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北東北縄文Walk 【2】
縄文の森に抱かれて 600を越える土屋根の竪穴式住居群 縄文の村がそっくりそのまま残っていた
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ストーンサークルを取り囲む土屋根の竪穴式住居群 御所野縄文遺跡 探訪
縄文中期後半   岩手県一戸町  2008.10.30..
0902nhe00.htm  2009.2.5.  by Mutsu Nakanishi

1. 縄文の大集落 御所野遺跡 Walk
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1.3. 漆の復元人工林
 
縄文博物館で是川遺跡を見てきたことや 一戸の隣町「漆」の名産地 浄法寺の漆を見に行きたいと話すと、ここでも漆掻きを実践しているので、
漆の人工林に行けば、漆の木に幾筋もつけられた漆掻きの跡がみられると教えてもらった。
この一体は昔から続く漆の名産地 縄文晩期には是川遺跡を始め、この馬淵川流域周辺の縄文遺跡からは縄文漆の素晴らしい遺物が出土している。 
縄文中期には三内丸山遺跡で人工的に栗林が維持され、栽培農業が始まっていたが、この地方では漆の栽培がすでに広く行われていた可能性がある。そんなイメージを意図した漆の人工林の復元との事。
                          御所野遺跡の漆の復元 人工林    2008.10.30.
御所野遺跡のある一戸・浄法寺周辺の森は今に続く古くからの漆の産地  
この周辺から縄文漆の遺物が多数出土するのも この地域の漆がルーツかも知れない。
「北東北の盛岡へ行ったら、漆の名産地 浄法寺町へ行って 漆掻きの林を訪ねたい」 と思っていましたが、
思いもかけず、御所野遺跡の中でこの漆の林を見ることができました。 これも 本当にラッキーでした。
御所野遺跡中央のむらと西の村の間の草地の南側の端に漆の木が栽培されていました。
漆掻きの絵は何度も見たことがありますが、実際に漆の木に幾筋もつけられた漆掻きの跡を見るのは初めて。
この「漆」のルーツをたどればこの地方で大きく花開いた「縄文の漆」文化の系譜にちがいない
 
縄文の漆  御所野の森に復元された漆採取の林  2008.10.30.


縄文の漆


                                    縄文の漆 御所野の森に復元された漆採取の林  2008.10.30.
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0902nhe01c.htm   2009.2.5.  by Mutsu Nakanishi