、堂山の麓 山にかかる所が、湖南アルプス登山口だった。
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0908tnkmi00.htm   2009.8.5.   by Mutsu Nakanishi