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和 鉄 『たたら』探訪 & 『風来坊』 Country Walk

2009年 2月  from Mutsu Nakanishi

 【  Monthly  Page    2月 】 2009.2.1.
水仙の花言葉は   うぬぼれ 我欲 自己愛  神秘   
パンジーの花言葉は   つつましい幸せ 思慮深い・心の平和・誠実な愛・信頼・忠実
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2月になりまたが、とりたててなにも無いのですが、なんとなく不安感の漂う毎日です。
本当に何か いいことないか〜な? です。

また、ちょっぴり 風来坊・年金生活をやっていることに後ろめたさも感じています。
この厳しい時代に 心に響く言葉がないものか・・・・と。

混乱の時代に 
          
  「  変えられないものを受け入れる    心の静けさ  
           変えられるものを変える     勇気と  
              その両者をみわける      英知を 」 

   「自分の身は自分で守る意志  行動は周りの人にも眼を向けて 」

そんな知恵しか出てこないのが悔しいが、自分のできることを・・・・・と。

この季節になると毎度ながら、「鬼」が気になる。
最近は「福は内 鬼は外 」から 「鬼も内 福は内 鬼も内」と教えるところが多くなっている。
「地球上に生きとし生けるもの みな共生する仲間」だからと・・・・。 
昔話の現代版書き換えと同じで、ちょっと行き過ぎの感じがするのですが・・・・。

久しぶりに 街に 人を助ける良い鬼 厄除け「鬼」の鈴 が売られているのを見つけて 思わず買いました。
かわいらしい顔で振ると「からころ」と澄んだ音がする。
昔 奈良元興寺に「がこぜ・元興神」という鬼がいて 悪者を退治したことから、
奈良元興寺の節分祭では「鬼は内、福は内」というそうです。
   
        奈良元興寺の厄除鬼 「鬼は内 福は内」

あの怖いすごい形相の蔵王権現三体が祭られている吉野の蔵王堂も、
追われた鬼をあつめて、改心させて 「鬼は内 福は内」という。
「鬼」は自分たちとは異なる集団を「鬼」として排除してきた遠い昔の名残り。そんな中に製鉄の集団もいたという。
「いつも 一生懸命働きながら 騙されて 退治される」そんな鬼が日本各地で語り継がれてきた。
「鬼は外 福は内」と言いながら うちでは鬼に感謝し、憎めない。
そんな構図が「鬼は内 福は内」の言葉として民衆の中で語り継がれてきたのではないかと思っている。

最近の世相を思いつつ、また、 いろいろな困難に直面している人たちを思いつつ、
「共に生きる」との姿勢を願って「 福は内 鬼も内 」 と。
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■ from Kobe  2009年2月 またまた ぶつぶつ 混乱の時代に 

                                  2009.2.1. 

                                 神戸にて Mutsu  Nakanishi 

■ 神戸の町で

関西で蒲鉾屋の「てんぷら」と呼ばれるさつまあげに近い魚の練り製品が好きなのですが、小さな蒲鉾屋が自家製で作る街の味。
ごたぶんにもれず、最近の原料高 価格維持に一苦労。
ほかの粉原料を入れると大手大量生産組と味が変わらなくなってしまう。
その対応が 面白い。
ある店は 大きさが半分にも・・・・。 また、ある店は 大きさは同じなれど、薄い薄い。
下町の味とよく言われるが、味を守ることは 本当に難しい。

ところで、ここ数年、蒲鉾屋のコロッケがひそかに流行っている。
上記した「てんぷら」の原料を工夫し、それにパン粉をつけ、見た目には通常のコロッケ 蒲鉾やのコロッケ
これが 絶品で また 店店で味が違う。

全国的に肉屋のコロッケ 神戸コロッケが有名になって 街で行列ができていますが、
もう 次のコロッケがひそかに 流行ってます。
 
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蒲鉾屋のてんぷら・さつまあげ
蒲鉾屋のコロッケ
 
26日 春節祭  神戸では 南京町を中心に華やいだ雰囲気が街に漂い始めました。
明るい春が待ち遠しい時節です。

                                      2009.1.24.

■ 淡路島で弥生時代後半の大鍛冶工房跡が出土  すごい遺跡です
 

鍛冶工房跡 航空写真インターネット

鉄素材と思われる大型鉄製品
弥生時代後期(1世紀〜3世紀前半)の大鍛冶工房集落 「垣内遺跡」 淡路市黒谷 2009.1.25.朝
1月22日深夜 ラジオを聴いていると 淡路島 淡路市 カイト・垣内遺跡で 弥生時代後半の大規模な鍛冶工房跡が出土したと伝えている。
 弥生時代後半といえば、 国内で鉄を作ることができず、武器・農具製作に必要な朝鮮半島の鉄素材入手を競った時代。 
大和王権成立の前夜  邪馬台国の位置論争の時代である。
当初 鉄の技術は北九州諸国が独占し、 その後 出雲・伯耆・丹後・吉備 そして 大和・畿内へ鉄の蓄積が東進して行く。
そんな日本激動の時代 朝鮮半島から九州・瀬戸内海から畿内・大和への鉄の道の東端 淡路島に鉄の大加工基地が出土したという。
しかも、卑弥呼の時代と重なっている。
    
これは すごい。 邪馬台国が畿内・巻向にあったとする大和説に有力な論拠になる。

垣内遺跡のある淡路市は淡路島の北半分 旧北淡町などが合併してできた町 野島断層が通る町で その直ぐ南側である。
早速、インターネットで垣内遺跡の位置をインターネットや淡路市に照会して調べる。

淡路島でこの時代の製鉄遺跡が出るだろう。 出るとしたら 早くから開けた平野部が広がる南側丘陵地と思っていましたが、
北西部の丘陵地とは ビックリです。

でも どんな風に どんな大きさ・形の鉄素材が国内にもちこまれたのか?? また、たたら製鉄が始まる5世紀後半まで、どんな風に製鉄技術が繋がってきたのか 謎を解く鍵のひとつ。

 1月25日(日) 現地説明会ガあると聞いて 是非出かけたいと思っています。

                                                                                    2008.1.22.  夜 ラジオをきいて

雪が舞う1月25日 淡路市の「垣内遺跡」の現地説明会に行ってきました。
また、ゆっくりまとめますが、その第一報の写真です。
西正面に男鹿島などの家島群島 右手に姫路の海岸線が見晴らせる小さな尾根筋の傾斜地に10棟の初期の鍛冶工房トータル17棟の建物跡が密接して出土。 これだけ多くの弥生の鍛冶工房が密接して見つかったことに驚いています。しかも、瀬戸内の東端 大和への入口で・・・・。
見たかった大型素材もバッチリみました。
うっすらと雪で地面が濡れて 炉跡が見えるか心配しましたが、うっすらと被熱し赤茶けた土の炉跡がいくつも見えました。
この時代には まだ 地面が掘られず、羽口も無い。尾根筋を吹き上げる自然通風の中で鍛冶作業がなされたようだ。
それにしても 大和王権成立へと進む前夜 すごい鍛冶集落が畿内の入口に出土した。
尾根筋の一番上に立って、出土した大鍛冶工房跡 そして そのむこうの瀬戸内海をみていると 鉄の道のロマンが次々と頭に浮かんできます。

また、別途まとめて お知らせします。
                                   2008.1.25. 淡路市 垣内鍛冶工房遺跡で
 
大型鉄製品が出土した鍛冶工房跡  2009.1.25.
竪穴住居の壁際に大型鉄製品 中央部に3つの炉跡・石槌が出土
遺跡の一番上の端から尾根筋に広がる遺跡全体を見る  2009.1.25.
標高約200m   海岸から約3KM その先に瀬戸内海を見晴らす

■ 北東北の縄文【2】  御所野縄文遺跡Walk

 
昨年10月末に出かけた北東北縄文の旅 
青森 是川縄文遺跡Walk に引き続いて 岩手県一戸 御所野縄文遺跡Walkを遅ればせながら、まとめました。

縄文時代の竪穴式住居の屋根に土が載っていたことをはじめて明らかにした青森三内丸山遺跡とならぶ 縄文時代中期後半の大集落遺跡。

御所野遺跡は 縄文の森がぐるりと見渡せる山裾の台地の上に ストーンサークルのある広場を中央にその周囲を 緑の三角型 土屋根の竪穴式住居群ガ取り囲む大集落。
縄文の森がぐるりと取り囲む丘陵地の上に 土屋根の竪穴住居群が復元され、縄文のしすがかな落ち着いた空間が御所野縄文公園として整備されていました。

是非とも見たかった土屋根の竪穴住居群 シンプルで本当に美しい姿でした。


■ 和鉄の道 12月のホームページに更新しました

今月ホームページには下記しました2件を取りまとめました。
    1.  北東北の縄文【2】2008.10.30.
     縄文の森に600を越える土屋根の竪穴式住居群 
       縄文の村がそっくりそのまま残っていた
      ストーンサークルを囲む土屋根の竪穴式住居群 御所野縄文遺跡探訪 
           1.   縄文の大集落 御所野遺跡 Walk 
            2.   御所野遺跡の概要と御所野遺跡の出土遺物 
       【追加】 岩手県滝沢村 湯舟沢ストーンサークルにも立ち寄りました

    2.  from Kobe  2009年2月 
         またまた ぶつぶつ 混乱の時代に 
      じっとはしておられない。「Challenge !! 」  
        眼一杯の効率主義を捨て ゆとりある「質」へ キーワードは 「環境・エコ」 「共生・融和」の追求だと

        相変わらずですが、暇な折にでもご覧ください。

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2009.2.1.   index.htm  by Mutsu Nakanishi